背中の大砲?やバックパック関連及び胸部ディテールアップをメインに今回投稿します。
今Wikipedia見てきたのですが、背部ビームカノンと呼ぶそうです。
本キットは4基とも可動ギミック込みで造形もカッコ良いのですが、如何せんモナカ割りがエグいです。スケールや価格、発売時期を考えると文句は言えませんが。
円筒形のパーツ且つ段差も絡みますし、上下独立した構成ですのでモナカラインの箇所は16箇所くらいになり形状を保ちつつ完全に合わせ目を消す作業は結構な労力となります。あと最終的にバックパックに取り付けるわけですが、PS軸での接続なので摩耗に頗る弱いです。
個人的にはこの手の作業に時間を費やしたくないと考え、手元にある部材を使って自作する事にしました。
円筒形のパーツはホームセンターで安価で買えるABSパイプを使用しておりますので合わせ目どころかパーティングラインさえ存在しません。
問題はこれをどうやってバックパックに取り付けるかですが、その辺りは手を動かしながらまた考えていきたいと思います。取り敢えず形が出たのでひと安心です。
巨大なバックパックの底面パーツには、
左右にフィンが生えているのですが、これがパーティングラインを跨いでおり処理が厄介です。
という事で根本からカット。
カットした断面を整形する前に目印としてケガキ針で印を打っておきます。赤丸がそれです。赤線はパーティングラインを示しています。
整形しました。
HGUC ペーネロペーを制作した際に導入したidoraのエッチング製ブレードアンテナを使います。
これでパーティングラインを確実に処理しつつ、フィン自体も鋭利で精悍な造形のものに置換されました。
胸部にもブレードアンテナを取り付ける予定です。
続いて背部のスタビライザーですが、ここは最初からモールドが大量に掘られておりますのでBMCタガネでしっかり彫り直しておきます。
合わせ目部分に造形されている造形は整形時に邪魔になるので後ほど根本からカットしてエッチングパーツに置換するつもりです。
先端のピトー管?みたいな棒状のディテールは合わせ目処理する際に邪魔になりますしプラモ故に造形ももったりしておりますので、
根本からカットして金属線に置換します。
私はこの手のパーツをもっさりしてると否定するのではなくディテールアップ時の参考となるガイドだと捉えて位置や形状を把握したら金属線やしかるべき代替品に置換します。
根本にあるセンサー?だか排気口?だかのディテールは豪快にモナカラインを跨ぎますので、
根こそぎ削り落としてウェーブ社のUバーニアに置換。
逆に反対側は窪地状のディテールに合わせ目があり綺麗に消すのはほぼ不可能です。
ということでこんな調子でディテールアップパーツなどを詰めて合わせ目を隠しつつ、情報量もアップさせていこうと思います。という事で今回は以上です。