公約通り本日はディランザの武器まわりの作業をやっていきます。
その前にまだゲート処理が終わっていなかった肩装甲をやっつけます。既存モールドの彫り直しも一緒にやっていきます。
結構激萎えしてしまうような箇所にゲートがくるんですよ。
上腕のゲート位置や脚部のえぐい合わせ目もそうでしたが本キットは他の「水星の魔女」HGと比べると難易度というか手のかかる箇所が多い印象。
キットのままだとやや平坦な印象が強い槍?に変化を付けたくてグリップエンドをディテールアップすることにしました。
こんな感じでMSスパイクを装着。真鍮線を内部に通してガッチリ固定。
モチベーションを高めるためにクリアパーツを取り付けて完成時の勇姿を想像したりしてみました。
ちなみにこのクリアパーツはUVライトに反応し美しく発色します。
続いて銃と剣のグリップ巨大化作業に移ります。
手首をエモーションマニピュレーターに置換する手前どうしても必要な作業なのです。
剣の方はギリ持てたんですが、もっと確実かつ余裕を持ってハンドリングさせたくてこちらもグリップを巨大化しようと思いました。
銃のグリップは指二本分くらい尺が足りないので巨大化必須。そりゃ 1/144 の武器を 1/100 スケールのエモーションマニピュレーターで持たせようとしているんですからね。流石にそのままイケるわけがない。
でグリップ巨大化の方法なのですが、まずグリップエンドに0.5ミリ真鍮線を打ち込んでタミヤの2ミリ角棒を取り付けます。
瞬着でしっかり固定。
こんな調子で銃のグリップは6ミリ延長、剣のグリップは4ミリ延長。
いきなりやすりがけしても時間がかかるだけなので、
ざっくりニッパーで形を出します。
結構な負荷が刃にかかりますからこういう時私は百均ニッパーを使います。これが最強です。大切なのは焦らず切り過ぎないことです。最初からやり直しになってしまいます。
で敢えて余分を残した状態から当て木した耐水ペーパーで形を出していきましょう。
そしてグリップの前後に0.5ミリプラ板を貼り付けて厚みを増しておきます。
これで自然な握り具合となりました。
途中で気づいたんですが、銃のグリップは本体から切り離さないと私の力量では綺麗に形出し出来なかったので(笑)こんな感じで分離しました。
この手の作業は今晩中に終わらせ、手甲パーツの整形及び表面処理、エモーションマニピュレーターのパーティングライン消しをやっつけて同様に洗浄 & ヤマゼンしてしまえば明日の晩から塗装に入れるのはないかと思います。
明日は並行して作業していた HGUC ブースターベッドの完成報告を予定しております。という事で今回は以上です。