当ブログでは長年黒背景の表現にあれこれ試行錯誤してきたんですが今ひとつパッとしなかったり紙製の背景だとすぐにダメージが出来て使い物にならなくなったりしていたためここ数年間黒背景を諦めておりました。
しかしながら被写体によっては黒バックが欲しいというシチュエーションに度々遭遇するわけでして何度も通常使っている背景をバックに撮影してきました。
暖色系の背景に暖色系の被写体を配置し撮影すればその写真は非常にしまりのない、模型として魅力に掛けた写真となります。
この現象の何が問題かと言えば実物の魅力を撮影時に大幅に取り零すという事に他ならず、長年における撮影時の私の妥協のせいで実際よりも見劣りする写真を大量に投稿してきた経緯があります。特に白い部分が多い被写体がその被害にあってきました。
という事で今回ハイミロンという生地を購入し黒背景に再挑戦しようというわけです。特に完成報告時に可能な限り被写体の魅力を伝える事が出来る正確な写真のアップロードを目的としております。
生地を購入してきてから早速自作の撮影ブースに設置して色々撮影しながら実験してみました。