楽プラS30も塗装していっています。
当ブログにおけるカーモデル製作、特に今年はトラウマレベルで難航する場面が頻出しましたので、今回は難しいことはせず細かいことは気にせず兎に角まずは完成させて自信を付けたいと思います。
パーティングラインの位置を調べるためにサフ吹きします。
カーモデルでは吹かないという方もいるようですが私は必ず吹きますね。
一旦サフのグレーで着色する事で初めて見えてくる事がたくさんありますのでね。
出来立てホヤホヤの金型という事もあるのかも知れませんがパネルラインが見事に彫られています。
カウル左右のエッジ部分にパーティングラインがあるのですが、私的には殆ど気にならないレベルだったのでそのまま塗装に入ることにします。
Cピラーにもパーティングラインがあるのですが、 1/32 というスケールもあってかほぼ気になりませんのでそのままいきます。
あと顎下にも左右分パーティングラインが発生します。私は今回消さずに行きますがここは気になる方は処理された方が良いかも知れません。
シート、床、サイドパネル、内張り等々ハンドル以外一体整形という構成で、
このようなパーツを折り目に沿って曲げて組み上げるわけです。このパーツを考えた人は天才だと思います。
ウィンドウ関連はシール表現なのですが、これがマスキングツールとして非常に役立ちます。
こんな感じで貼って黒い部分をデザインナイフで慎重にカットします。
サイドウインドウのシールも入っていたのですが、気づかずこちらはマスキングテープを使って慎重に窓枠をなぞってマスク。
リアウインドウも付属シールを活用してマスクすることにしました。
黒い部分をデザインナイフで切り取ってマスク。
フロントウィンドウも同様の手法で慎重に不要部分をカットしマスク。
これで窓枠に入れるわけですが塗料が内側に回り込まないようにマスキングパテでプロテクトしておきます。
肝心の塗装後の写真を撮り忘れましたが綺麗に窓枠を塗り分ける事が出来ました。黒サフを使いました。後日撮影し後の製作記で投稿しておこうと思います。
面白がって一体整形の社内パーツを触っていたらインパネ部分がもげてしまいました(笑)
構造的に問題なく組み立てられますので特に補修や修理は必要ありません。社内パーツは全て黒サフ一色で塗り潰しました。
1/32 と小さいですからね。コントラストをしっかり付けた方が仕上がりはカッコ良くなると思います。
ダッシュボードには付属のシールを貼り付け。
シールを貼るだけでもかなり雰囲気が出てきました。
パーティングラインがあまり目立たなかったため捨てサフのつもりだったグレーサフをそのまま使います。
通常ならピンクサフを吹くところですが既にグレーサフを塗っているのでその上にクレオスのピンクを吹く事にしました。最終的には黄色を吹くためです。
裏面に黒サフを吹きましたのでそれを保護するため窓部分にマスキングテープを貼っておきました。
薄めに希釈したピンクを何度も吹き付けてしっかり発色させていきます。
まあこんなもんでしょうか。
この上に黄色を吹きます。
おおおお!
かなり良い感じです。
黄色はガイアの「サンシャインイエロー」を久しぶりに使いましたが、車を塗るために作られたんじゃないかと思ってしまう程、S30の曲線美に合います。
いよいよスミ入れとなりました。
シャキッとした造形でパネルラインの彫りもしっかりしているので気持ち良くスミ入れ出来ました。
今回の作業で組めるところまで組んでみました。
誠に美しい造形でうっとりしてしまいます。
ガンプラで言うところの 1/144 HG相当のサイズ感となります。
気軽に組めて短時間で形になるのも素晴らしいと思います。
バンパー関連はキット付属のメッキパーツをそのまま使う
ホイールのメッキパーツはそのまま活用してます。ゲート跡などが完成後目立つこともなく考え抜かれた設計となっております。
昭和の車は何故にこれほどまでに美しいのか。
という事で今回は以上です。
実はもう一箱買っとこうかと思い先週ヨドバシのカーモデルコーナーに行ったら完売していました。
結構な数陳列されていたのですが勢いよく売れておるようです。人気だけでなく中身も大変良いキットで非常にオススメです。