重い腰を上げて造形村の F-4EJ改 を作っていっています。
まさにハイエンドプラモといった内容で、コックピットを組み立てるだけでも相当な数のパーツ数となっております。この写真に写っているパーツはまだ一部です。
リデコ元のE型のパーツも多く入っているので組立説明書をよく読んで組み立てます。
この辺のパーツもE型とEJ型で形状が異なっておるようです。
なんでもかんでも接着してしまうとデカール貼りや塗装に支障が出るのでここまで接着しておきます。
組立説明書はかなり親切にあれこれ書いてくれているのですが、私的にはどうにも読みにくい印象があります。
本キットに限りませんが造形村の組立説明書は個人的には苦手です。しかしキットそのものの情報量が多いので致し方無いのかも知れません。
例えばこの「R-12」というパーツですが、実物と組立説明書の図ではあまりにも形状に違いがあります。
かなり角度をつけて見ればこういう形状に見えなくもないですが。要するにちょっと癖の強い説明書だと思います。かなり親切にあれこれ記載してくれているのですが、かなりの情報が一工程にぶっ込まれているのでじっくり組立説明書を眺めながら作業する必要があります。
これだけでハセガワの600〜1000円前後でヨドバシなどで売られている 1/72 飛行機定番品プラモよりパーツ数が多いと思います。
ただ組立説明書の情報量が膨大なのはパーツ数が莫大であるためでもあり、ある意味仕様がない面もあります。
実際、キット自体は非常に組み易く今のところ特段擦り合わせが必要な箇所等はありませんから少しずつでも手を動かしていけば必ず形になると思います。
エアインテークは上下モナカ。
取り敢えず内部を白く塗装しました。
純白だと浮きそうだったのでウォームホワイト系の塗料を使用しました。
上下モナカなので合わせ目が目立ちます。
ここは完成後も目立ちそうなのでしっかり処理して面倒ですが再塗装しようと思います。
機体下部のパーツはこのように単独で巨大なプレートとして成型されておりガッチリした印象。
ドロップタンクやパイロンを懸架したい場合はガイドに従って開口しておきます。
1.5ミリ径のドリルを使用します。
ちなみに余剰パーツ扱いですがウェポン類が山ほど付属しますので私はパイロンに装着して完成させるつもりです。
エンジンはタービンを挟み込む構造となっております。アンダーゲートが合わせ目にきますので慎重にやすり掛けする必要があります。
完成後見えそうな箇所は全て塗装しておかないと構造的に後で塗り直すのが困難です。
モナカ挟み込み。
アンダーゲートの処理に気を使いますが、その分外見の造形を損なう事なく挟み込めます。これを内蔵してしまうのは誠に勿体ない気がしてしまいます。
ついでに並行して製作しているハセガワ 1/48 コルセアの塗装もぼちぼち開始しています。
今回作業した F-4EJ改 の内部パーツだけでハセガワの 1/48 コルセアのパーツ数を余裕で超えてしまいます。ハイローミックスじゃないですがハイエンドとローエンドの双極を見たような
気になります。
私自身これほどボリュームのあるプラモを作るのは初めてですが少しずつでも手を動かしてしっかり完成させたいと思います。という事で今回は以上です。