個人的には上半身と下半身が長すぎて間延びした体型に見えますので上下を詰めます。
そのために一体成形された胴体を分離します。
ハセガワのモデリングソーを使っているのですが、
本来はこういう使い方ではなくてもしかして凸モールドを凹に変更する際などに使うツールなのか???と購入してから十年以上経って遂に理解しはじめました(笑)歯が薄いんでカット時にとても重宝してたものですから。今度凸モールドの飛行機モデル作る時にやってみましょうかね。
分離しました。
前後モナカなのでどちらもカットしておきます。
今回は股関節の話なので余談ですがモノアイの可動化結構しんどいですね。モノアイ部分は結構肉厚で昔製作した際どうやって切り抜いたか思い出せません。地道にモデリングスクライバーでなぞっていってますがかなり時間がかかりそう。
話は戻りまして股関ブロックですが内部にエポパテを詰めます。
私はエポパテを練る作業が本当に好きではなくて気が重いのです。独特のゴワゴワした感触が苦手です。
しかし充填材にレジンを使えば硬化時の発熱でプラが溶けたり変形するのが目に見えていますし、ポリパテでは熱も発生しますが天面がガビガビになって整形が億劫です。ということでこの場合はエポパテがベターなソリューションになるわけですが、ゴワゴワ感が非常にかったるい。
で今年になってから私がよくやるのは「エポパテを電子レンジで温めて柔らかくしてから練り込む」という手法です。参考になされる場合はあくまで「自己責任で」という点を理解して欲しいのですが700Wの電子レンジで10秒から15秒くらい温めるとかなり練りやすい柔らかさになりまして私はコレをするようになってエポパテに対する苦手意識がかなり解消されましたね。
こんな感じでエポパテを詰め込みました。
乾燥後面出し。
そしてABSパイプをぶち込む!
外径5ミリ、内径3ミリ当ブログお馴染みの部材です。
こいつがぶち込まれた瞬間、旧キットの近代化改修はもう勝負あったも同然です。
任意の長さにカット。
そのままだと味気ないのでUバーニアを開口したものを取り付ける予定です。
その前にひと仕事、真鍮線を貫通させます。
貫通イメージ。赤い線がそれです。これでABSパイプが完全に固定されます。
で真鍮線をカット。後ほど整面しておきます。
これでモダンな可動機構を実装する事ができました。
本日もロクにプラモの時間が作れませんでしたが少しずつ進捗していっています。ということで今回は以上です。
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