HGUC NRX-044 アッシマー
うるさ方「あと腰さえ廻れば…」
「ならば回してみせましょう!」の巻。

000

いや〜久しぶりにブログ更新ですよ。

なかなかガンプラに時間を割けず、突然の禁断症状が(笑)

ということで殆ど発作的にアッシマーを作ります!何の脈略もタイムリーさも無いですが強いて言えば、6月リリース予定のHGUCメッサーラが登場するまでしばらく「異形系」祭を続けようかな、という感じです!!

001

写真写りが良いのでぱっと見気にはならないのですが、実物はどうしても腰周りのスカスカ感が否めないです。
それとご存知の通り完全変形故に腰の回転は無しです。

逆を言うとそれ以外は完璧なスーパーキットです。

このキットのリリースが2005年の6月。完全変形と合わせ目が殆ど無い神設計、そして細かい色分けという当時も今もこれに匹敵する変形キットは中々無いのではないでしょうか?

002

差し替え無しでこの変形!!!!

当時からかなりの人気があったようでWebで検索すると山のようにレビューや作例が登場します。

配色も良好で塗装するのが勿体無いくらい。

003

このまとまり感!!

※各パーツはピンをカットして緩めに仮組みしてますので隙間が出てますが実際はピッタリします。

004

当ブログは本キットに関して完全に後発故に、諸先輩型が(たぶん殆ど)やっていない技術的解決を目指します!

      1.完全変形は殺さずに腰の回転軸を追加する!
      2.股間〜腰まわりがスカスカして貧弱に見えるのでなんとかする!
      3.これら二点を無塗装の「簡単フィニッシュ」で完成させる!
      4.勿論「散弾ではなぁ」は再現する!

(但しスラスター内部等の部分塗装は行う)
という3つのテーマで制作して参ります!!!

005

ということで一旦バラして懸案の腰部の改修を始めます。
少々厄介ですが、ここさえクリアすれば、完成したも同然?!ですからね。

結構内側もタイトで、「穴をブチ開けて股間軸を突き刺す」みたいた手口は通用しそうにないので丁寧にやってみます(笑)

006

股間のBJ軸が生える基部を守る外装部分をヤスって面イチにします。
左がキットのまま、右がヤスった後ですね。

007

変形の要となるABS製の引き出し可動軸。
こいつは肉抜き穴をポリパテで埋めてから目分量で一刀両断しました。

この時点で無計画www
やってから考える感じです。

008

既存のBJ軸も切断してこんな感じで平面にした後、もともとBJ軸が生えていた場所に3mmプラ丸棒を突き刺します。

今回はタミヤの曲がる透明プラ棒を使いました。

009

そこにこんな感じにカット&3mm開口x2した1.5mm厚プラ版を付けます。接着は現時点ではしません。

010

こんな感じでBJ軸を取り付けます。
軸が3mmであれば市販品でも自作でも何でも構いません。

こうするとこでMS時とMA時にプラ版部分が回転して適切な位置に脚部の接続ポイントが移動する算段であります!

これ考えた時、「もしかして俺才能あるかも!」などといい歳こいて悦に浸りましたよ(笑)

011

こんな感じです。
もはや死角無し!!

といっても強度的には少し不安が残りますが、まあ良しとしましょう。

012

さて、お次は腰の引き出しですが、切断面に0.8mm真鍮線をぶっ刺して瞬着で確実に固定します。

013

腹部胸部側を少し削ってイエサブの「ロールスイングジョイント 中」のBJ基部を接着し写真のようにBJ接続してみました。

試しにやったつもりが以外にドンピシャだったのでこのまま行きます(笑)

014

苦戦するかと思いましたが、「案ずるよりは産むが易し」でした。
あとはスジ彫り等のディテールアップと表面処理したら簡単フィニッシュなので一気に王手になりそうです!!!

015

ちなみに変形時のジョイント移動も特に位置合わせせずに完璧にハマりました!

今回久しぶりの簡単フィニッシュを行う予定ですが、表面処理など大抵「簡単」には行かないので私は全塗装を基本行っています。
ただ今回のような完全変形のキットでそもそものパーツの色分けもバッチリなので干渉対策も含めて考慮しました。

ゼータ系のド派手なメカなので、モールドたっぷり、デカールたっぷり、光沢感たっぷりでエンジョイしたいと思います!!!

乞うご期待!!!!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください