
このキットを作ったことがある方ならおそらく誰もが気になると思いますが、指がまさかの直立不動状態です。

せっかく六本も腕があるのにあまりに無表情過ぎます。

逆を言うと、可動させるなら六本分の作業、すなわち30本指を動かさねばならいということです。これはもうね、悩みましたよ。やるかどうか。金も手間もかかるということですからね。

わざとか偶然か、可動させたいモデラーのために開けといたよと言わんばかりの3ミリ穴が指の奥に開口されております。ガイドとしてこれを利用しない手はありません。

手元にあったBJ。これがサイズ的にちょうど良さそうです。イエサブ特有のギッチギチにかてぇ関節パーツです。

さてどうやって可動させるか。。。

まず先ほどご紹介した3ミリ穴、これをガイドに5ミリ径のドリルで穴を拡大。

BJに外径5ミリのABSパイプを取り付け。

長さは約20ミリ。
BJ側の軸が少々太いようで嵌合調整必須でした。この作業を30本分か。。。

受け側にも3ミリ径ドリルで開口し、

取り付けました!

おおおおおおおおおお!!!!

これでいきましょう!

まずは約20ミリの長さでABSパイプを切り出し。もうね、短気な私はこの時点で気が狂いそうになりましたね。

あとね、受け側にも3ミリ穴を開口すると先ほど書きましたが、目測でやるとズレてえらいことになりそうです。

ということで強制的にセンター合わせ出来る治具を作りました。

それでもね、治具が途中で壊れてセンターからずれたりしたこともありましたが(苦笑)許容範囲に収まりました。

30箇所開口しました!!!!!!!!!!!!!アタマおかしくなりそう!

ここからは金に物を言わせてBJ大量投入です。
とは言ってもヨドバシのポイントを活用しましたが。

ただ、店頭在庫の問題があって黒は2セットあとはグレーとなりました。まぁ仕方ない。もっとも早く三十個分提供してくれたのはやはりヨドバシ博多。

ゲート跡を処理しながらだったこともあり、誠に時間がかかりました。気が狂うかと思いましたね。

でここに先ほど発狂寸前で切り出したABSパイプを装着!
これがまたね、ほんと大変なんですよ。実際の軸は3ミリより太めに(おそらく保持力を確保するためにわざと)成型されておったため、受け側をドリルで嵌合調整しながら30本用意しなければならず、この工程だけで一時間前後かかってますね。まぁ今日の作業はほんと疲れましたわ。

そして装着!

まだ一本分しか作業終わってないですが、この記事を投稿し終えたら残りの開口 & 嵌合調整作業を行います。

そして全てのパーツのゲート処理、彫り直し、パーツ洗浄、山善で乾燥後、塗装を行います。
今回の作業でおそらく全ての工作が完了した筈です。
もうかれこれ八年?十年くらいですか?随分長いことやってきましたがいよいよ完成が近づいてきました。
部材もツールも技法も塗料も何もかも今までの私のプラモ人生で培ったものを全力投球してやっとここまできました。長かったですがこのまま気を抜かずパーツ紛失や破損等がないよう気を引き締めて仕留めたいと思いますね。ということで今回は以上です。
