以前お土産にいただいたドイツレベル 1/72 ホルテン Go229との違いなども見比べながら造形村 1/72 ホルテン作っていきます。
主翼。
光の都合で見えにくいですがモールドはしっかり彫られています。
ただ今回私はパネルごとに異なるパターンで木目調の塗装をしたいのでより確実なマスキングを行いたかったのでモールドをBMCタガネ更に深く彫り込みました。
胴体外装。
小スケールながら要所要所で分割されており精密な印象です。
私も色々プラモを作ってきましたが今までのプラモ人生で拝んだ事がないほど巨大な台形の巨大な突起状ゲートの嵐です(笑)整形はかなり神経を使いそうです。削り過ぎないよう相当な注意が必要です。
この段階で裏面に黒サフを吹いておきました。
機首部分のカウルも同様。
ドイツレベル版同様、一発抜きでありますが抜きの関係かこのパーツだけモールドかなりユルく曖昧なので彫り直し必須です。
前輪のモナカ合わせ部分はこの段階で接着。
前足のタイヤハウス等も裏側を黒サフ吹いて完成後しっかりとしたコントラストを表現します。
インテークとタービンは組み立てて塗装を終わらせておきます。組立説明書通りこの作業を最初に行いました。
インテーク部分の黒サフ → 光沢黒 → フレームメタリック2。タービンは黒サフ → 光沢黒 → 焼鉄色です。
エンジンパーツは切り離す前に裏側に黒サフ。
パーツを切り離さずにインテークとタービンを接着。位置合わせ用の突起等の精度も高くカッチリ取り付ける事が出来ます。
但し片方が反りが入っていたようで接着時クランプで矯正しておきました。
この辺りの造形はしっかり塗装するとかなり見栄えがしそうです。
モナカ合わせのパーツは片側だけランナーに残して接着すると綺麗且つ正確に組み立てる事が出来ます。
造形村のコンセプトノートを開くと、骨組みだけで仕上げた写真が出てきますが、やっぱりこの状態で仕上げたいものです。
写真は 1/32 ですが 1/72 版でもこの状態で組めます。
小スケールのプラモで内部構造を再現するというのはかなり画期的な事なのではないでしょうか。
主翼フレーム部分は流石に強度確保が必要だったのか燃料タンク片側一体整形です。
この段階で境界部分をBMCタガネでしっかり彫り込んでおきます。
フレーム製作はコックピット部分に計器盤を取り付ける段階で私には難しいです(苦笑)
先が思いやられますが、複雑なフレーム表現こそ本キット最大の見せ場しっかり完成させたいところです。
内部構造の有無という点でドイツレベル版とはかなりキットの方向性は異なります。
ドイツレベル版はコックピット周りに多少フレームが内蔵されますが、それ以外は通常のプラモデル同様外装ありきのキットであり、非常に作り易く造形も美しいです。私自身お気に入りで自室の壁に掛けて飾っております。
転じて造形村の方はやはり内部フレームやエンジンの作り込みが尋常ではないレベルで表現されており、折角これらが事細かに再現されているのであれば私としては外装は被せずに完成させてみたいなと思います。
コンセプトノートを熟読した上で敢えてフレームは模型的に目を引くような配色に変えて遊んでみたいと思います。
また付属する外装パーツは捨てずにも組め塗装を行いそれらも何らかの方法で立体的に内部構造とともにディスプレイさせるような表現方法を何か生み出せないかトライしてみたいと思います。という事で今回は以上です。