確か昨年末の12月28日に入手した本キット「サンダーボルト版ザク+ビッグガン」。ようやく完成報告の日を迎える事が出来ました。
キットそのものの出来は良いのですが、如何せんやりたいことが個人的に多かったため、後ハメ加工、プロポーション変更、ディテールアップ、ビッグガン本体の可動ポイント追加等々…弄り出したらあれこれと作業がネズミ算式に増えてしまい途中から辛くて泣きがなら(嘘)造るハメになってしまいましたwww
ほんと完成して良かった(笑)この一言に尽きます。
という感じで完成報告始めます!
お決まりのアングルから。
サンダーボルト独特の荒涼とした世界観を強調するようなディテールアップや配色を心がけました。
大田垣先生の描くハードボイルドだけれど何処かパキッとした無機質さも伴わせもつメカの魅力を引き立てたかったのです。
ビッグガンの胴体部分に前後スイング出来る可動ポイントを自作し、写真の通り仰ぎ気味の射撃ポーズも取れるように改修しました。
挟み込みパーツが多いので、塗装派の方は後ハメ加工したり、場所によってはマスキングで対応したりと要所要所で少し頭を使います。
私の知能では結構テンパりましたね(笑)間違いなくこのキットの難所であり面白いところでもあります。
砲身、本体、三脚と非常に立体的な構成で迫力のある佇まいがあります。
ザクと一緒に写すと如何に巨大かということがわかります。
仰角可動が加わる事でより力の入ったポージングが決まるようになります。
射撃ポーズ。後からの眺め。
勿論ザク本体はアクションベースや魂ステージ等の汎用スタンドに対応しています。
写真のように浮かせて飾るのも浮遊感があって良い感じです。
ビッグガン後方の赤いチューブは基部毎切断し、ビニールチューブに置換しています。
個人的にはこの角度での射撃体勢が取りたかったので今回の改修作業は本当にやって良かったです。
ここからは少しビッグガン単体のご紹介をしようと思います。
三脚はここまで下がります。
非常に設置面積を占めかなり場所を取りますがデカいは正義を地で行く迫力がたまらないのです。
三脚はここまで上がります。
パトレイバーに出てくる「ピッケルくん」状態です(笑)
毎度の事ながらパネルラインを大量に追加しました。
ドライドフィッシュ内で艦内設計+艦内製造+改修,改修,改修また改修されて運用されているイメージで造りました。
足下の黄色と黒のストライプは塗装です。
基本的にラピーと、水転写デカール以外は全て塗装で、細かい所はマスキングと筆塗りを使い分けました。
いやぁ、自分で言うのもなんですが本当にウットリしてしまう眺めですwww
泣きながら造った(大嘘)かいがありました。
話はビッグガンに戻ります。三脚部分は大きな平面の連続なのでディテールアップしがいがあります。
当ブログでよくやるのは
「RGあたりと並べても違和感の無い密度感を実現しぱっと見1/144スケールには見えない迫力を出すこと」
を目指して今回もお目出度い程モールド追加してみたり色分けしてみたり景気良くラピーテープの金を張り込んだりして楽しくやってます(笑)
三脚は合わせ目と挟み込みのオンパレードですが、私はタンクを後ハメした以外は全て一旦接着して強度と見た目を優先しました。
このスケールであれだけ大きい合わせ目をモールドとして解釈するにはいささかムリがあると判断した為です。
手前味噌ですがこの写真のモールドと色分けはとてもとても気に入っています。
センサー部は発色の良いクリアーレッドのパーツが二つ付属するので裏側にラピーテープ(銀)を貼ってそのまま装着し、その隣向かって左側の長方形のセンサー部にはラピーテープ(緑)を貼付けました。
砲身の紫部分には側面にハセガワの曲面追従シートのカーボンを張り込みました。
ただ貼っただけですがお気に入りの箇所です。
大型ジェネレーターが三つ。
ここもモールド彫り、塗装共に本キットの難所の一つで私はここと三脚で心が何度も折れそうになりました(笑)が無事に完成。
塗り分けもガンプラビルダーとしての意地を見せたつもりですwww
下段のジェネレーターも同様に。
文章にすると僅か数行で片付いてしまうのが切ないところですwwwwwwwwwww
さて、ここからやっとサンダーボルト版ザクのご紹介です(笑)
キットも大作なら投稿も大仕事になりますね。
全身に亘ってモールド追加し密度感アップを狙いモノアイをHIQパーツのVCドーム赤2mmに変更しています。モノアイレールの360度回転化で消灯状態も再現出来るようにしています。
劇中も消灯状態のシーンが印象的ですしね。
プロポーションはキットのままだとえらくずんぐりむっくりしてたのが気になったのでここは大田垣先生のイラストを見直したりしながら色々検討した結果、股間ブロックの位置変更で対応する事にしました。
横から。
ザクバズーカの懸架の仕方が独特で面白いですね。
プロペラントタンクとバーニアの間に火器を置くのかよ?って内心ちょっと心配しましたがカッコ良いので全てが許せます(笑)
後ろ姿。
逞しいです。
ザクマシンガンを構えて。
あ申し遅れました。基本的にバックパックが非常に重い&重心バランスが悪いので何がしかの汎用スタンド必須です。
下半身の可動ポイントをキツ目に渋ってみましたがそれでもかなり厳しいです。
もちろん前傾姿勢や立て膝等はいけます。
武器持ち手が左右分付くのはとても有難いですね。
手甲もサンダーボルト版の新規造形でいけてます。
ザクバズーカに弾倉が付いたのは大きな革命ですね!
