HGBF_ジムスナイパーK9
製作開始の巻。

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つい一昨日くらいまで福岡市はあいにくのお天気で湿度も高く塗装もトップコートも困難な状態が続いておりましたのでサンダーボルト版ザク+ビッグガンの作業を少し停めた合間にサクッとジムスナイパーK9の基本工作を行いました。

何分元キットにあたるジム・スナイパーⅡ自体が出来が良かったのでごく小さな問題の解決と自分好みのスタイリングを実現する為の作業となります。

写真の通りキットのままだとどうしてもボテっとしたフォルムになってしまいます。腰回りのボリュームが素体よりも増加しているのでこれは致し方の無い事だと思います。ただ元キット自体の素性がとてもニュートラルな良いものなので接続ポイントでの調整でモデラー毎に好みの体型を追求するという工作がし易い造りになっています。

「ガンプラは作ってなんぼ」が当ブログのモットーです!ま、ほんとのところ結構積んでますがwww

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こんな感じにしました。
私が個人的に求めていた体型です。
レナート兄弟のスマート(ある意味狡猾)さと確かな技術、そして緻密さに裏付けられた力強さを表現していけたらなと思います。

少し話が逸れますが私はこのレナート兄弟度々発していた「俺達の戦争」という台詞がどういった伏線によって出てきたのか不完全燃焼なところが少し気にかかりました。ただ同兄弟自体は個人的にはとてもお気に入りのキャラクターで、正直また活躍して欲しいなという気持ちが強いです。勿論あそこでメイジンが負けたらストーリー上カオス過ぎる展開になるのでしょうがwww

それにしても0080の時はガンダム史上に残る瞬殺されっぷりだったジム・スナイパーⅡが今回因縁のケンプファー(も好きなんですがねwww)相手に素晴らしい闘いっぷりを見せてくれたことはとても感謝しています!ビルドファイターズ作っている皆様本当に素晴らしい戦闘シーンを作ってくださりありがとう御座います。

と、前置きが長引いてしまいましたが作業内容は、

1.上腕2mm延長
2.腹部ブロック2mm延長
3.胴体内BJ接続棒約2.5mm延長
4.股間ブロックを上方に5mm延長
5.上記4で下方に飛び出した股間ブロック余剰分をカット
6.上記4、5によって3mm穴が潰れるので3mm穴を別の場所に開口
7.腰部横装甲を下方に2mm延長
8.ディスプレイ接続用アタッチメントを製作
となります。

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個人的にはあと肘の後ハメ加工、各所の合わせ目消し、ピストルのクリアランス確保、モールド追加したら何も不満がありません(笑)

非常に出来の良いキットだと思います。

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上腕はこんな感じ。
穴の開いていない完全な握り手はネモから借りてきました。手甲は以前造ったジム・スナイパーⅡの余りを使用。

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本キット唯一の問題点を指摘するとすればやはり太腿ロール軸の短さでしょうか。とにかくキットのままだと足がポロポロ抜けますwww

これは先日の投稿にも記述しました通りホルスターを追加した都合上軸の長さが足りなくなってしまったためです。

解決策は非常にシンプルにできますのでご参考までに〜〜
手順1.軸に0.8mm(1mmでも可)の穴をピンバイスで開口。
手順2.開口した穴に0.8mm(1mmでも可)真鍮線を瞬間接着剤で固定。
※真鍮線は2mm程飛び出す程度に突き刺しておきます。
手順3.タミヤ3mmプラ丸棒に0.8mm(1mmでも可)の穴をピンバイスで開口&接着。

コツとしましては、真鍮線は瞬着、既存の軸とプラ丸棒の断面同士はセメントで接着すると完成後ガチガチになりますのでかなり頑丈な軸の延長が出来ます。

胴体部分も同様の方法で軸を延長しております。

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足を伸ばした分中身が見えてしまうので腰部横装甲を下方にプラ角棒を用いて2mm延長しました。

見栄えとホルスター、ビームピストルとの干渉を避けることが両立出来るように作業しています。

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股間ブロック。

当ブログ定番の工作であります。ご覧の通り下を削り、上を伸ばします。

これによって股関節の接続ポイントが下に下りるので結果的に足が長くなったように見えます。

後述しますが立て膝が決まりやすくなるというメリットもあります。

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この作業によって3mm穴が潰れるので3mm穴を後方にずらし開口してみました。当ブログではサンダーボルト版ザクの製作でも採用した方法です。

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ちょっと見え難いかも知れませんが、腹部ブロックは下方向に2mm延長しています。

あくまで私個人の好みの話なのですが連邦系のHGキットはどうにも腹部が少し短いように見えますので大抵の場合ここは弄ります。

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胴体内部のBJは接続軸を約2.5mm延長しています。

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試しにちょっとだけモールドを追加してみました。
やり過ぎない程度に密度感を出していこうと思います。

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立て膝も随分と自然に決まるようになりました!
股関節ブロックを下に移動した事で得られるメリットです。

キット自体の四肢の長さ/太さのバランスが良いのでこの作業が出来ます。

仮にバランスがアレだったりするキットの場合は太腿や脛を伸ばした方が見栄えは良くなりますのでケースバイケースでやってます。

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今回スタンド接続用のパーツを作ってみました。
ま5mmプラ角棒に穴開けて棒刺しただけなのですが(笑)

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こんな感じでキットの動きや表情付けに支障が出ない場所に接続ポイントが来るようにしました。

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もちろん直接接続することも可能であります。

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さあて、これは久しぶりに短期決戦で完成しそうな気がします。

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