皆さまご機嫌いかがでしょうか。
昨日ビルドファイターズ第二期が放送開始しましたね。私はテレビを持っていないのですが幸い同番組は公式でWeb配信をやってくれるので昨晩視聴しました。
個人的には想像を超える最高のスタートを切ったと思います。未見の方にネタバレは無粋ですので詳しくは書きませんが躍動するドムを見ていて思わず目頭が熱くなりました(笑)そしてそこからのビルドバーニングガンダムが登場する一連の流れも本当に素晴らしかったですね。
そんな興奮冷めやらぬ最高のタイミングでビルドバーニングガンダム本日出荷されました!
箱絵も気合いが入っていますが価格設定も気合いが入っており、ヨドバシカメラマルチメディア博多さんで1,170円で購入。いつもお世話になっております。
かなり頑張った価格設定だと思います。
いつもならいきなりパチ組み完了後の写真の掲載から入るのですが今回は色々とお話したい事があってランナー紹介から行っていきます。
今回AランナーはKPSとなります。面白いパターンです。殆ど関節と手首パーツで理想的な割当てだと思います。
Bランナーは白一色です。
混じりっけなしの純白です。
Cランナー。
D、E、F1、F2ランナー。
ご覧の通りシステムインジェクションを使用せず細かくランナー分けしてきました。この方が金型の寿命の持ちが良いそうです。
クリアパーツF1、F2は同形状です。
エフェクト用のランナーが二つ。通常の柔らかいものとHGUCヴィクトリーガンダムのビームシールドに使われていた固めの素材が使い分けされています。
実売価格千円台前半のキットとは思えぬ程の細かい色分けと豪華なクリアパーツの使いっぷりです。
並々ならぬ気合いを感じます。
PCはオールガンダムプロジェクトな「PC−002」に「AB」の文字列が追加。
見慣れぬパーツ9番10番が追加されています。ランナー状態の時点でも見所の多いキットです。
付属シールはごく僅かです。
パーツレベルでの色分けがなされている証ともとれますね。
組立説明書に制作者はイオリ・セイ君と書かれています。ですよね〜
アンケート用紙が入っていました。宛名は「ビルドバーニングガンダム係」となっています。これも名前も珍しいですね。
さてぱちぱちと仕事の合間に組んでみました。
そこそこパーツ数は多いのですが非常に組み易く私の場合は1時間掛かりませんでした。
合わせ目接着や後ハメ加工、パーツ分解し易いようにピンをカットしたりピンバイスで穴を開けたりしながらの作業でこの短時間です。
内訳は本体が約48分。
エフェクトパーツが約10分といったところです。
ということでパチ組み完了です。
設定画をそのままトレースするのではなくモダンなシルエットにアレンジしています。劇中のイメージにかなり近くて個人的には非常に良い感じだと思います。
1/144のガンダム系キットではついつい胴体が短くなりがちですが今回は充分な長さがあります。
全体的に細めのシルエットではありますが太腿や上腕等はむっちりしているので格闘特化型なコンセプトは充分伝わってきます。
そして色分けはほぼ完璧ですね。いやあ凄い。本当に気合いが入っています。
背面。
肘や首回りにクリアパーツがふんだんに使われています。
組み初めて驚いたのが方の引き出しギミックです。
何と胸部がそのままスイングします。
今回の目玉ポイントのひとつと言っていいですね。ここにPC-002ABの新ポリパーツのひとつが使われています。
肩の入ったポージングが可能となります。
私はキックボクシングを若い頃していたのですが、最初の最初に学ぶのがこれです。腰を入れてパンチをすることで自然と肩が伸びる。
そうした時実際の良いパンチというのは肩甲骨のところから伸びています。本キットでもそれが再現出来ます。
合掌(笑)
こういうポーズも肩の柔軟さがものを言います。
参拝中。
この手刀状態の平手は色々使えそうです。
ちなみに手刀、平手、握り手パーツは全て関節軸根元にスイング可動ポイントが仕込まれています。この手刀状態の平手は色々使えそうです。
何れも左右分付属します。出来の良い手首パーツが沢山付属するキットは最近滅多にないので本当に有難いです。
HGUCネオジオングをお持ちの方はユニコーンガンダムにこの手刀パーツを付けてあのシーンを再現したくなるのではないでしょうか。
合せ目消しや後ハメ加工がほぼ必要のない優秀なキットですが肩の赤いパーツの先端と前腕に少し合わせ目がありますのでパチ組みながら接着しました。
肩の先端にはグレーの挟み込みパーツがあるのですがピンをカットすれば簡単に後ハメ出来ますので私は即カットし瞬着で点留めしています。
ご紹介遅れました。手首パーツ一式です。クリアオレンジのものと穴空き手首以外全て根元に可動軸が仕込まれています。
お次は平手。
これがまた絶妙な表情をしています。
左右分付属します。
手首の表情が豊かだと縁起の幅が拡がりますね。
武道家らしく正座。
お顔は設定画まる無視で非常に男前にまとめてきました(笑)
これで良いと思います。どう見てもこちらの方がカッコいいですから。
HGUCのF91に似ています。陸戦型ガンダム的というか。。。。とにかくナイスアレンジです。
立て膝も余裕です。
素晴らしいです。
格闘特化型ガンプラということで非常に可動範囲が広く力強いポーズが簡単に決まります。
股間には3mm丸穴がありますので各種汎用スタンドに接続可能です。
炎!バーニング!!
