ドイツレベル 1/24 カーモデルシリーズ トラクター ポルシェ ディーゼル ジュニア 108


工数見積もりが甘く本日予定していたドムトローペンの完成が火曜日にずれ込みます。

という事で作業の流れを共有出来るため並行して作っているドイツレベルの 1/24 ポルシェトラクターの進捗報告を投稿させていただきます。


並行して10個前後プラモを作っているとどうしても紛失リスクが高まりますのでこのようにタッパ系樹脂ケースやチャック付きビニール袋などに収納して部品管理しています。

普段は色で分ける事が多いのですが、パーツ数が少なめの場合はこのように全部ぶっこんでおくのも有効です。この箱をなくさない限りパーツを紛失する事がないですから。


今回はまず白いパーツを塗装していきます。
整形色が見事でこの微妙に濁ったクリーム色を塗装でも再現したいところです。

まずガイアのピンクサーフェイサーを吹いて下地とします。


その後、同じくガイアノーツ社バーチャロンカラー「トムキャット ウォームホワイト」と吹きました。

キャラもの用に開発された塗料の様ですが、スケールモデルでも非常に有効です。

絶妙な濁りの入ったクリーム色で、白過ぎる仕上がりにしたくない時特に威力を発揮します。


レディッシュウォームホワイトを吹いた後で組立説明書の写真を見るとかなり赤みが強いので驚きます。個人的にこれは好みではないので整形色よりの発色を優先して制作していきます。


塗料の乾燥中手持ち無沙汰になるのでエンジンカウル周辺の工作もおこなっていきます。


キットではクロムメッキされた銀色の鶏冠?状パーツを挟み込む構造なのですが、これは鶏冠側の受け部分をC字状にカットすれば簡単に対処出来ます。

カウル側の合わせ目はかなり前にタミヤセメントで溶着しておきました。


カウル自体が跳ね上がる構造となっており、完成後も中を見て楽しむ事が出来ます。


ただ、可動部がどこかに引っかかってゴリゴリしたクリック感があり、これが完成後塗膜を派手に傷つけるであろうことは容易に想像出来る不吉な構造となっております。


カウルの内側を改めて観察するとレール状の突起等があり、接触してそうな所を削りました。


あと左右接続用のスナップフィットの接合部は根こそぎ削り落としました。

それ以外にもカウル跳ね上げ時にカウルの縁が車両側に接触する箇所があったためそこも外観を損なわない範囲で内側メインで削っています。

作業前の写真を撮り忘れましたので本キットをこれから制作されるという方はこの写真を参考にしていただければ幸いです。


これでかなりストレスなく可動するようになりました。


本キットの制作レベルは「2」であると箱に示されていますが、 レベル「4」が妥当だと思います(笑)


以前作った 1/48 スピットファイアMk.IIが制作レベル「3」とありますがこちらの方が簡単に完成します。


昔お土産にいただいて作ったホルテン Go229はレベル表記ないですが体感で「2」かな、ポルシェトラクターの方が難易度高いことには変わりありません。


昨年作った同社の 1/48 複葉機ケイデットは制作レベル「4」となり如何にも難易度高そうなイメージがありますが、私はケイデットの方が簡単に感じます(苦笑)どういう基準で難易度設定しているのか誠に謎です。

さすがに「5」と書かれているものはガチで5なんでしょうが、パーツ数が多くて5になってるだけで非常に作り易いキットが結構あると思います。

反対にこのポルシェトラクターはパーツ数も少なくイージークリックキットという位置付けですが、とてもイージーだとは言えません。ガンプラビルダーの方がいきなりこれに挑戦したらかなりの確率で挫折されると思います。先述のケイデットやスピットファイアの方がプラモとしての完成度が高いため、安心して組み上げる事が出来ます。

今年は当ブログでも「5」に限らずドイツレベル社のプラモをバンバン作っていきますので、その過程でキットの素性をお伝え出来ればと思います。

基本的に箱のレベルゲージに惑わされず作りたいものを選んでいけば良いのではないかというのが私の感想ですかね。


まぁ、そうは言っても地道に作業していけば形にはなるレベルには当然達しているので途中で投げ出さない限り形になります。

カーモデル的に仕上げるならばやっぱりピカピカに仕上げたいなと思いましてカウル部分はやはりテカテカに仕上げたいなと思います。

その反面、最終的にはヴィネット形式で完成させたいのでその際、車体だけ小綺麗だと違和感があったりするのだろうか、とも思ったりして少々悩むところではありますが、その辺も楽しみながらどう見せるか決めていきたいと思います。ということで今回は以上です。

明日はグローバルホークの進捗記事を予定してはいますが、気まぐれで何か他のキットの進捗報告になるかも知れません。

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