スヤタ 1/24 戦国の三四郎
足軽 赤 をつくる。


正月三ヶ日、一日一箱を旨として、昨年いただいたプラモをあれこれ開封してきたのですが今回はこちらです。

香港SUYATA(スヤタ)社1/24スケール「戦国の三四郎 足軽 赤」と作ります。 1/24 スケールながらなんとフル可動に挑むという意欲作です。

社名が「スヤタ」なんで「スヤタ三四郎」みたいな感じで洒落たんですかね?私の勝手な憶測なんでちょっとよくわかりませんが。

この写真をご覧になればおわかりいただける通り、このSUYATA社は独特の世界観を展開しているメーカーでしてヘンなもんばっかり作ってるんですよね。

昨年作った同社の SD 複葉機プラモSkyKnightsシリーズ第一弾 Fokker Dr.I の抜群のセンスの良さに一発で同社のファンになったのですが、それ以外の商品は軒並みヤバいもんしかなくて戦慄を覚え震えてしまいます(笑)

本キットはですね、昨年クリスマスプレゼントとしていただいたもので実は11月下旬くらいに早めに貰っていたんですがどうにも時間が作れず本日仮組をしてみました。という事で今回も行ってみましょうか。


まずキットそのものに取り掛かる以前に箱そのものが凄いんですよ。


「足軽が含まれていた」???
唐突な過去形にめんくらいましたよ。

別次元の日本?理論物理学とかの多元宇宙論的な意味でのもうひとつの日本語的な異世界観が半端ないです。もうね、しょっぱなから世界観が凄いんですよ。


結構日本語での説明が多用されています。
折角個性的な商品開発をしているのですからもっとメイドイン香港を売りにして現地の言語と英語のみとかで良いと思うんですけどね。

しかし実際プラッツとか童友社とかが日本語説明を追加して海外メーカーのプラモをリパッケージして販売していたりするところを見ると日本語表記がないと買ってくれない消費者が多いという事なんでしょうかね。

例えばZVEZDA社のプラモとかロシア語表記で私は全く読めませんが、それが私的には面白いんですよね、プラモなんで図と実際のパーツを見れば分かりますしね。


足軽とか戦国とか言ってますが顔は人形浄瑠璃や浮世絵や歌舞伎風。パラレルワールドの日本。


側面を見た後、改めて箱絵を見直すと色々気になり出すわけですよ。


大二鍋???
だいになべ???だいじなべ???

恐らく日本の酒樽なのでしょうが中華料理みたいな名前が書いてありカオスです。

私が無学なだけなのだろうと気になって「大二鍋」とグーグルで検索したら、台北の「食大二鍋 健康火鍋店」とかいう飲食店がヒットしました(笑)コロナ禍が収束したら是非行ってみたいものですが。


鑑定流の書体をイラレでアウトライン化して適当に組み合わせて作ったのであろう雑な落款も気になりますwww


そしてデザインはニュートン!
もうサイコーのお墨付きが付いたというかここまで来たらサイコですよ。
まともじゃねえ(賞賛)。。。

このノリをキープして設計開発しプロダクトとして流通に乗せる情熱と馬力は本当に凄いです。私のような出不精且つコミュ力皆無な者にはどだい不可能な力業です。


ようやく開封しました。
箱絵のカオスぶりに反して非常に美しく清潔に、そしてこまめに包装されており洗練されています。


どこか神経質ささえ感じるほど整然としたランナーが美しいです。

これを組み立てたらあのカオスの権化、足軽「スヤタ三四郎」が出来上がるのか、と思うと今から胸がアツいです。


あ、そうそう、本キットはなんと2体セットで御座います。

ですので水転写デカールも二枚付属。
あの「大二鍋」デカールが一枚余剰となります!すごい!!

