お手つきキットが相当あるので今夜もそれを解消すべく手を動かします。本日2件目の投稿となります。
昨年の秋に購入したハセガワ 1/72 F-15J、当ブログでつくるのははもちろん旧キット凸モールド「C帯7番」です。嘘みたいな安さとパーツ数の少なさですからね。そしてデカい。すなわち最高です。
如何せん1972年生まれの金型という私がこの世に生を受ける前、ガンプラが生まれる前からフル稼働してきたプラモですからね。この手の50年選手プラモからすれば私もガンプラもまだまだペーペーみたいなもんですよ(笑)
流石に現在の目で見るといろいろ思うところもあるのですがこれはこれで非常に良いプラモでしてね、かなり良いキットだと私は思います。という事で行ってみましょうか。
先ほど仮組みしてみたんですが美しいです。
但しモールドは全編凸。
しかも薄い凸で非常に繊細です。耐水ペーパーが一瞬でも掠ったら立ち所に消えてしまいそうなか細さです。
ですが引きで見ると誠に美しいシルエットです。正統派主人公な細マッチョ体系で現代にも余裕で通用するスタイリッシュさです。
褒めてばかりもいられない点もありましてね、昨年組み立てようと思ったら主翼の片方が全くハマらなかったのです。これは当時の写真ですが。接続部分の受けと突起の幅が倍くらい違いましたのでそれが原因です。
しかし今日はすんなり嵌りました。
接合部を見るとやすりがけした痕跡が見えたので昨年だか年始だか辺りに無意識のうちに作業していたのだと思います(笑)
ここ数年勝手に手が動いて工作してる時がありますからね。脳が老化しているのかプラモ制作が完全に習慣化して反射的にやってしまっているのかわかりませんが。歳とってきたんですかね、ちょっと怖いですが。
家人から貰ったタミヤの薄刃ニッパーと並べてみました。
現用双発ジェット機という事もあってでかいんですよね。
RG ガンダムと並べてみました。
これは去年撮影&掲載した写真です。
この時点で殆ど見えませんが薄いパネルラインを何とか残して面の情報量を確保したいところです。
凸モールドを彫り直すというのが最も手堅い解決方法なのでしょうが、如何せん線が多いのでね、他にも制作中のプラモや新たに作りたいキットが山ほどありますので時間をかけずにうまいことやりくりしたいものです。
両脇のインテークなんかも豪快なモナカ割りなくせに中身はのっぺら坊だったりとかなり時代を感じさせる造りとなっておりました。
ウェポン類は漢の一発抜きパーツのオンパレードで私は作り易くて好きです。
というか切り出すだけでミサイルの形になりますからね。私的には 1/72 はこれくらい勢いがあるパーツ構成で充分ですよ。
この辺はモデラーの見せ方次第でなんとでもなりますしエッジ部分も初めからシャープです。
エンジンノズルはのっぺら坊が過ぎる造形で内部はツルツルです。あまり細かい事が気にならない私でも流石に焦りました(笑)奥に嵌めるパーツを捨てちゃったのか?なんて思わず慌てましたから。
とは言え、21世紀も20年程経過したこのご時世にこの値段で買えるプラモですからね。文句は出ません。
しかしこの箱、誠にカッコ良いです。
広大過ぎる背景が日本っぽさゼロですが美しいです。
そしてパーツ数は63。
キャノピーを閉じた状態だと61?くらいになります。
旧キットはパーツ数130以上ありますので判別時は箱の側面のパーツ数で判断されると凸か凹か、すなわち旧キットか新キットか判別する事が出来ます。
タイヤなんてパーティングラインどころか餃子の耳状態なバリが生えていますがここもモデラー側で簡単に処理出来ます。まるで蜂楽まんじゅうの合わせ目みたいなバリですが50年選手な金型で全長約27cmで税込800円弱で買えるプラモですからね。これしきの事で目くじらを立てるのは無粋な話です。
先に進むために一旦バラして接着出来る箇所は接着していこうと思います。
まず胴体の合わせですね、ここを接着しないと先に進めません。
その際に計器盤と座席を忘れずに接着しておきます。
組立説明書には3グラムと指示されていましたが機首部分には念のため10グラム近くオモリを入れておきました。
背中のエアブレーキは閉じた状態で接着しました。
ボケてしまいましたが、主翼下面のウェポン装着用の穴を私は昨年4つ開けていたのですが、
今日改めて組立説明書を読むと2箇所のみと指示されていました。
組立説明書はちゃんと読まないとこのように二度手間になってしまいます(笑)
パイロンの組み立て時にも思いましたがパーツ精度はかなり良いです。右主翼だけ合いが悪かったですがそれ以外はかなり調子が良いと思います。
定価自体がかなり低めですがヨドバシでは更に値引きが入って税込800円を切る価格で販売されています。記事下の広告欄に貼りたかったのですが現在完売?のようでリデコキットの米軍仕様を貼っておきます。これもかなり安いです。
パーツ数少なくシルエットが美しいハセガワ「C7」イーグルおすすめです。昔の良いプラモの感触そのものなんですよね。非常に良いキットだと思います。
完成予定ですが現在並行して制作しているキットやこれから開封したいキットとの兼ね合いもありますので何とも言えませんが早くて来月ですかね。3月か4月に完成報告したいと思います。という事で今回は以上です。