モンモデルから昨年発売されたSD タイタニックを作っていきます。
SD系キットに関してモンモデル社は間違いなく世界最高水準をひた走るトップメーカーです。肉抜き穴が完成後目立つ場所に出るような事はありません。
同社の船舶系と戦車系 SD キットは基本的に合わせ目がほぼ出ません。 SD 航空機シリーズ「MENGKIDS」でさえ胴体の合わせ目消しがある程度といった作り易さです。
SD He177に至っては航空機モデルでありながら合わせ目が不要です。
そしてパーツ数は少なく多色整形且つスナップフィットでその精度も極めて高いです。 SD ガンダムやたまごひこーも作ってきた事がある私ですが、それらと比較しても並外れて MENG MODEL 社の SD キット群の作りやすさと完成度の高さといった技術水準は既に国産メーカーを超えています。またブランディングも巧みで非常に小洒落たデザインと作り易い組立説明書が特徴です。
側面も洒落ています。
箱の使用はガンプラなどで馴染み深いミフタ箱形式。
輸入代理店はクレオス。
ラベルの上に「Shenzhen=深セン」とあります。
組立説明書は同社お馴染みカラー印刷。
いつもより紙質がややペラいですが相変わらずデザインが秀逸で非常に組み立て易いものです。
テトロンシールが付属。
全パーツ。
非常にカラフルで合わせ目が出ない構成となっております。目立つ場所に肉抜き穴が出る事もありません。これは同社ならではの高水準です。
つい先ほど組み立て開始したのですがあっという間に形になりました。組み立て時間をビデオに撮ってみたのですが12分50秒ほどでストレス無く組み上がりました。
造形も見事です。
コンパクトな SD キットですがもっさりしていたりする事もなく精悍さと愛嬌が共存した名アレンジがなされています。
これは完成が非常に楽しみです。
造形・色分け・組み立て易さ・低価格を両立しており MENG MODEL が SD キットに賭ける並々ならぬ情熱を感じます。
大きさ比較。
同社のSD軍艦シリーズ「Warship Builders」と比較。
今回のタイタニックは新シリーズ「MOE」の第一弾キットとなっておりますのでWarship Buildersお馴染みの台座は付属しません。
ゆくゆくは同社の情景セットに絡めるか、自作するかしようと思います。
今回気晴らしがてら開封して仮組みしましたがホビーボスのタイタニックと共に7月か8月頃に完成させるつもりでやっていこうと思います。という事でご期待ください。