モノグラム/バンダイ
1/48 MiG-15 をつくる。


先日近所のブックオフで500円で叩き売られていたモノグラム 1/48 MiG-15(1977年製) を作っていきます。


コックピットは計器盤等が造形されていました。
計器盤に対応したデカールは収録されていないのでドライブラシ等で造形を活かしつつ塗装したいところです。

着座パイロットは手持ちのフィギュアコレクションから持ってきました。流石に朝鮮戦争時代の東側パイロットの在庫はなかったので塗装でそれっぽく仕上げたいと思います。


タイヤなどもしっかりと造形されていました。


完成後見える場所にメーカーの刻印があるのは流石に時代を感じます(笑)「Monogram Models Inc.」の略だと思います。


脚カバーの裏側などもしっかり造形されています。押し出しピン跡は処理が必要です。


増槽は左右間違わないように接続部分の形状が異なる親切設計。このようなモナカ貼り合わせパーツは片側だけランナーから切り離して接着。この方法が手軽かつ綺麗に仕上がります。


コックピットに取り付ける底床パーツ。
ここに前脚を取り付けます。しっかりとした構造が採用されており強度が必要な箇所なども安心して組み立てる事が出来るようになっています。


仮組みしてみました。
銀色の成型色が非常に良い味出しています。
この質感なら当時のプラモ少年が無塗装で仕上げてもカッコ良く仕上がるのではないでしょうか。

1976年製のモノグラム版がどのような成型色を採用していたか私は知りませんが、なんとなくバンダイが1977年に金型を借り受けて製造した本キットから銀色成型になったのではないかと予測しています。

だとすればバンダイは当時から成型色レベルでの再現性を高めようと試みていたのではないかと予想してしまうのです。


パーツの合いも極めて良好で翼関連も左右間違わないように取り付け部分の形状が異なるパーツ構成となっております。43年前(厳密には44年前)のキットですがプロダクトの完成度としては現在でも十二分に通用する内容となっております。

今現在はドイツレベルが生産しているようですが、凸モールド部分を除けば今年の新製品と言われても納得してしまう程優秀なキットです。


MiG-15 というと非常にコンパクトな戦闘機というイメージがありましたが、こうしてレシプロ大戦機と並べると体格が全然違います。ジェットエンジンを積んでいるからか胴回りが大変太いです。特徴的な後退翼はMe262譲りです。定期的に Me262 は作りたくなりますので近いうちにまた積みプラの中からどれか手を出してみようと思います。


いつもは製作前に決めているのですが、今回はどう飾るかなどをあれこれ製作と並行しながら思案していきます。


本体も素晴らしいですが、付属の立ち姿パイロットが出色の出来なんですよ。こいつが光る飾り方を考えたいですね。


別売品かと思う程シャープな出来です。インディブランドのレジンフィギュアだったらこれだけで1,800円〜2,400円くらいしそうなクオリティです。


本体色をどうするかまだ決めかねていますが、内部は当然ターコイズグリーンで塗ります。

MiG-21 用に昨年 mig AMMO のアクリル塗料を買っておいたのですが、クレオスからも出てましたんでその後購入しました。私の場合ラッカー系の方が扱い易いので今回はこちらを使うと思いますが、 いつか水性塗料だけで完成させてみる記事なども投稿してみたいと思います。という事で今回は以上です。

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