海洋堂 35ガチャーネン ファイナルをつくる。


先週海洋堂35ガチャーネンの第三弾キットをふたついただきました。
カプセルトイ?の500円プラモとしては最終弾となるそうです。
これまで当ブログでは第一弾、第二弾とあれこれ作ってきましたがあのクオリティのプラモを500円で販売するのは限界があるのかも知れません。

早速最終弾がどう仕上がっているのか見てみましょうか。私自身いましがた開封して仮組みしたばかりなので新鮮な感想を書けそうです。


長年に亘る当ブログの読者の方はご存知かと思いますが、わたし Ma.K. についてほとんど何も知りません。のっぺらぼうは全部 S.A.F.S. (←それさえつい3年くらい前に名前を覚えたくらいです)だと思ってたくらいですから(笑)

四年ほど前ですか?35ガチャーネンが登場して色々いただいてからマシーネンクリーガーというカルチャーを外縁軌道から眺め、たまに急降下してつまみ食いしてる程度の人間です。

という事で今回の三体も名前も知りませんでした。フリーゲ、カウツ、ラプターだそうです。


まずラプターを組んでみました。
やっぱりこの手の S.A.F.S. 系デザインは良いですね。美しいです。

第一印象としては兎に角成型色の発色の良さに感動しました。まぁ私は塗りつぶすんですがね。


今回はハッチオープン状態を再現出来ます。勿論閉じた状態も再現出来ますが折角なんで私は開いた状態で製作したいと思います。内部を再現されています。

第二弾同様脚部内側の肉抜き穴をカバーするパーツも付属します。そして今回更に進化して踝部分が別パーツ化されています。かつて第一弾の時私は最初の何体かはエポパテそれを自作していたのでこの進化は誠に有難いです。


ただ今回は褒めてばかりいられません。
パーツの合いがすこぶる悪いのです。厳密に言うと合いが悪いというより接続部分の嵌合が曖昧で第一弾、第二弾と比べて今回の第三弾はこの手のパーツ精度だか設計レベルが退化していると言わざるを得ません。脛の外装なんてまともに組み付ける事が出来ませんでした。

塗装後接着するので私個人はそれほど問題ないですが、普段プラモを作り慣れない方や日頃ガンプラHGやMGのぱち組がメインだという方がトライするには悪い意味で難易度が高く作り難いと思えます。


肩などに取り付ける「垂れ」パーツなども第三弾は大変ポロリし易く退化しています。


第一弾、第二弾と比べて著しくポロリし易いのは何故なのかあれこれ思案したのですが、よくよく見ると取り付けピンの形状が斜めに末広がりになるようわざわざリブが二本生えています。従来はほぼ垂直だった筈です。

この形状だと差し込み時穴を広げながらパーツが刺さり混んでいくのかも知れませんが、差し込んだあと樹脂の弾力が勝れば当然押し返されて自然に外れてしまいます。これではポロリしてくださいと言っているようなもんです。なんでこんな形状を採用したのか不思議で仕方ありません。


気を取り直してもう一個仮組みしてみました。カウツというようです。


こいつも細かいパーツのポロリが酷いです。
取り付けピンの形状が形状が斜めだったりするためです。


あまりにポロポロしてイライラしてしまったので現段階で固定出来る箇所は接着してしまいました。

今までもこんな調子だったら諦めもつくのですが最新弾だけ著しく酷いのでストレスがたまります。


ただ浮かせて飾れるようクリア成形のパーツが付属するなど工夫がされていたり、平手が2パーツ用いて表現力豊かになっていたりしてパーツ構成やアイデアの面での進化は大きいです。それ故に基礎的なパーツ嵌合での退化がより一層際立ってしまい大変悔やまれます。


カウツに至っては腕の根元の取り付け部分の嵌合もスカスカで腕ごとポロリします。なんなら平手もポロポロします。35ガチャーネン、最終弾にして一体どうなっちまったんだ???


とまあこんな感じです。
造形良し、アイデア良し、元デザイン超良し、パーツ構成極めて良しなのですが、兎に角ポロポロしてプラモを初めて作ってみようかというような方には第三弾は全くオススメ出来ません。

エントリーモデルとしてはプラモとしての完成度が並外れて高い第二弾が至高です。顔ぶれも個性的です。

肉抜き穴を埋めるなどの技術習得しつつ完成までの一手間を楽しみたいならば絶対に第一弾です。 S.A.F.S. やスネークアイが収録されています。

第三弾はある程度プラモ経験がある方でないとプラモが嫌いになってしまう可能性さえあります。それくらいちょっと作り難いですね。ある程度場数を踏んでからトライされた方が良いと思います。


とは言っても第一弾と第二弾を今から入手するのは結構大変かも知れません。

そういった意味でもカプセルトイとしての展開はここで一旦辞めて通常のプラモとして安定供給しながら展開していきたいという方針もあるのも知れません。


第三弾、ラプターを組み始めた時胴体の接続方法丸ピンでなく長方形のダボ接続になった時私は「これは進化だ、仮組み〜成型〜塗装を行う場合ここはバラし易い方が助かる」と思っていたのですが、パーツ精度を担保するのが何らかの事情から困難になりつつあるのかも知れません。

それで今回のようなユルユルポロリの連発が起きたり、予め接続部を曖昧な形状にしていたりしてバッファを稼いだのではないかと邪推してしまいます。

今回の第三弾がファイナルという事もありもはや35ガチャーネンを500円で供給するのは色々限界があるのかも知れません。となると今後カプセルトイではなくキャラメル箱か何かに入れて単品プラモで販売するという展開となるという事もあり得るわけで多少の値上げと共に品質が維持されるのであればむしろそちらの方が良いかも知れません。

通常の単品プラモとして販売されるなら S.A.F.S. やファイアボール、フリードリヒあたりは定番化して常時供給されると個人的にはかなり有難いです。

あくまで私個人の勝手な肌感覚ですが、一体1,000円とかになるとかなり厳しいんじゃないかと思います。例えばヨドバシで税込650円くらいに収まれば私みたいなのは結構まとめ買いするでしょうね。単価を下げられないなら二体セット+オプションで1200〜1500円とかになるのでしょうか。これはこれで動きは悪くなりそうですかね。

あとこれも余談ですが Ma.K. 関連の記事は当ブログや当ブログの写真を投稿しているInstagramでも海外、特にマシーネンはアジアとヨーロッパからの食いつきが抜群に良いので35ガチャーネンをコンパクトなキャメル箱なりミフタ箱なりに入れて販売すれば海外モデラーも買い易くなるのかも知れませんね。 1/35 というスケール展開はやっぱりAFVとも絡め易いでしょうからスケールモデラー受けも良いでしょうし。

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