ハセガワ 1/72 J-35F ドラケン
”レッドドラゴン” をつくる。


ドラケンを作っていきます。
ノーズコーンに錘を5g入れるよう指示があるのですがスペース的にかなり厳しいですね。。。

ドラケンは通常の戦闘機とは異なり4本足で接地するようなので錘無しでも自立しそうなものですが完成後尻餅つかれたらもうどうしようもないので、ここは可能な限り指示に従いたいところです。


納まるわけがないとブツブツ言いながら取り敢えず板錘を5g分切り出しました。

※ちなみに板錘というのは魚釣りやっている人には馴染み深いアイテムでして、釣り具やとかヨドバシカメラ(オンライン注文)で手に入ります。鉛製です。安くて重くて柔らかいので飛行機模型に仕込む際重宝します。


ノーズコーンと並べてみました。こんなもん入るわけねーだろ(笑)これどういうことなんですかねwww


鉛自体とかなり高比重(11.34)なのですが、それでも収まりきらないので更に高比重なタングステン製(比重19.3)の錘を釣り具入れから引っ張り出してきました。レアメタルってやつです。これ高いんで使いたくないんですがね。 ちょうど5gでした。


なんとタングステンでさえ入らんwww
ハセガワの組立説明書は一体どんな高比重マテリアルをぶっ込んでこのキットを作ったんでしょうかね(笑)プラチナや金とほぼ同じ比重のタングステンでさえこのザマですから。。。


もう一個サイズダウンしたタングステンシンカーを釣り具入れから見つけ出しました。テキサスリグという仕掛けに使う弾丸状の錘です。3.5gのものです。


おおおお!
弾丸状である事も幸いしてノーズコーン内部に綺麗に挿入出来ました。1.5g足りませんが。


ノーズコーンの受け側はこんな調子ですぐコックピットなので埋め込めません。困りました。


但しコックピット後部に結構なスペースがあるんですよね。ここにたっぷり10gほど板錘を仕込みましょうか。指示通りとは行きませんでしたが、そこまでやれば尻餅つかずにイケるでしょう。おそらく。


モールドはいつものハセガワらしく沢山彫られてはいますが、これまたいつものように非常に浅く繊細過ぎるので私のようにサフを吹いて塗料の食いつきを良くしたいタイプのモデラーはBMCタガネやモデリングスクライバーを使ってほぼ全てのパネルラインを彫り直す必要があります。これが結構な苦行で途中で雑念にかられてついつい力んで刃を入れてしまう時があるんですよね。


そんな時BMCタガネの刃が脱線してしまいます。力んでいるわけですから、当然深く大きくプラを傷つけてしまいます。補修箇所は最終的にタミヤコンパウンドで磨いています。


主翼と胴体の接合部などセメントがはみ出した箇所などを修正しました。


本体と排気口の間に目立つ隙間が出ます。
仮組み時の記事でも書いていたのに私はすっかり忘れていました。だからこの段階でも当時の私は接着していなかったのか、と先ほど思い出しました。

この隙間が微妙な幅でしてちょっと厄介なのです、0.5mm弱くらいでしょうか。


当初はプラ板で塞いで整形する予定だったのですが、いざ本番となるとタービンに相当するパーツを内部に装着しますのでプラ板でなんとかするという作業は少々難しいと思いこんな調子でラッカーパテでモリモリやってしまいました。私がよくやる時間が余計にかかる負けパターンです。ファインモールドの 1/48 橘花のエンジンカウルと主翼の間に出来る隙間をラッカーパテでちまちま補修した時の記憶が蘇ります(笑)あの時むちゃくちゃ時間かかりましたからね。

本当はポリパテや瞬着で迅速に埋めてさくさくやすりがけしたいところですが、位置的にポリパテや瞬着のような硬化後カチカチになる素材でこういう箇所を整形すると周辺のモールドやなんなら機体形状そのものにも耐水ペーパーがが当たってしまいがちです。プラ板を細かくカットしてタービンを避けながら接着の方が良かったかも知れません。もう遅いですが。。。という事で今回は以上です。

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