数年前格安で手に入れてきた1991年製ファントムを作ります。
私ずっと旧キットだと思い込んでいたのですが手持ちの最近の 1/72 ファントムと見比べてみるとデカールや箱以外ほぼ完全に同じなのでバリバリの現行キットという事になりそうです。不勉強でした。この洋上迷彩ファイントムも早く作りたいところです。
個人的には自衛隊の青い偵察ファントムが至高だと思っていますので造形村から臓物入り 1/48 が出たらまあ間違いなく買うでしょうね。私にアレを完成させる事が出来るのかはまた別の話ですが(苦笑)そういえばファインモールドが新金型で 1/72 を今年出すそうでこちらも注目度高そうです。
もう一個定番品としてハセガワが出している 1/72 ファントムあれが70年代産まれらしくどちらも現行品ですが強いて言えばそれが旧キットという事になりそうです。
90年代初頭のアイテム且つデカール(がヤバい事で有名な)のハセガワですのではなから水転写デカールが使えるとは思っていませんでした。試しにコックピットの計器パネルのデカールを貼ろうと思ったんですが水につけたら粉々になりました(笑)
そういった事情もあり、以前からずっとやりたかった表現である「試作CG風仕上げ」にうってつけなんじゃないかと思った次第です。写真はAIRFIX社の試作CGです。
「試作CG風仕上げ」という表現があるのか私は知りませんがメーカーが新製品発表の時にグレーの三次元CGを用意していますがアレを模型で表現したいというのが今回のテーマです。
で現在こんな感じです。コックピットと窓枠以外まだ塗っていませんが本体の合わせ目消しは先月か先々月くらいに終わらせておきました。
「試作CG風仕上げ」と言ってもただ組んでサーフェイサーをブシっと吹いてハイ終わりとするつもりもなく、ちゃんと塗装するつもりです。グレーなんですけど。
試作CG等は三次元モデリングされた画像で陰影がかなり強調されて見えるものも多いため、プラモにグレーをただ吹いただけではあの雰囲気は出せないと思いますのでエアブラシで陰影を描き巨大感を出したいと思っています。
私はファントムやトムキャットなどのような超王道とは無縁の模型人生を歩んできたので正直なところあまり詳しくないのですが、ファントムはロングノーズ?な機種の方が好みですね。純粋に美しいです。
結構悪そうなデザインをしていてカッコ良いです。
西側陣営目線で見ると米軍機は味方且つ大正義なイメージがあるのかも知れませんが、よくよく眺めてみるとヒールっぽさのある形状だと思います。と言っても敵方の MiG-21 もこれまた如何にも悪役っぽい外見ですが(笑)
ちょっと話が逸れますけれど 1/72 MiG-21 も四箱ほど積んでいるので本当は同時に製作したかったんですがね。今回は時間が作れませんでした。
ハセガワのファントムはパーツがキンキンでそのまま組んでもむちゃくちゃカッコ良いです。
現在メインで製作中のキットの進捗が芳しくなかったので以前作業して放置気味だったこのキットを引っ張ってきました。
インスパイアの源泉として以前ネットで見たんですよ。
どなたかが大戦機をグレー成型色のまま組み立ててたのですが、それがやたらカッコ良く見えたの自分もいつかでデカールが死んだ古いキットを使ってモノクロで勝負してみようと目論んでいたわけです。という事で今回は以上です。