HGUC ボールツインセットやハセガワ 1/35 メカトロウィーゴなどのようなツインセットプラモが大好物な私にとって誠に有難い構成となっております。


よく見ると赤い朱肉みたいなのがこびりついています(苦笑)

まぁ商品名「戦国」の三四郎ですからね、戦に返り血はつきものですから。これくらいでガタガタ言ってはいけませんね。


武器ランナーだけ1セット。
2人では手に余るほどたっぷり収録されていますので問題ありません。


組立説明書。
先日作った同社の SD Fokker Dr.I 同様に今回も誤植があり訂正プリントつき。


組立説明書の表紙にも日本語表記。

??
??????????


「説明書をよくお読み」
カオスな箱絵、謎の過去形説明文等々を繰り出し散々振り回した挙句今度はオネエ言葉です。

一体どんな怪人物がこれほど怪しい日本語をSUYATA社に教え込んだのか気になって仕方ありません。溢れ出るセンスの塊具合に思わず嫉妬してしまいそうです。


この辺りもモダンで統一感のあるデザインが貫かれており、組立説明書のデザイン力は率直に言って日本のプラモメーカーより遥かに情報の整理力や見せ方を心得ている感があります。


「切ってレンチ」!!!
油断しているとちょいちょいこうやって撃ち込まれます。


そうこう言いながら組んでみました。


箱や組立説明書の情報量多めな割に肝心の素材名が明示されていなかったため、ランナー部分にタミヤセメントを垂らしてみましたところしっかり溶けましたのでPS製だと思います。タミヤセメントやクレオスの流し込み接着剤等問題なく使えます。


それ故に可動ポイントもポリスチレン同士が擦れ合う構造が採用されているため、可動部はスカスカでそのままだと自立が困難です。


そのため私は関節部に瞬着を垂らして渋く調整しました。


これで問題なく自立します。


立て膝出来ます。
上腕部にロール軸あります。
開脚も出来るのですが、足首は前後スイング一軸可動なのでその際自立は不可能です。

手首の接続軸部分はキツめで破損リスク高そうだったので少し軸を削り、一旦敢えてスカスカにしてから瞬着で調整しました。


鎧を装着してみました。

かなりカッコ良いです。なんというか良い意味で不気味さがあります。人形浄瑠璃的な。


武器の保持力などはお察しなので完成時に接着してしまおうと思います。左右どちらでも持てますが帯刀は左側になります。


他にも酒樽やら盃やら抜刀後の鞘などが付属します。

太刀と打刀で帯刀時刃の向きが異なる事もしっかりリサーチしてプラモ化しているあたり流石だと思います。


本キットはカーモデルの主力スケールである 1/24 スケールでフル可動の人間フィギュアを商品化したわけですから本当に凄いですよ。

私今日まで知らなかったんですがコトブキヤのヘキサギアも同スケール 1/24 ですか。今年は何かトライしてみたいですね〜


1/24 スケールなんでカーモデルと絡めて飾れますね!!!
狂気じみた写真しか撮れませんが。

もう色々カオスなキットですが、何か面白い事、或いはカッコ良い事が出来そうな予感もするんですよね。

箱を見た時ネタ枠的な印象を抱いていたのですが、キットそのものは結構良い意味で不気味で独特のカッコ良さとか(これも良い意味で)怖さが漂っています。

私自身は今までこのような世界観のプラモを作った事がないので正直戸惑うところもあるのですが自分なりに消化して何かやってみたいなと思います。

現在制作中のキットの合間に少しずつ方針を固めてしっかり完成させたいと思います。という事で今回は以上です。

明日以降は通常営業に戻り飛行機とガンプラの製作記事がメインになりますが今年からは 1/24 スケール、特にカーモデルもやりたいと考えています。あとフルスクラッチ案件ですね。これは今年〜来年以降と中長期的に展開していきたいと考えています。構想自体は2年前からあれこれ話し合っているのですがね。なかなか日々の仕事で手一杯でリソースを割けていません。

明日から仕事始めという読者の方々も多いかと思いますが一足早くこの場をお借りして新年仕事始めのご挨拶をさせていただきます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

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