突然の完成報告となりましたが水面下でちょっとずつ作業してきたHGUCズサが遂に完成しました。
当ブログでは昔BMCタガネに相当入れ込んでスジ彫りを大量に彫っていた時代があったのですが「またあの路線でやって欲しい」的なリクエストを結構いただいておりまして今回はかつて多用していた手法をリバイバル的に楽しむといったコンセプトで作ってみました。
今回黄色いズサとして完成させておりますが一般販売されているUC版のキットを改造してZZ版カラーを踏襲しつつディテール面では解像度を上げていく方向で制作。
正面。
ズサと言えばやっぱりこの色ですよね!
ZZ放送当時私は小学生で友達と外で遊ぶのが楽しかった事と第一話のノリに全く着いていけずその後一切観ていません(笑)
ですがガンプラ自体は結構買ってましたね。当時の私はジャムルフィンとザクマリナーのキットに異様な程執着する変態小僧でした。もちろんズサの旧キットも作りましたね。当時買わなかったのはそれこそダブルゼータガンダムくらいだったと思います。ですから主役機以外は全て抑えたどころか初めて複数買いを試みたシリーズだったと記憶しています。
HGとしては結構良いお値段するだけあって素晴らしいボリューム。
背面も抜かり無し。
大型ブースター背負った状態で付属品一式。
今回も細々した所から目立つ箇所あちこち手を入れております。
一応素手正面。
頭部胸部周り。
配色が暖色系でシルエットも可愛らしいのですが一応アクシズの機体なので連邦に舐められないようディテールアップしたりして緊張感ある仕上りを目指しました。
モノアイの可動化を今回も行なっております。
2014年6月にUC版として制作した際はここに結構な時間を割いてしまいましたが今回はよりシンプルで頑丈且つ可動範囲も広く取れました。
モノアイは左右は勿論下にも動きますし上にも少し動きます。
大型ブースターのフラップやノーズ、その他間延びしそうな箇所はモールドを追加したりグラデーションを掛けたりして緊張感が出るよう留意して制作しました。
過去の自分がやっていた事をただトレースするだけでは面白くないので今回は真円系モールドにもトライしてみました。今回太腿や脚部にも多用しております。
大型ブースター単独でも3mm丸棒軸接続が出来ます。
大型ブースターを外した状態。
太腿や脚部にも丸モールドを思い切って彫ってみました。
パーツの色分けは途中まで頑張ってたのに途中で予算切れしたかの如く赤い部分が中途半端に足りなくて何気に塗り分け箇所が多くて結構大変でした。
前腕の丸パーツはアクセントとしてとても目立つ箇所なので何としても綺麗に塗りわけたかったためお助けパーツを使って塗り分け後個別に接着。
ZZ版として制作したかったので「袖」の部分はプラ板で多い成型。割と大きなユニットなので直角キンキンなままだとどうしてもプラ板の箱組み的ルックスになるためC面出しをしっかり行ないました。
太腿の丸モールドはこんな感じに彫っていきました。
久し振りにBMCタガネを全面的に打ち出した制作になりました。常に使っているのですが最近は地味な役回りが多くなっていましたので。
全弾発射〜
胸のミサイルハッチは流石に差替えですがそれ以外は全てハッチが可動します。
袖周りをプラ板で囲ったためにキット付属の銃持ち手のままではビームマシンガンがまともに持てなくなったため軸の延長と角度調整を行ないました。軸の延長に際しては内部に1mm真鍮線を貫通させてしっかり補強しています。
これでビームマシンガンを持たせる事が出来ます。
ま、この武器はUC版ならではものではあるのですが折角なのでハンドリング出来るようにしておきました。
当ブログお馴染みの焼き表現のグラデーションも入れました。
シールド。
モールド追加しております。すっごい撃墜数(笑)!
HGUCズサのシールド取り付け方法は付属のアタッチメントをパチッと前腕に挟み込んで保持させる仕様なのですがそれだと今回のディテールアップと干渉してまともに装着出来ない事と、そもそもそういうやり方は塗装面を派手に傷めるので今回は豪華にネオジム磁石での取り付け方法に変更しています。
6mm径のネオジム磁石を前腕、シールドそれぞれに埋め込んでいるので非常に強力に装着出来ます。
磁力が強過ぎて別の意味で塗面が危ないくらい強力な接続となっておりますwww
※普通に取り扱う分には全く問題ありません。
左右どちらの腕にも取り付け可能です!
ビームサーベルは柄が一本刃が微妙に長さが異なるものが二本付属。毎度の如くクリアパーツをヤスリがけしてわざと籠らせた上からクリアカラーでグラデーション。最期はつや消し仕上げ。この手法が個人的に気に入っています。
こっちが短い刃。
こっちが長い刃。
私には殆どわかりませんが(笑)色々なオプションが付属していて有難いですね。
フル装備状態。
子供の頃に自分にこれを渡したら歓喜するでしょうね〜
もはや能書き不要。
全弾発射!
あ、左側のフラップが閉じたままなのに気付かずに撮影してしまいましたが、勿論左右等しく可動します。
この状態でもしっかり自立します。
中腰気味でもバッチリ。
RGガンダムと。
同スケールとは思えぬ程のとんでもない体格差。
HGUCザクF2と。
かわいい繋がりでHGUCジュアッグと。
ターンエー繋がり!
間違ってズサンもHG化されたら最高なのですがね!
大型ブースター外すとこんな感じの体格差。
細かいパーツを外していますが実はこんな大物キットも秘密裏に製作中です!
昨年末店頭で見つけてから買うか買わぬか相当悩んで年明けに購入。「パシフィック・リム」という映画に登場するものらしいのですが本編の内容を知らない私のような者にも訴求するイカしたデザイン!連休頃から本格的に制作に入るつもりです。
それにしてもダグラムシリーズでプラモ参入してからは特にマックスファクトリー社の動きは目が話せませんね。この会社のキットは出来もチョイスも本当に素晴らしいです。
そしてこちらも到着!
今年は公約通りガンプラ以外のキットも積極的に取り組んでいきます。
話が逸れましたが付属品一式。
作りたいキットが増えればやはり制作スピードをアップさせないことにはいつまでも積んだままの状態が続くということで今年は一心不乱に制作し続けています。とにかく隙あらばプラモを弄ってます。
2017年の三分の一が終わろうとしていますが今月は11体完成、3月は12体、2月は7体、1月は11体と計41体完成させました。モビルワーカーのような小型モデルも含めるともっとあります。
昨年の完成品は全57体でしてこれは私にとってたいそう記録的な数字だったのですが今年は一年の三分の一過ぎた時点で40オーバーなので最終的な数字がとても楽しみです。しかも完成品の品質も間違いなく上がっていてブログ開設6年目ともなると私のような愚か者でも何か進歩するところがあるみたいです。
阿頼耶識システムを模型制作に全振りしている感じで年を越す頃には三日月オーガスみたいに身体の一部を持ってかれそうな気もしますが限界に挑戦してみたいと思います!!
ということでHGUCズサ完成報告でした!
価格設定や色分け、足裏のあまりに巨大な肉抜き穴(撮影し忘れましたが私は一応エポパテで埋めました)等々発売時は色々言われていましたが、当ブログでは出荷日からかなり力を入れて制作しましたし今回もマジモードで楽しく作りました。
ZZの登場MSは魅力的なものが多いですね。今後もあれこれ手を出してみたいと思いますのでご期待ください。