エントリーグレード
RX-78 ガンダム をつくる。


本日2020年9月4日ガンダムベース福岡にて先行販売されたエントリーグレード(以下EG)ガンダム、有難い事に私の家から徒歩五分圏内にガンダムベースが出来たおかげで地の利を活かして買ってきました。


店内にはでっかい告知パネルが置いてありました。


午前10時の開店時にガンダムベース福岡の玄関付近を通った際には結構な人数の行列が出来ていたので「流石に購入は無理かやめておこう」と諦めて素通りしていたのですが、用事を済ませて帰り路にダメ元で立ち寄ったら山積みでした。こりゃ有難い。


私が確認した限りですがEGガンダムはこのスペースと、


こちらに文字通り山積みされておりました。


大量にあるとは言え今日は金曜日ですから夕刻も繁盛するでしょうし、明日明後日土日にご来店される方々も大勢楽しみにされているでしょうから私は一個だけ買う事にしました。プラモの世界にも色々な価値観があるのでしょうが、こういう時こそ多くのモデラーと楽しみを分かち合いたいですね。私はそう思います。

それにしてもこの価格!日頃私が安い安いと買い漁っているハセガワ 1/72 飛行機定番モデルの大半より安いのです。もしくはたまごひこーき並みか。。。誠に驚異的なプライシングです。

大量生産する事によるスケールメリットもあるのでしょうが驚異の低価もとい定価700円也。消費税入れても770円です。


早速持って帰ってきました。


箱は非常にコンパクトです。


開封。


ランナー2枚ずつ包装されており、その他に組立説明書が入っております。


組立説明書もカラフルです。


片面4色、裏面1色刷りです。


探しやすそうなパーツ配置となっております。


本キットはなんと全パーツタッチゲート成形となっており指でもぎ取って組み立てる事が出来ます。初めてのプラモデルにうってつけなのではないでしょうか。


接着剤を使用せず組み立てられます。


再度タッチゲートの解説。
さらりと驚異のメカニズム的形状のパーツが写っていますが。

外装と可動軸をひとつのパーツに纏めており、少ないパーツ数でありながら可動範囲の確保に関しても妥協を許さないというBANDAI SPIRITSの執念が伝わってきます。


うんちくコーナーもあり理解が深まります(笑)


裏面は一色刷り。


折り目に合わせてコンテンツがまとまっているので私のように組立説明書は折ってコンパクトにして読みたい人にとって大変有難い構成となっております。


まあガンプラの組立説明書は大抵こんな感じで読みやすく作られているんですがね。なぜかスターウォーズ関連キットの組立説明書はコンテンツをぶった切って折り目がくるものが多いのでこの辺りはガンプラに倣った仕様に変わっていくと有難いのですが。


ランナーは4枚。
システムインジェクションを駆使した多色成形ランナーが二枚。白いランナーが一枚。


安価なキットながらヘルメットなんか一発抜きで大変気合が入っています。


個人的にはこのV字アンテナのパーツ分割に感動しました。紛失リスクと破損リスクを低減している画期的なパーツ構成だと思います。 BEYOND GLOBAL の時も似たような事書きましたか。


早速組みました。
あっという間に形になります。誠に作り易いです。こういうガンプラが欲しかったんですよ、と言いたくなる素晴らしいキットです。

私はバラして表面処理して塗装するつもりだったのでスナップフィットの受け側の穴を敢えてユルく調整したり脛の合わせ目をセメントで接着したりしながら組みましたがそれでも約23分で組み終わりました。

ビームライフルやシールドもしっかりとしたボリュームが確保された造形でこの手の廉価キットにありがちなペラペラ感は皆無で力強い造形が施されています。


太腿にパーツのバラけ防止のためマスキングテープで仮止めしたりしていますが、これは私が後で分解するためにパーツの嵌合を敢えてユルく調整したためであり、キットをそのまま組み立てるとガッチリ噛み合います。パーツの精度も申し分ないもので隙間が出たり異常なポロリが発生するような箇所もありません。


普段パーツ数を明示する事がまずないガンプラですが、今回はパーツ数「74」と明言されています。


今回に限らずガンプラのパーツ数は常に公開して欲しいと思います。

スケモといっても一概には言えませんが、このサイズのキットでパーツ数74ってそれでもそこそこある部類だなと個人的には思います。


今回のEGガンダムは極めてパーツ数が少ない部類という事でパーツ数をアピールしたわけでしょうから、 HGUC やRG 、MG等通常のガンプラは途方もないパーツ数なのでしょうね。それ故にあの色分けとあの可動範囲を実現しているのだと思いますが、スケールモデル作った直後にガンプラ作ると偉くゲート処理や塗装が終わらないな、えらく時間かかるななんて思っていたのですがこれで疑問が晴れました(笑)


