BANDAI SPIRITS
1/00 フルメカニクス
ガンダムグシオンをつくる。


長い間積んだままになっていたんですが昨年末から密かに作り始めました。鉄血フルメカニクス1/100グシオン。MGバルバトス第四形態も出ましたんでちょうど良いかなと思いましてね。


本当はMGバルバトスと一緒に作りたかったんですが如何せん金がなくて(苦笑)

ちなみに箱はこんな感じです。リベイクとコンパチ式になっておりますね。宣材写真や箱絵では目立ちませんがコンパチで緑グシオンも再現可能です。

リベイク部分のパーツは以前HGIBOリベイク製作時にミキシングで投入しましたので今回は緑グシオン一択で製作します。


ちなみに以前作った HGIBOリベイクがこちら です。

1/100のパーツとミキシングして個人的にはめちゃくちゃ気に入っていたんですが反響はイマイチ(笑)私の人生でよくあるパターンです。

このあと辺りからガンプラは極力劇中イメージを重視してあんまり自分好みのアレンジしなくなりましたかねwww


グシオンの頭部。
「V字状に角度の付いたブレードアンテナ」と「二つ目」という要件は満たしていますがこいつのどこがガンダムなんだという巨大なカエルのような風貌がたまらなく魅力的です。


ですがガンプラとして立体化されると額と後頭部のブレードアンテナが非常にもっさりした造形となっております。これは恐らく安全基準を満たすために敢えて造形をマイルドにしているのだと思われます。ですので根元からカット。


昨年HGUC ペーネロペーを製作する際に使った idola のブレードアンテナに置換したいと思います。


カットした部分をヤスリがけして曲面をしっかり保ちます。


額のブレードアンテナ部分は一旦頭部に組み付けてからカットしましたんで取り付け部分の穴埋めも最小限で済みます。


隙間は瞬着で埋めました。


これくらいヤスリがけしたらもう充分、パーフェクトだと思います。


ここでいよいよ idola が登場です。


おお!


めちゃめちゃシャープになりました。
この手の表現はエッチングパーツの独壇場だと思います。


うっかり指で強く触ると怪我するほど鋭利な造形となっております。


金属製なんで塗装をする前にしっかりメタルプライマーを塗っておこうと思います。


これにて頭部の改修は終了です。


お次は肩アーマーです。
こいつがまた実に腹が立つ構造をしていてですね(笑)中央下部の突起に豪快な合わせ目が出ます。


という事で片側を根元から慎重にカット。


そしてカットしていないもう一方側にセメント接着して乾燥後合わせ目消しを行います。

そもそも肩アーマー全体を真っ二つに分断する合わせ目そのものが憎たらしいんですが私の腕ではもうどうしようもないですしご丁寧に段落ちモールド化されてますんでそれを尊重しようと思います。

色々ご事情があるのでしょうがこういう釈然としない合わせ目を強引に段落ちモールド化するBANDAI SPIRITSのアレンジには誠に参りますがこの時期やたらと色んなキットでこの力業が採用されていました。

あと肩アーマーそのものの取り付け方法が実に奇妙な構造が採用されており腕の可動を大幅に制限します。なんと廉価モデルのHG版グシオンの方が可動範囲が広いという全く本末転倒な構造が採用されており当時謎で仕方がありませんでした。まぁ今でも謎ですけど。

スケモ的目線で見るとグシオンの肩アーマーやHGUC ザクマリナーの脹脛の合わせ目なんてちょっと考えられないほど有り得ない位置でモナカ割していると気付かされます。

ガンプラって簡単そうで実はかなり難しいキットがいくつもあり「スケモは難しい 」と思われているガンプラモデラーの方がたまにスケールモデルをやるとあまりの作り易さにビックリされて新鮮な刺激を受けるかも知れません。

しかしそれと同時によくまあグシオンを1/100で出してくださったな、と感謝せずにもいられませんね。 造形そのものは非常にグラマラスで重量感たっぷりです。

ガンダム史上最もドクズ且つ話の進行に殆ど貢献しないパイロットが搭乗し、見せ場と言えば主要キャラの弟をハンマーで叩き潰すというロクでもない役どころしかありませんが個人的には機体デザインに一目惚れしていたお気に入りの機体だったので1/100の大ボリュームで立体化され感動しています。 とまあそんな感じで今回は以上です。

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