通常時のブルーのクリアパーツもオレンジに変更。
パーツの差替えも無改造で簡単に出来ますし、間もなくガンプラ35周年ということで色々なノウハウが蓄積されユーザーフレンドリーにこなれてきました。
とても迫力のある造形でとても満足度が高いです。
炎は3mm丸軸で装着されていますので任意の位置に回す事が出来ます。
アタッチメントを付けると向きを後側に伸ばしたりすることも出来ます。
Gガンダムを見た事がないので詳しいことは書けませんがこういう光った手首ありましたよね(笑)
詳しくなくてすみませんwww
BF以降Gガンダムは一度観てみたいなと思っていましたのでいつか纏まった時間を作って一気観しようと思います。
次元覇王流聖拳突き!!!
という名前の技だそうです。これは素晴らしいですね。迫力満点で面白いです。
ゴッグ「こんなの喰らったら流石になんともねえわけねえぜ」
ぶしゃあっっ!!!!!!
なんと両手分付属しますwwwwww
ほとんど北斗の拳状態です(笑)
南斗究極奥義 断己相殺拳!!違いましたっけ?違ってたらすみませんwwww
続いて次元覇王流聖槍蹴り!!
こちらは1セット。ですが左右どちらにも装着出来ます。日頃宇宙世紀ものを作っている身からすると目玉が飛び出しそうな設定のオンパレードで大変刺激的です。
こういうはっちゃけた機体は楽しんだもん勝ちみたいなところがあるかと思います。
ザクF2と比較。
細身ですが決して小柄ではありません。セカイ君の印象につられて小型MSのようなイメージがありましたがそれなりに背が高いです。
イナクト?という機体は我が家に居ないので取り敢えずブロッケン相手に白羽取り!
あの緑の飛行MS、カッコ良かったですね〜キット化されているのであれば是非一度作ってみたいです。
ビルドファイターズはそうした未見のガンダム作品の良さも教えてくれるのであり難いです。
ということで昨日鮮烈なるデビューを果たしたビルドバーニングガンダムのキットパチ組みレビューでございました。
ご覧の通り、
・見た目良し
・可動良し
・色分け良し
・作り易さ良し
・強度良し
・パーツ分割良し
・ギミック良し
・付属品良し
・値段良し
と良い事尽くめのキットです。所謂「神キット」ですね。
凄いです。
唯一の欠点というか弱点的なものを挙げるとすれば、肩が外れ易いというところでしょうか。
ここは文章で表現するのが凄く難しいのですが所謂「ポロリ」とはちょっと違っていて保持力不足というよりも肩BJ部分の可動に必要な負荷よりも上腕の回転軸を動かす際に必要となる負荷の方が大きいために結果として腕部を動かそうとすると肩部のBJ部分で外れてしまうという現象が起きるのだと思います。ですので製作記でそのあたりを弄って様子をみてみようと思います。
総評としては極めて出来が良いキットだと思います。お手軽さや可動範囲、パチ組み時点での再現度、丈夫さを含めたプレイバリューなどの観点から見ると当ブログでパチ組みしてきたキットの中では群を抜いてナンバーワンの出来だと思います。
購入を検討されている方には「迷わず買って間違いありません」とお伝え出来ますし何か久しぶりにガンプラでも作ってみようかしらという方にも自信を持ってお奨め出来る内容のものです。
ではでは私はHi-νガンダム Ver.Kaの制作に戻ります!と言いたいところですがちょっとHGでやりたいキットが出てきたので少し横道に逸れたりしてみようと思います(笑)
昨日の放送を観るとどうしてもアレが作りたくなりますしね〜〜〜
と同時に全く意表をついたキットのレビューも出来るかと思います。ご期待ください。