HGUC パラスアテネ
完成報告。


今回はHGUCパラスアテネの完成報告です。


発売されて今年でちょうど10年になるキットで後ハメ加工が必要な箇所なども多いですがそれ以上に見所の多い好キットです。今回はプロポーションを自分好みに弄ってみました。


正面。
気合いを入れて脚の赤いラインにホログラムシールを貼り込みました。光を拾って怪しく輝きます。


肩アーマーx2、肩のパイプx2、前腕のスラスターx2、頭部マスク部、頭部パイプ、胴体首側、腹部、膝x2計12カ所の後ハメ加工を行ないました。あと肩の拡散ビーム砲部分4カ所をくり抜いて別パーツ化したりしてますのでそれを加えると計16カ所後ハメ加工をした計算になります。想像していた以上に大仕事になりました。


プロポーションは腹部で約4mm延長しております。キットのままでもかなりカッコ良いですが自分好みのスタイリングを目指しました。


カラーリングは設定色の毒々しさをより強調する方向でキツめにグラデーションをかけたりして蛾の幼虫等の警戒色や植物などをイメージして塗装しました。


背面。


基本的にマット塗装ですが背中の大型ミサイルやビームガンの砲身などは光沢仕上げにしてメリハリをつけました。


頭部。
額のセンサーはホログラムシールを貼込みました。


モノアイ部分には2mm径の貼付けガラス赤を装着していますが小顔且つ奥まっているので写真に撮るとあまり目立ちませんでした。実物は結構光を拾います。


後頭部などにグラデーションをかけて植物っぽく。


肩の拡散ビーム砲部分は一度くり抜いて市販のノズルパーツと貼付けガラスで別パーツ化。前後左右計4カ所ありますので全部加工しました。


ティターンズマークは先日立ち寄った模型店にたまたまZシリーズに対応したガンダムデカールがあったのでそれを使いました。


要所要所にモールドを追加したり1mm金属球を打ち込んだりしています。


Zに出てきたMSはカラフルなものが多いです。


背中の大型ミサイルはこんな感じのグラデーションをかけてゴージャスな感じに。


ガンメタとキャンディ塗装のレッドで一手間かけました。


先端には貼付けガラス。先端が赤っぽいので変化を付けるためにグリーン系を使用。


完成すると殆ど見えませんが末端にはHIQパーツの金属パーツを装着した豪華仕様です。


プレバンで購入したガンダムデカールDXが今回も活躍しました。


旧キットを知るものとしてはこのHGUC版は武装の充実ぶりに感涙を禁じ得ません。


後から見てもド派手です。
勿論完成後も大型ミサイルはそれぞれ取り外せます。


劇中での活躍はパッとしませんでしたがデザインそのものはめちゃくちゃカッコ良くて子供の頃からお気に入りのデザインでした。


シールドと2連装ビームガンを取り外して正面。


足を閉じた状態。


このまま大きさ比較に入ります。
まずはHGUCザクF2と。
こうやってザクとならべるととても同じ世界線に存在した機体とは思えませんね(笑)鉄血に登場してグレイズアインと殴り合っても違和感無いくらい異質なデザインです。


ということでユーゴーと。
こちらのツーショットの方が自然な感じがするかも。


ネオジオングをそろそろ組みたいと思い作業場に仁王立ちしていたシナンジュと。どちらも華のあるルックスです。


シールドと2連装ビームガンは取り外して左右どちらの腕にも取り付けることが出来ます。


シールドの裏にはビームサーベルを二本収納することが出来ます。どうしても摩耗が避けられない構造ですので塗装剥げに注意したいところです。


見た目に反して可動範囲も広く、立て膝なども余裕で決まります。


背中のバインダーも気の効いた方向に可動しますので上半身の可動範囲は今の目で見ても高水準です。足の裏も細かく塗り分けしました。爪先の肉抜き穴も埋めています。


穴の空いていない握り拳が左右分付属。


股関節がBJ接続なのでロール軸を採用したものと比べると開脚がやや苦手ですがそれを補って余ある造形美と迫力があります。


美しさと力強さが共存した存在感があります。


股間にある接続穴に差し込めるアタッチメント。
これはアクションベース2に付属しているものです。裏側に5mmプラ棒を接続しその裏に3mm穴を開口することで市販の各種汎用スタンドに対応するようにしています。


これで気軽に魂STAGEなどに接続出来ます。


可動の妨げにならない箇所に接続穴があります。



2連装ビームガンの先端にサーベル刃を取り付けることが出来ます。


今まで数えきれないくらいサーベル刃の塗装をしてきましたが今回は今まで最高の塗装が出来ました。まるでCGみたいですが現物もこんな感じです。


サーベルエフェクトをどう塗装するか永年試行錯誤してきたのですがようやく自分なりのやり方が見えてきたかも知れません。


キットにはサーベル刃は2本付属しますが今回4本用意しました。


写真では3本しか使ってないことに今気付きました(笑)


ですがサーベル刃は4本あります!



2連装ビームガンのセンサー部分にも貼付けガラスを装着しています。


二刀流。


キットにはビームサーベルが二本付属するのに武器持ち手はなぜか右手分しか無いという謎仕様なので次元ビルドナックルズ「丸」から穴の開いた武器持ち手と平手を左右分持ってきました。


これで心置きなく楽しめます。









今回追加したビルドナックルズ「丸」の平手と武器持ち手。


一式。
撮り忘れましたがサーベル刃4本にしましたので2連装ビームガンとビームサーベル二刀流といった装備を同時に楽しむことが出来ます。


ということでHGUCパラスアテネの完成報告でした。
10年前に発売されたキットですが各部の造型が非常に優秀で複雑な外見に反して可動範囲も広いです。

そのデザインの特性上、後ハメ加工が必要な箇所が大量にあり塗装して仕上げたい場合はそれなりの工数が掛かりますが手を加えた分モデラー毎のテイストみたいなものが滲み出てくるナイスキットだと思います。

ちょっといつもと違うものを作ってみたい、リーズナブルな価格で華のあるデザインのMSが作りたいという方に非常にオススメ出来るキットです。さて次回予告ですがレギンレイズの完成報告か製作中のキットの進捗報告いずれかになるかと思います。ご期待ください。

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