ローゼンバウアー パンサー 6×6 空港用化学消防車と共に同スケールのF-2を作っていきます。ハセガワ 1/72 F-2A/Bは単座・複座の選択式キットで私は複座式で作ろうと思います。支援戦闘機という認識でいましたが防衛大綱が変わって今は戦闘機と呼ばれているそうで最近の報道で私は知りました。
本体の挟み込み構造部分の合わせ目消しはコクピットが完成してから行いますがそれ以外は先週末に接着しておきました。まずはミサイル。これに手を加えます。
箱絵も実物も弾頭部はセンサー類が詰まっています。模型的にも見せ応えがあるポイントとなりそうなのでトライしてみましょうかね。
接着→合わせ目消し後弾頭をカットしてみました。特にここから先のプランはありません(笑)イメージとしては内部構造的な表現が出来ればそれをやって最後に透明レジンで固めると良い感じになりゃせんかな、と。
お次はパイロット。
本キットはパイロットが付属しません。 1/72 ではよくある話ですが現用機(大戦機も)の着座パイロットフィギュアというのは市販品もほぼ無いので弱りました。
昨年作ったオスプレイにたまたま余剰でパイロットフィギュアがふたつ入っていたのを保管していたので引っ張り出してきました。
一体は綺麗に収まるのですがもう一体はヘリの操縦桿を握るポーズを取っているので前部座席に治りません。
という事で後部座席に乗せてみた副操縦士パイロットを複製してみることにします。
おゆまるで型取り。
念のためにふたつ作ってみました。
うーん、失敗!www
当ブログでは数年前1/100キマリストルーパーを作る時に数が足りない手甲をおゆまる+透明レジンで複製した事はあったのですが今回のパイロットは如何せん私には複雑過ぎる形状をしていました。このやり方は諦める事にします。
一応現行インジェクションキットで手に入ることは出来るのですが、いかんせん700円くらい出して買ったフィギュアセットに僅か3体しか着座フィギュアは入っていません。 1/72 パイロットの需要って少ないんでしょうか。ハセガワだけが頼みの綱ですが出来れば着座フィギュア24体セットを1000円くらいで出していただけるとありがたいなと常々思います。
大戦期の 1/72 インファントリーあたりは結構選択肢はあるんですよ。ハセガワは20体以上入って実売価格700円くらいで買いました。エアフィックスに至っては40体以上入っています(笑)これも700円前後で買いました。とんでもない破格値です。やっぱりAFVは需要が大きいのでしょうかね。ZVEZDAは4体入りで600円弱で買ったかな。高い分造形はぶっちぎりで素晴らしかったです。
で話は戻って当初のオスプレイフィギュアを使うことにしました。
着座する順番を前後入れ替えてみたらすっぽり収まりました。最初からこうすれば良かったんですがね(笑)
お次はキャノピーに関する作業に取り掛かります。
このキットはクリアパーツのど真ん中にパーティングラインが豪快に入っています(笑)
これは別に問題のある設計というわけではなくF-2独特のΩ字上の断面を再現する都合上どうしてもここにパーティングラインが出来てしまうのだそうです。
こうなればやるしかない。クリアパーツへのやすりがけを。
という事でパーティングラインを消すためにやすりがけ開始です。
写真でもパーティングラインが見えると思います。写真では窓枠をマスクしていますが、窓枠にパーティングラインは跨いでいますのでこれは意味がありませんね。後で外しました。
最初の一手はどうしても気が重いです。案の定キャノピーが曇りました。。。1200番の耐水ペーパーです。
ヤスリの傷で真っ白になっても良いのでこの段階で確実にパーティングラインを殺しておきます。
お次は1500番。細かい曇りになった気もしますが、まだまだですよね〜どうなるんだこっかから…なんて思いながらやすりがけしてましたwww
そして2000番。
ここまでくるとかなり目が細かくなりました。
ここから先はコンパウンドで磨いていきます。私はフィニッシャーズのコンパウンドを使っています。まずはハードで磨きます。 既に良い感じです。
お次はファイン。
だいぶ良い感じです。この際これで満足せずさらに上を目指します。
という事でミクロで磨きました。新品状態の時よりも美しいクリアパーツに変貌しました。
大満足の仕上がりとなりました。
仮組みしてリハーサル。
キャノピーを乗せて干渉しないかチェック。
問題ありません。
こうやって眺めるとキャノピーのパーティングラインと研ぎ出しはやって良かったです。見違えて良くなりました。
お次はローゼンバウアー パンサー 6×6 空港用化学消防車に戻ります。
ぼちぼち塗装も行い現在半分くらい塗り終えています。
整形色レベルでかなり細かい色分けがされているキットですが完成後光が透けてしまうと重量感が損なわれてしまいますので毎度の如くしっかりとサフ吹きしておきます。赤い面にはピンクサフ、裏面には黒サフを吹いています。ローゼンバウアーとF-2、二体同時製作でパーツ数は300弱くらいになりますが、気合いで一気に完成させたいと思いますのでご期待ください。