今回はバンダイ 1/12 ストームトルーパーでございます。
あまりにも出来の良いキットなのでパチ組みレビューでありながら事実上の完成報告とさせていただきたいと思います。
去年の暮れ頃から始まったバンダイのスターウォーズ関連プラモデルですが、まさにハズレ無しの破竹の勢いで次々と名作キットがリーズナブルな価格帯でリリースされております。
正面。
まるで劇中から飛び出して来たかの如き出で立ち。
スレンダー過ぎるというご指摘もありますが私はこの体型で良かったと思います。
ちなみに年末発売されるファーストオーダー・ストームトルーパーはずんぐりしたリアル体型になっていました。
※東京出張のついでに駆け足で模型ホビーショー2015に立ち寄ってファーストオーダー版の現物を見てきました。近くレポート記事を投稿致します。トンデモない量の写真を撮ってきたので整理中です(笑)
ちなみに今回は基本的にパチ組みです。
付属のテトロンシールを数枚貼って極々僅かなスミ入れを行い銃器をひとつだけ塗装したのみです。
グロスインジェクションによる外装の成型も見事なためトップコートさえ吹いておりません。
すなわち本キットは箱から取り出してパチパチ組み立てるだけでこの完成度のストームトルーパーが出来上がります。脅威的なバンダイのテクノロジーです。
背面。
頭部。
一部付属のテトロンシールを貼っておりますがパーツ分けも細かく造形も文句無しです。
ゴーグル部分はダークグリーンのクリアパーツ。エラ?のスリットはテトロンシールと水転写デカールが付属しますがここはスミ入れペンでスミ入れしました。
唯一目立つ合わせ目が後頭部に出ます。
背中。
腰には筒状の装置があります。
その下にある蓋パーツを外すと3mm穴が出てきますのでここに汎用スタンドを接続したりすることが出来ます。
早速魂STAGE に接続してみました。
可動ギミックに関しては当初ガンプラ等で使っているPCや構造をそのまま使ってくるのかと思っていましたが完全に新規でスターウォーズ関連独特の機構も盛り込まれております。
立て膝も勿論クリア。
ここから武器のご紹介です。
ホルスターに手を掛けはしましたがまずはこのピストルから。
正式には SE-14r ショートレンジ・コンバット・ピストルというそうです。
なんと1パーツ構成です!
肩廻りもかなり柔軟に動くので自然なポージングが可能です。
申し遅れましたが腹部の黒い点等も成形色で色分けされています。
そしてお馴染みの銃です。スターウォーズ的にはブラスターというのでしょうか。
正式にはE-11という名前だそうです。
指差しポーズの手首が付属しており演技力がアップします。
これぞストームトルーパーといった感じの武器です。
あまりにリアルなので模型を撮っているのか本物の人間サイズの役者を撮っているのか錯覚してしまう程の出来映えです。繰り返しますがパチ組みでこのクオリティです。
左銃持ち手も付属します。
ホルスターは左右どちらにも装着出来ます。
やはり複数体絡めたくなります。
キットの出来そのものが素晴らしいので気軽に複数買い出来ますね!
頭部はやや前方に引き出したりすることが出来ます。ちなみに指差し手首は左右分付属します。
お次はライフル。
正式名称 DLT-19 というそうです。
これだけモナカ構造で合わせ目消しのついでに塗装しましたがそのままでも良いと思います。
狙撃。
撮影し忘れましたが勿論左手でも持てます。
ちょっと中腰気味に。弱そうなポージングも似合います。
握り拳は右手分のみ付属。
スタンドが付属します。
左足の靴にぴったりフィットするので安定感抜群です。
パチ組みレビューでもありますので組立説明書をぱしゃり。
リリース当初は一気に売れまくったので中々購入出来ず割と最近私は入手しました。ですのでアンケート用紙等は付属せず。
ここまで褒めちぎりましたが本キット唯一の弱点はこの組立図だと思います。
はっきり言って見難いのです。ここはガンプラのように折り目でページが切り替わる構成にすべきだったと思います。視点の誘導も直線的なものの方が遥かに見易いと思います。
本シリーズの素晴らしい点としてテトロンシールと水転写デカールが付属します。
パチ組み派にも塗装派にも配慮されています。海外のヘビーユーザーも意識しているのだと思います。
1/12スケールということでちょうど良い大きさで見栄えがします。
かといって大き過ぎる事もないのでコレクション性も高い絶妙なサイジングだと思います。
同シリーズのボバ・フェットと比較!
幸運にして昨日パチ組みする機会に恵まれました。
今月まで従来の名物キャラやビークル関連でファンのハートをガッツリ掴んで、来月から「フォースの覚醒」関連を固め撃ちするという戦略です。
次回予告は勿論ボバのパチ組みレビューです!
こちらも色分けがほぼ完璧なので簡単フィニッシュで仕上げます。以前お問合せいただいたハゲチョロ塗装の手順も伴わせて記事にしていきたいと思います。ご期待ください!
最後は STARWARS CONVERGE と。
ということで色分け良し、可動良し、造形良し、値段良しと最高のキットです。
グロスインジェクションがここぞとばかりに効いていますのでもはやトップコートさえ不要です。スーパーキットと言って過言では無いと思います。
先日サンドトルーパーがキット化されました通り、バリエーション展開の素体としても可能性が非常に期待出来ます。個人的にはタイ・パイロットのリリースを心待ちにしています。
となるとタイ・パイロットがキット化されたらタイ・ボマーも欲しくなるわけでしてバンダイがキット化の権利を取得してくれて本当に良かったと思います。今までスターウォーズ関連の立体物はどうしても高額になりがちでしたから。私の収入では敷居が高かったのです。
本日発売のスレーヴlや来月のファルコン等も超絶ディテールと細かい色分けでありながら破格のプライシングと安定供給が約束されています。本当に凄い時代に突入しました。
グリーヴァス将軍やクローントルーパーフェイズⅡ、ホログラム皇帝(笑)なんかも将来的にはリリースされて欲しいなと思います。
願望ばかり述べても仕方無いので当ブログでもしっかり手を動かしてちょくちょくこのストームトルーパーやタイ・ファイターを量産して投稿していこうと思います。
UCTL殿がストームトルーパーのレビューをして頂けるとは…。
バンダイ製SWのキットはホントに素晴らしい出来ですよね~。ガンプラなどで培った技術が存分に生かされている感じがします。
フェイズⅡクローントルーパー、出て欲しい所ですね。でも個人的には旧三部作のA-ウィングやTIEインターセプターとかも欲しいなと…出してほしいものが多すぎますw
ちーちゃん様
コメント誠に有難う御座います!
TIEインターセプター!すっかり抜けておりました。
これは大本命ですよね。
よくよく考えてみますと旧三部作の目玉メカが結構ありますね。AT-ATも切り札的にキット化してくれると期待しております!そしてまさかのデススターも…(笑)
仕事とガンプラの合間になってしまいますが当ブログでも時間の許す範囲でスターウォーズ関連キットを作って参りますので今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。