大変ご無沙汰しております。
久し振りのパチ組みレビューで御座います。
なんとMSD(モビルスーツディスカバリー)とかいうシリーズが生まれました。
果たしてかつてのMSV登場時のようなヒットシリーズとなるか?
トップバッターは「プロトタイプグフ(戦術実証機)」なるものがキット化されました!
今回もヨドバシカメラマルチメディア博多店さんにて入手してきました。同店での販売価格は税込1,650円也。
アートワークは従前のジ・オリジンのキットに倣います。非常に躍動感があってカッコ良いです。
パイロットはランバ・ラルだったのでは?的なことが書かれていました。なるほどこれで機体が青い理由に納得出来ました。上手い事考えましたね(笑)
そしてアンケート用紙と0083のBDボックスの告知ちらし。
読者の方に教えていただくまで知らなかったのですがこのアンケートって期限があったんですね(汗)はいぷ様貴重な情報をご教示いただき有難う御座いました!
いつかまとめて出そうと貯めに貯めてきた私は大量のアンケート用紙を無駄にしてしまいましたwwwちゃんと説明書きを読まないといけませんね。。。
シール関係が非常に充実しています。
色が足りないというわけではなくマーキング関連が殆どです。モノアイの発行状態のシールが二枚付属するお得な内容となっております。
正面。
……..なんとも微妙なプロポーションです(笑)
パーツ単位での造形は良い感じなのですが全体で見ると緊張感に欠けます。
ちなみに設定画がこれです。
これかなりカッコ良いなと思いますが、キットは少々コンセプトがとっ散らかった感があります。
しかし設定画風のアングルにしてみたら割と良い感じに。
プロポーションを弄ってより理想に近づけたい気もしますが何処に原因があるのか今ひとつ掴めません。まじまじ眺めているとこれで充分なんじゃないかという気もしてみたり角度を変えるとやっぱり弄らねばという気持ちも湧いたり実に悩ましいキットです(笑)
背面。
このグフのようでグフでない顔が怪しくて非常に気に入っています(笑)
コレ目当てで買ったと言っても良いくらいです。
後頭部も味のある顔があります。イエサブ大宮本店さんがtwitterで前後ひっくり返した画像を掲載していましたね。ザクマリナーもこんな後頭部をしており私好みです。
バックパックのデザインが素晴らしいです。
カトキハジメ氏の大河原邦夫先生リスペクトを感じます。
スパイクアーマーは挟み込み全開の「オリジン形式」。私はこの構造を好ましく思っていません。従前のF2やグフカスタムと同様の形式の方があらゆる面に於いて凌駕していると思います。強度が落ちるのがイヤだったので後ハメ加工はせず接着しました。
オリジン版ザクでは革命的パーツ構成によってデザインを崩さずに超絶可動を実現した胴体部分ですが流石に今回は腰が360度回るような事も無く可動範囲は狭いです。これはデザイン上仕方無いと思います。
ただし腰部で前方スイングが可能ですので前傾姿勢等は取れます。
立て膝もオリジンザクのように滑らかに決まるということもなく辛うじてといった感じです。個人的には脚部に関してはこれだけ動けば充分という感想を持っています。
※脚部の可動範囲はかなり優秀なのですが腰部装甲とパイプが股関節の可動範囲を制限してしまい立て膝が窮屈になります。
胸部の脇?部分はオリジンザクのように可動ポイントが仕込まれておりますが今回は後方に動き胸を張るようなポーズ付けに使えます。ちなみにキャノピー部分はクリアパーツです。
三連装フィンガーバルカン。
正式採用される頃には五連装に、そして関節可動?!するまさに「ジオン脅威のメカニズム」体現する超兵器に進化します(笑)
右腕はもちろん…
ヒートロッドで御座います。
パイプ類に使われている柔らかい樹脂製ですので自由に表情を付ける事が出来ます。
結構長めなので色々遊べます。
?!
!!!!!
前腕部は取り替え可能です!
このアイデアは面白いですね〜
ちなみに平手もあります。
「スチュワーデス物語」の片平なぎさを思い出しました(笑)
もんげー肉抜き穴があります。
ちなみにこの前腕部パーツは右腕分だけ付属します。来月発売されるモビルワーカーに左腕分が付属します。商売上手です。
武器持ち手にも肉抜き穴が!
