なんと成型色が黒でした。
これはこれでカッコ良いとは思いますが合わせ目消しや塗装の便を考えると個人的には普通にグレーが良かったかな。。。
今やボトムズのプラキットなどですっかり高精度なパーツ成型と組みやすい設計などでウェーブといえばかなり安心感のあるプラキットを出す企業というイメージがありますが、
S.A.F.S. 関連キット中身は1985年に廃業した日東科学の金型を引き取ったものなのでパーツ構成や精度は流石に今の目で見るとかなりいまひとつ。
↑↑↑ウェーブ製だそうです。訂正致します↑↑↑2020年3月8日10時19分
と言ってもパーツが足りないとか形が全然違うという事は全くありません。あくまで挟み込み部分に隙間が出来るというレベルのものですのでやすりがけや合わせ目消しの基本スキルがあればどなたでも組み立てる事が出来ます。
ただ最近のガンプラや30 MINUTES MISSIONS的なノリで挑むとストレスがたまるだろうなという事です。タミヤセメント等のプラモデル用接着剤(と出来れば瞬間接着剤)とピンバイス必須です。
何年か前 S.A.F.S. のリデコキットであるファイアボール作った時も同じような苦労をしたのを思い出しました。
黒背景だと見え難かったの背景を変えてみました。
合わせ目はほぼ全身に亘って存在しますし、その大半は何故かアンダーゲートという謎仕様のため処理に手間取ります。
おまけに関節部分はシーリング再現と可動ギミックを両立するためか軟質樹脂を採用いてこいつがキツめでパーツの噛み合わせの障害になりがちです。
本音を言うとプロポーション変更は無しで近代的なパーツ構成で新しく金型を起こして欲しいという願望も湧きますが正直ガンプラやミニ四駆ほど売れるわけでもないでしょうからここはモデラー側のプラモ愛で乗り切る必要があるのかも知れません。
踵なんかはディテール跨いで合わせ目がありますが、シンプルなデザインだったのでごっそりこそぎ落として合わせ目消しを完璧にやってからディテールを再生したいと思います。
但しフォルムは誠に美しいです。
再販される度に完売してしまう人気者でもあるので、店頭で見かけたら抑えておくべきキットだと思っています。
もっと気軽に変えたら月イチくらいで積んでいきたいんですがね〜
右上腕は格別でかい隙間が出来ました。
最初私はラッカーパテで埋めようと試みましたがヒケよりも修正箇所の方が大きいので最終的には瞬着で埋めました。
パーツ数自体は特に多くもなければ少なくもないとは思います。
ただただアンダーゲートがやたらと多様されているので接着面にヤスリを掛けながらの作業となるため仮組みは思いの外時間がかかります。
とぶつぶつ言いながら作業し、現在は合わせ目消しも完了し超音波洗浄機に突っ込んでます。
今回はこのデカールが使いたいというのもあり比較的スッキリした仕上がりを目指そうかと思います。という事でご期待ください。
ウェーブのSAFSのキットは完全オリジナルの金型で日東科学の金型は使用してないはずですよ。
コメント有難うございます。
そうだったんですか大変勉強になりました。ご教示いただき感謝申し上げます。
近日中に本文にある誤報部分を訂正し致します。