フルメカニクス 1/100 ガンダムグシオン塗装していきます。
サフ(オキサイドレッド) + chipping fluid + 調色したグリーンの順で吹いております。
今まで作ってきたジオングリーンを更に調色してグシオングリーンを作りました。
ハゲチョロエフェクトを施して下地のオキサイドレッドと調和させたかったのでそれを見越して少し明るめ、白めな色合いを目指しております。
そして mig AMMO の chipping fluid 「 Heavy Chipping Effect 」を吹きました。私は約6時間乾燥させてます。
その後ハゲチョロさせたい箇所に水を染み込ませ塗装を剥がします。
水が chipping fluid を吹いた層まで浸透した時だけ剥がれますので水気が乾くとしっかりとした塗膜に戻ります。この原理を利用してもともとは整髪料使ったんでしたっけ?これ最初に考えついた人ほんと天才ですね。
なかなかに迫力があります。
ご存知の方も多いかと思いますがこのシリーズ兎に角関節がプラプラしがちです。写真をよく見ると手首の BJ がユルユルで保持力皆無なため下方向にだらりと垂れて要るのがわかります。
HGIBO 1/144 グシオンと。
こちらは発売日だか出荷日にぱちぱち組んだものですが、経年で関節がプラプラしてごっつい見た目に反してフニャフニャしとるんでビシッと関節を渋く調整しておく必要があります。
KPS 関節の機体は大柄になればなるほどフニャフニャします。これは MG だろうが無印1/100だろうが HG だろうが変わりありません。
かといって ABS 製ギチギチ関節に戻りたいかというとアレはアレでまっぴら御免なので何か進化した新しい関節材なり構造の登場が待たれます。
フルメカ鉄血ガンダムフレーム機全般に言える事ですが兎に角腕がろくに上がらないのも気になります。
HGIBO 版は360度回転出来るのにフルメカニクス版は肩アーマーが固定された基部を挟み込む構造で取り付けるためこの位置くらいまでしか腕が上がりません(笑)
鉄血系機体なんてダイナミックなポーズが取れてナンボなところがあるのに誠に致命的な構造だと思います。
これも KPS 関節機体の性か大スケールになるほど保持力が著しく低下するために大きな肩アーマーを保持出来ないという判断がなされたのかも知れません。
あとバルバトスもそうですが元デザインがガンプラ時の制約を増している面も否めないと思います。ガンダムフレームの肩関節とかガンプラ化した時の可動の妨げになります。もう少しガンプラになった時の可動ギミックをどう実装するか考慮したメカデザインをしてくだされば肩の動きが制限されずに済んだと思います。この辺の経緯個人的には謎ですね。
肩アーマーがないことに気づいてもしかしたらと超音波洗浄機の中を見たらありました(笑)跡ハメ加工したためこれだけ別処理していたようです。。。不覚を取りました。
という事で本体のデカール貼りと並行してまた同じ塗装を肩アーマーに対して個別に行います。二度手間になってしまいました。という事で今回は以上です。