ヒートホークが付属します。
このギミック非常に面白いのですがアタッチメント部分がタイトなのでピンセット等で取り外した方が無難です。
サイボーグ的でなかなか不気味です。なんだかんだでかなり私好みの機体です。
ヒートホークは収納状態のものも付属しますので腰部に取り付け可能です。
お尻にも穴があります。
ここに汎用スタンドを取り付けても良いかも知れません。
シールドも付属します。
色分けもしっかりしていますのでパチ組み派の方にも嬉しい仕様です。
オリジン系キットお馴染みのスタンド接続パーツ。
私は5mm角棒を挿して3mm穴を開口することで市販スタンドに対応させてみはしましたが結局股間に3mm丸穴を開けました。
個人的にはこの方法が一番しっくりきます。
塗装後塗面を傷つける事もありませんし。
浮かせてみました。
胴体、股関節、頭部、肩部と干渉する箇所が多いのでポーズが固いです。
ヒートロッド射出!
アッパー!
本音を言うともうちょっと大胆に動いて欲しかったですが、プロポーション/可動範囲ともにぎこちないこの雰囲気が以下にもプロトタイプっぽい気もします。
ただ、後にオリジン版グフが出るとしたらこのプロポーション&可動範囲では良い評価を勝ち取るのは難しいでしょうね。
先に出たHGUCグフカスタムとHGBTグフR35が余りにも出来が良過ぎるというのもありますが。
これまたイエサブさんがツイートしていましたけれどこの穴は色々と応用の可能性を広げてくれますね。
恒例の身体測定はHGUCザクF2と。
F2が名作過ぎるというのもありますがこのプロトタイプグフ、どうにもプロポーションにまとまりがありません。
そして皆さん大好きグフカスタムと。
これはいかん公開処刑になってしまいます(笑)
でもですね、このプロトタイプグフなんとも愛嬌があるんですよね。今どき珍しい旧キット的な雰囲気があります。
パチ組み放置中のグフR35と。
こうして久し振りに箱から出してみると信じられないくらいカッコ良くてたまげます。
グフR35の腕をごっそり取り付けてみました。
シルエットがまとまった気がします。
モノアイスリットがザク風なので「グフのようでグフに非ず」なまがいもの臭がたまらなく気に入っています。クセになる顔です(笑)ラルよりもマが乗りそうな乙に澄ました面構えです。
おまけ写真ですがグフR35にプロトタイプグフの腕を装着の図。
イケメンは何やってもカッコいいですね(嫉妬)
やはりスパイクアーマーはこの従前の取り付け方式が恋しいです。オリジン方式はなんのメリットも感じません。あんなに上部にニョッキリとスパイクアーマーが跳び上がるギミックのために挟み込み多用する意味がどれくらいあるのか疑問です。
よくよく考えてみると当ブログではグフの完成品が一体しか無かったことに今気付きました。これは優先的にグフ系キットを作らねばなりません。
最初は違和感だらけだったのに何度も何度も見ていたら好きになってくるからこのキットは恐ろしいです(笑)
フレームや関節部分等オリジンザクと共有していますが全高からなんから別物に見えます。
完全にパチ組み報告の機を逸していましたがオリジン版黒い三連星もスタンバイ完了です!是非ご期待ください!オルテガ機が出たのでこちらもサクッと近日中にレビューしたいと思います。
散々見た目がおかしいと言いながらちゃっかり二箱調達するジークジオンな当ブログです。
外見の話に終始してしまいましたので最後に補足となりますが本キットの構造的な長所としてはオリジン版ザクと比べて挟み込み箇所が随分減ったことかと思います。
腕部に関してはスパイクアーマー部分以外は後ハメ加工要らずですし、オリジンザクでは懸案だった脚部のパーツ構成も本キットではだいぶこなれてきました。
当ブログではグフ系MSの完成報告がグフカスタムだけ(2012年完成)だったので一体目は割と素直に作って、まずはキッチリ完成させることに重きを置きたいと思います。
さて次回予告ですがメカトロウィーゴが2体完成しておりますし、オリジン版の黒ザクも三体揃いましたのでそれのパチ組みレビューもしたいです。そしてシュツルム・ガルスとZⅡに至っては完成間近です。カミキバーニングガンダムもそろそろ開封して組みたいですし。。。ということで色々選択肢がありますので何が出るかはお楽しみということになります。ではではご期待くださいませ。