当ブログ2020年最初の複葉機製作はこのキットを選びました。
見るからに練習機といったド派手なカラーリングが印象的で日本で言うところの赤とんぼ的な位置付けの機体なんでしょうか、前から作りたかったキットだったので非常に楽しみです。
レベルゲージ4。
私に完成させる事が出来るのでしょうか。
パーツ数58なんでそんなに手数かからなそうですが先の「レベル4」が如何なる意味なのか気になります笑
翼幅約16cm、全長役20.6cmと結構大きめです。
私は昨年の11月かなり安価で手に入れましたが大きさ的にもお得感かなりあります。箱も薄いキャラメル箱ですが面積自体はちょっと大き目でゴージャスです。
長年売れずに棚の肥やしになっていたのか箱の裏などはダメージが目立ちます。箱のデザイン的に結構新し目のキットだとは思うんですがね。
開封すると中はこんな感じ。
薄手のキャラメル箱にギッシリ詰まっています。
デカールは色々収録されています。
二種類分のデザインが含まれているのである程度選択して使います。
CARTOGRAFではないのかも知れませんがデカールそのものはイタリア製。
個人的にはイタリア製のプラモは苦手なものが大変多いので避けがちですが(苦笑)イタリア製のデカールにハズレはほぼないです。品質面でかなり期待出来そうです。
パーツ数は多くないですが主翼などを見るに結構大柄な機体となりそうです。
内部フレームの再現するパーツも入っておりこれは楽しみです。相当お買い得感があります。
組立説明書は最近のレベルのプラモでよく見るフルカラーのゴージャスなやつです。中綴じされておりゴージャスです。
中身はいかにもヨーロッパ人が作った的な情報が綺麗に整理された内容となっております。この独特な雰囲気はヨーロッパならではです。
日本、アメリカ、中華系メーカーどれとも異なるユーロなテイストです。色使いとか線の太さとか書体のチョイスなんでしょうかね。
ここは製作時のお楽しみポイントです。
あとドイツレベルの組立説明書が便利なのは色指定のアルファベットを囲っているフラッグ状のマークがおおよその色味を表現している点です。
特に飛行機モデルはその構造上、塗装と組立が入り乱れる場面が多いのでこのように図中に塗る色そのものが視覚的に明示されているといちいち説明書の色指定表を見るためにペラペラめくる必要がないため大変便利です。
収録されているデカールに体操したカラーリングは二種類から選ぶ事になります。
今回私は黄色と青の面白そうな配色の機体にしてみましょうかね。
散々ヨーロッパテイストを強調してしまいましたが、本キットは中国製です。
ドイツレベルのプラモは東欧、西欧、米国、アジアと世界各地で作られています。
2014年と刻印がありますので最近の中華キットの信頼性は極めて高いものが多いのでパーツ精度等の問題はまずないと思います。
「Zhongshan」と黒い印字があります。広東省中山市(ちゅうざんし)の事です。
広東省中山市には雅太電器有限公司があり、トランペッター社はその会社の参加です。OEM先か何か関係あるかも知れませんね。
※scalemateで本キットの事を調べてみました。
https://www.scalemates.com/kits/revell-03957-stearman-pt-17-kaydet–993999
ドイツレベルから2014年リリースとなっておりますんでOEM先が中山市のメーカーという事になるのかと思われます。
組立説明書の順序とは異なりますがまずは主翼を組んでみました。
主翼に関してはパーツの精度も良好で接着剤を塗る事を想定した面が内部にしっかり設けられていたりとこの手の海外メーカーキットにありがち(だった?)不親切な感じは全くしません。
パーツ数58でレベル4表記が大変気になっておりますがこの調子で順調に製作出来れば良いなと思います。
あ問題は張り線ですかね、アメリカの複葉機って張り線白が基本だった?ような話をモデルアートの別冊を立ち読みしている時に見た気がします。となるとストレッチリギングに頼れなくなるので何か代用品を探してくる必要があります。
まぁそれはもう少し先の工程に進んでからの話ですのでまずはしっかり形にしていこうと思います。という事でご期待ください。