当ブログではもう何度も登場している機体なので何か違いを出したくて頑張ってみました。個人的に長年の悩みであった黒い機体の塗装がひと皮剥けた?ような気がします。
ナイトホークを作る際、こんな調子で黒い物体として仕上げていたわけですが、
よく見るとかなり複雑な形状をしているわけですよ。
でも他人様が私の作ったプラモを見てもらうという時、大抵の場合いちいちよく見たりしないと思うんですよね。そりゃそうですよ、他人が作ったプラモなんぞどれだけ頑張って作ろうが何かインパクトが無いと見向きもされない、当然です。これはプラモに限らないどころか仕事でもプライベートでもそうだと思いますね。
ということで久しぶりに AK-Interactive 社のウェザリングペンシルを引っ張り出してきました。
我が人生で色鉛筆に六千円以上ブッ込むのはこれが最初で最後だと思います。買ったのもう5年か6年くらい前ですかね?あっという間に年月が流れました。
買った当時は「本当に良いのか?おまえ今6000円以上払って色鉛筆買おうとしてるんだぞ…」って思っていましたが、まぁほんとにこれは凄いツールですね。使うたびに「買っておいて良かったな」と思います。
こんな感じで黒塗装で存在感が希薄となっていた箇所をトレースするわけです。色鉛筆なんで誰にでも出来る作業です。ただし手描きなんでそれなりに時間がかかります。手描き故にモデラーのタッチが如実に反映されます。唯一無二の仕上がりが楽しめるということです。
これ凄くないですか?
1/72 の黒い飛行機プラモにド迫力の重量感が加わりました。
機体下面だけでこれだけ複雑な造形が施されていたとは。
いやぁ、一気にハードボイルドな雰囲気が漂い始めました。
くっそ渋い。強そう。
先日塗り分けた排気口の部分は別の色を使って空気の流れや焼け表現をこれから描き込んでいこうと思います。
ガンプラだとMSVのプロトタイプドムとかもこの手法が似合いそうです。
今回私はアルミナムという銀色を使いましたが、白やら白っぽいグレーなども収録されていますのでお好みで。という事で今回は以上です。