今回はバンダイの’1/48スケール しんかい6500の進捗報告です。
あらかた塗装が終わり組み上げた際に同期ピンガ部分の造形が気になり出してしまい実物に出来るだけ近い構造に変更することにしました。
キットのままだと一体成形です。
ここはサイズ的に安全基準や強度確保のためにメーカーとしてはやむを得ない部分かと思いますのでモデラー側で何とかしていきます。
キットのままだとこんな感じ。
船外に露出する部分をカット。
カットした断面にある穴を3mmドリルで開口。
そこに3mmプラ丸棒を装着。
ある程度寸法や位置が決まったら取り付け時に干渉する部分をカットしておきます。
0.3mmステンレス線で囲えばかなり雰囲気が出ます。
あとは塗装のみです。
せっかくステンレス線を使ったのでそこは地を活用するつもりです。
バスケットを塗り分けていきます。
マスキングしがいのある形状です。
塗り分けるとこんな感じ。地味ですがやるのとやらないとでは仕上がりに差が出る場所だと思います。
このキットはランナータグに深海の生き物が彫刻されているのでこれで遊んでみます。遊び心というかなんと言うかバンダイの余裕を感じる粋なはからいです。Aランナーにはエゾイバラガニ。
こちらはソコボウズという魚らしいです。
半身だけなので使いのがなかなか難しいです(笑)Iランナーです。
Cランナーはシロウリガイとそのコロニー。
Dパーツはオオグソクムシ。
個人的には大本命生物です。
樹脂粘土を使えばかなりお手軽に量産できます!
造形もなかなかシャープです。
離型剤等不要で気軽にどんどん型に押し付けては抜いてを繰り返せます。
果たしてこれらをどう活用するか…モデラーの手腕が問われます。ということで今回はこんな感じです。他にも色々作っておりますので今後もご期待くださいませ。