両手持ち〜
基本的な写真を忘れてました(汗)左向き。
背面。
右向き。
今回の改修で相対的に足が長くなったので上から見た時もスタイルが破綻することなくまとまります。
作品世界の通り、やはり宇宙空間を漂っているイメージが似合います。
バックパックも男の浪漫が凝縮されたかのような「濃い」デザイン。
勿論モールド大量追加でハッタリを効かせました。
続いてヒートホーク。
心無しかいつものザク系キットのようにスポスポ取れるということもなく非常に良い感じに持てました。
付属する手首は銃持ち手左右分、角度のついた銃持ち右手、穴空き武器持ち手左右分、穴の開いていない完全な握り拳状の左手計6個となります。
ザクマシンガン、ヒートホークをこのパーツにくっつけてバックパックに懸架します。
プロペラントタンクは根元を金とコパーで塗り分けました。
ヒートホークとモノアイ関連は光沢仕上げにしました。
これはザクバズーカとプロペラントタンクを接続するパーツ。
ザクバズーカ。以外にも塗り分け箇所がおおいのですが頑張りました(笑)
スコープはHアイズ5mm径を使用しています。
ザクマシンガンも塗り分けがあります。
ドラムマガジンも含めて独特のアレンジが加えられていてかなりカッコ良い造形です。
スコープはVCドーム赤3mmがジャストフィットしました。
いやあ、今回は格別長話になっちゃいましたね〜
ご高覧いただき誠に有難う御座います。
付属品全て。
やっぱりスタンドはあった方が良いと思います。
当ブログに限らず諸先輩型の製作記でも言及されていますが非常に手間のかかるキットです。
ただそれは重大な欠陥があるという分けではなくひとつひとつの作業の積み重ねの積算量が膨大だということであります。
ですのでちょっとずつでも作業を継続していけば何方でも確実に完成します。当たり前かも知れませんがこれを実現し続けるバンダイはやはり凄い。
この調子でサンダーボルト版リックドムお願い致します!なにとぞよろぴくー(笑)
さてさて私ですがここで感傷には浸らず失った時間を取り戻すべくどんどん製作を継続します。
昨日届いたバイアラン・カスタム2号機(しかも3箱!!!)の件もありますのでどんどん造っていこうと思います。ではでは長文にお付き合いくださいまして誠に有難う御座いました〜
一体どうやってこんなギザギザとか曲線とか左右対称とか、筋彫りをしているんですか??
何をガイドにすればこんな形の筋彫りが引けるのですか??
もしよければ次のガンプラのブログ更新する時についでに教えていただけないでしょうか?
あつかましいお願いですいませんw
これからも頑張ってください!!
こーき様
この度はご質問及び激励いただき誠にありがとう御座います。
返信が遅れてしまい申し訳御座いませんでした。
ご要望にお応え出来ているか分かりませんが今回記事を投稿してみました。
http://uc-timeline.com/archives/4852
該当する内容は記事中盤から後半になるかと思います。
ご都合の宜しい時にご高覧くださいませ。
ガイドは主にHIQパーツの「スジボリ用テンプレート ジグ1&2」
スジ彫りはスジボリ堂の「BMCタガネ」を使用しております。
以上、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
初めまして、やり過ぎ感プンプンのスジ彫がすざましくカッチョイイです!!!
スバラシ過ぎです!!!
左衛門之介久 様
コメント有難う御座います〜
返信が遅くなり大変失礼致しました。
当ブログの作例は作業時間の約半分がスジボリでして(笑)そういっていただけると大変励みになります!
今後ともご愛顧のほど何卒宜しくお願い申し上げます〜