箱の中身はこのような感じ。
ハンドピース本体と書類。
私の世代は「グンゼ産業」という社名の印象が強かったのですが、今や「クレオス」の社名の方が定着して久しいものがあります。
0.3口径、ダブルアクション、エアアジャスター付きのハンドピースPS289は新品で買うと定価10,000円超えますが、オーバーホールで復活させれば僅か3,500で復活します。
そこに送料やら代引き手数料やら、クレオス社に送付した時の送料等を含めるとトータルで6,000円前後になるのですがそれでも新品を買うより遥かに安いですね。
修理報告書。
PS289唯一の樹脂部品であるOリングだけの交換かと思いきや、ニードルとノズルも交換してくださっていました。誠に有難いです。もう7年以上、少なく見積もっても週の半分は使っていますからね。ニードルも相当磨耗していたのだと思います。
でこちらがPS289本体です。
美しく光り輝いています。
カップあたりにスマホを構える私が写っていますが、まぁ良いでしょう(笑)
よくよく梱包内容を確認すると紙切れが入っていました。
なんだこれは…
なんて一瞬思ったのですが、これは動作確認を行った報告なのでしょうね。
私はこのPS289を長年愛用してきましたが、こんな繊細なラインを吹けるととは知りませんでした。
一番上の線なんかもう鉛筆で書いたんじゃないのか?って言いたくなるほど繊細且つシャープで美しいものです。その下の段の線も美しいです。私の技量では吹けません。
自分が所有している道具の性能を私は全く引き出せていなかったんだなと痛感しました。
毎日のようにプラモいじりしているくせに私はまだまだ自分に甘いから現状のスキルに満足してしまっていたのです。
今回迅速且つ安価にダブルアクションのハンドピースが復活した事に満足していますが、それ以上にこの紙が同梱されていた事が最大の収穫だったと思います。
「お前が大金出して買った道具はもっともっとやれる事があるんだよ」と教えられた気分になりました。プラモ上手くなりたいなと思いましたね。とても刺激になりました。
実はバックアップ用に0.3口径のハンドピースをもう一本追加するつもりで、当初クレオス以外のメーカーを候補にしていたのですが、今回のように安価且つ丁寧に修理対応してもらうとやはり「次もクレオスから買おう」という気持ちになりますね。流石クレオスだな、一流だなと思い知らされました。
私にとって飛行機模型やAFVモデルの製作にダブルアクションのハンドピースは欠かせなかったので今回の修理完了によってでコンテンツの幅も従来のようなバラエティに富んだものとなっていくかと思います。という事で今回は以上です。