チェコに取り上げられた後期型として完成させてみました。
mig AMMO の chipping fluid は今回のヘッツァーでだいぶ使い方に慣れてきました。
chipping fluid 吹き付け後小一時間でラッカー系塗料で本塗装しこれまた小一時間〜一時間半くらいで剥がし作業を行うと気持ち良いくらいに塗膜が剥がれて下地が出てきてくれました。
今までの私のやり方だと chipping fluid で4〜6時間掛けてその上のラッカー系塗料も塗装後最低でも3時間〜下手すりゃ数日乾燥させてましたがそれだと塗膜が丈夫になり過ぎて水をつけても簡単には剥げず結局耐水ペーパーや金属ブラシを使ってゴシゴシ剥がしてたので(苦笑)これだったら通常の塗装を剥がすのと変わりませんものね。何かおかしいと思ったんですよwww
エッジの部分はタミヤエナメルでドライブラシ。
その他モデルウォッシュで洗ったりも多少やっていますが今回は控えめにしました。
その後足りない箇所などは AK-Interactive のウェザリングペンシルで描きこみ。
同梱されていた水転写デカールはかなり貴重なチェコやポーランドのマーキングが収録されていたので今回はドイツ国防軍ではなく敗戦直前にチェコに分捕られた車両として製作しました。
かなり意図した通りと言っても過言ではないレベルで狙い通りの仕上がりになってくれてかなり満足しています。
水転写デカールの品質が非常に高く追従性が高く薄くて発色も良いというもので、質感としては今まで触った事がないものでした。
今回完全に組み上げた状態で塗装したので塗り分けは多くの場合筆で行ったんですが案外綺麗に収まるもんですね。
やる前は不安(というよりめんどくさい)だったのですが楽しく製作出来ました。
今回もスタンドを自作してみました。
ちょっと奮発して良い感じの木材を選んでみました。
タミヤの曲がるソフトプラ棒を二本使って本体に接続します。
装着。
台座は斜めにカットされていますが、2点接続されるのでしっかりホールドされます。
斜めにカットされた台座のおかげでディスプレイが単調にならず車両を様々なアングルから見つめる事が出来るようになります。
という事で ルビコンモデルス 1/56 ヘッツァー完成報告でした。
少ないパーツ数でしっかり特徴を捉えていますし、造形もシャープです。
また初期型・中期型・後期型・Flammpanzer38tと四種類の車両から選択して製作する事が出来るコンパチキットだったりして細やかな配慮がなされています。
人生初のルビコン且つ人生初 1/56 でしたが個人的には今まで手探り状態だった表現手法やツールの使い方に開眼するきっかけにもなり大変満足しています。
MD999キットのググりでこちらのサイトに遭遇しました。
模型雑誌的塗装にこだわらないビビットでアーティスティックスな色使いがとてもファンタスティックであります。良い刺激を受けました。
ちなみにメルアドはダミーです。お許しあれ。