1/72 および SD 版 F-5水転写デカール貼りまできました。
如何にもロシアを連想させる水色の迷彩塗装をした機体にモデルウォッシュをかけてみたのですが、拭き取るタイミングが早すぎたのか今回の塗装ではあまり効果が出ませんでした。水性なのである程度半乾きにして粘度を高めてから拭き取るべきでした。
という事で久しぶりにクレオスのフィルタリキッドを使うことにしました。当ブログにおける青いフィルタリキッドの出番は F-2B やブリザードガンナー 製作時以来です。
ダクダクに筆塗りします。
撹拌をどこまで行うかで表現に差を付ける事が出来ます。今回はしっかり撹拌しています。
塗りたくった時は心配になる程青かったですが、専用の溶剤で洗いました。
油彩系なので独特の粘り気があり、良い感じで拭き取り跡が残ります。
モデルウォッシュにせよ、フィルタリキッドにせよ飛行機の場合前から後ろに拭き取るのが基本です。汚しつつ空気の流れを表現しつつパネルラインのスミ入れもしつつというイメージで描きます。
一次トップコート後、 AK-Interactive のウェザリングペンシルを使うわけですがこの際も前から後ろに空気の流れを描き込んでいきます。
作業中断が重なりすっかり塗り忘れていたのが後部ノズルです。
赤丸で囲んだ部分ここガンメタなんですよね。エアブラシで塗り分けるつもりだったのですが今の今まですっかり忘れていました。。。ブランクが空き過ぎると留意点をちょくちょく失念してしまい誠に良くないです。
今までの私だったらここから慌ててマスキングしていたわけですが、この段階でマスクすると折角貼った水転写デカールがマスキングテープに被って剥がれたり、フィルタリキッドの表現がこれまたマスキングによって取れる恐れがあります。
という事先ほど筆塗りしようかと思ったのですがまず間違いなく厚ぼったくなってしまいます。それであれこれ思案したのですがよくよく考えてみればこんな時こそウェザリングペンシルのガンメタで塗り分けてみるのが良いかも知れません。という事でこの記事を投稿したら早速トライしてみます。
SD版もこんな感じに。
こちらは昨年の誕生日プレゼントにいただいたものですので自分用です。
有り難く楽しませていただくだけでなく、いただいたキットであれこれ塗装や工作法をトライさせてもらって少しずつながら蓄積されていく技法や経験を製作代行品やヤフオク出品物の製作時に反映していっています。
グレーの方が結果的に良い仕上がりになりそうです。
絶対失敗する自信がないと思っていたのですが怪我の功名だったようです。
という事で今回は以上です。
ウェポン類の塗装がまだですが 1/72版は何としても今週平日中に、 SD版2機は月内完成を目指したいと思います。