RG 版 RX-78 ガンダム と並べてみました。


それぞれ対極にあるようなキットです。オリジン版もまた作って並べてみたいです。


HGUC 234ザクと並べてみました。
どちらもプレーンな面構成となっており一緒に並べると世界観が近い事がわかります。かなり相性が良い組み合わせなんじゃないでしょうかね。


個人的には234ザクのフォルムのままEG化してくれたら山ほど買い込みますが出ませんかね。

F2は12体、オリジン版ザクはリデコ含めたら14体以上、買って完成させてきましたがEG量産型ザクがHGUC234の造形を踏襲して出ようものならその倍くらい作りそうです(苦笑)


立膝も可能です。少ないパーツ数ながら可動範囲も充分な広範さを誇ります。

ビームライフルは左右モナカ合わせでフォアグリップは固定ですがセンサー部分は左右スイング可動します。


関節の構造はHGリーオーや30 MINUTES MISSIONSのキットのフィードバックを元に設計されているような構造が採用されています。


本キットはポリキャップレスです。
写真撮り忘れましたがシールドとビームライフルはそれぞれ左右どちらの腕にも装備出来ます。


あと個人的に大変驚いたのがバックパックです。
これ一体成形なんですよ。バーニアなども漏斗状にちゃんとテーパーが入っており驚異的な抜きとなっております。


少ないパーツ数で非常に優秀な可動ギミックが実装されており、頭部は大きく上を向く事が出来ます。


肩と胴体の接続ポイントもワンパーツで広範な可動範囲を確保しており、このようにラストシューティングを意識したポーズも余裕です。とんでもないガンプラだと思います。


足裏はこのような感じで肉抜き穴がありますが価格を考慮すれば私としては全く文句は出ないですね。まるまる伽藍堂だったりするのかな、なんて事も覚悟していたのでこれは良い意味で裏切られました。

なんせ HGUC REVIVE版ガンダムですらここに肉抜き穴が出ましたから。あちらは曲がりなりにも「ハイグレード」を謳っているわけですからなんとかならんかったんかと思いましたが。

とは言ってもREVIVE版はREVIVE版でかなり価格も内容も頑張っていますからね、余談ですが当ブログの読者の方々はご存知かと思いますが私はREVIVE版4体購入し、3体完成させました。

いまちょっと思い出しただけでもRG は2体。MGVer.3.0は3体、オリジン版 BEYOND GLOBA、BB戦士、 SDCS はそれぞれ1体ずつ作ってきましたので RX-78 もこのブログで結構やってきましたね。ジオン系ばっかりやってるつもりでしたが意外に作ってるんですよね。


股間には3mm丸穴が開口されているので魂STAGE などの市販汎用スタンド各種に接続出来ます。


いつもの丸穴とは言え、股間のど真ん中ではなく後方にオフセットされて開口されています。

3mm丸穴が後方にオフセットされたのは BEYOND GLOBAL あたりからでしたかね。

地味ながら革命的な配慮だと私は思います。スタンドの取り付け基部がガンプラの太腿に干渉し難くなりポージングの幅を狭めません。


脛に合わせ目が出ます。
アンクルガードにも縦方向に一直線のラインが見えますがこれは一発抜きした際に発生したパーティングラインです。


脹脛側にもモナカラインが出ますので組み立て時にセメント溶着させておきました。
脛、脹脛共に非常に消し易い場所です。作り易さについて徹底的に配慮されています。

当ブログでは何度も RX-78 を作ってきましたが、トリコロールもプロトタイプカラーもG3カラーもロールアウトカラーもやってきましたんで今回はまだトライしていない配色で塗ってみたいと思います。


あと余談ですがガンダムベースの玄関付近にガシャポンの宣伝がされていました。地下一階に色々売っているみたいですね。 キハール Ⅱ もガシャポン化されていたとはつゆ知らずちょっと欲しかったのですが基本的に私の少ない稼ぎはプラモに全振りしておりますので購入は見送りました。

ケンプファーもかなりカッコ良かったです。作ったつもりでいましたが HGUCでも MG でもケンプファーは作った事がなかったのでいつか折を見てトライしたいと思います。ちなみに明日はスケモです。ホルテンの木目塗装に挑戦するの巻となります。ご期待ください。という事で今回は以上です。

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