ビームライフルはあれこれジャンクパーツ等を駆使して形にしようと試みている最中です。
キット付属のプロペラントタンクはかなり特異な形状をしていたと思いますが、生憎紛失してしまっていたのでプラ材を用いて汎用的なプロペラントタンクを自作しました。
月並みな形状ですが0080で設定されたマ・クベによる「統合整備計画の視点から見れば専用設計のタンクよりこちらの方が合理的と言えるかも知れません。
前回の制作記事で書きましたが安全基準のためか、スパイクが今ひとつ迫力不足なため延長しつつシャープ化を試みます。
ただプラ材の積層で延長するだけだとどれだけしっかり接着していたとしても完成後不可抗力でポキっともげる可能性はどうしても否めませんので0.5ミリ真鍮線で軸打ちしておきました。
こんな調子でチマチマ地道に積み上げていきます。
ただ、このやり方だと先端に行くにしたがってどうしても補強に打ち込んだ真鍮線が露出してしまいがちです。
という事でこんな調子でスパイク断面側にプラ板を貼り付けます。しっかり面出ししてピタリと接着してしまいます。乾燥時間をしっかり確保する事も肝要です。
その間にモノアイ可動ギミックを仕込みたいのですが、小顔且つモノアイレールが狭いので仮に可動ギミックを仕込めても完成後モノアイを左右に降らせるにはひと工夫必要なようです。
まずモノアイは当ブログお馴染みの外径5ミリ内径3ミリのABSパイプに取り付ける事にします。
ABSパイプ内部にはタミヤの3ミリ径プラ丸棒を詰め込んでダイヤルがわりに小型のネジを取り付けてダイヤル替わりに顎下に仕込むことで左右スイング機能を実装する算段です。
現状組める範囲で組んでみました。
肩アーマーをシャープ化するついでに大型化も出来たので全体のバランスが良くなりました。
肩アーマーが平面断ち落としたような形状になっていますが、改修部分の継ぎ目等を消し終えてからキット付属の三角スラスターを取り付ける予定です。
あれこれ HGUC でゲルググが立体化されてきましたが頭部形状はこのゲルググJが最高傑作だと思います。モノアイレールの上下幅の狭さが非常に良い塩梅です。
ビームライフルも紛失&破損していたセンサー部分を中心にジャンクパーツ等でディテールアップしました。
あと今回手首をビルドハンズに置換しているのでそれにフィットするようにグリップも自作しています。
言葉にするとあっという間ですがビームライフルの形を出すのもかなりの時間を要してしまいました。あと少し手を加えて塗装待機状態に持ち込みたいと思います。
これから裾とリアスカート内部のスラスターユニットの製作となります。撮影し忘れましたがビームサーベル柄も一本自作しておきました。
プラモの墓場から発掘したジャンクキットを活用してまだまだあれこれ作っていきますのでご期待ください。
コロナ禍以降のガンプラ不足のおかげで墓場で眠っていたパーツ取りや大破損したりしてそのまま放置されていたキットを蘇生させる機会が巡ってきました。今回のゲルググJのように欠損が激しくレストアにかなりの労力を要しているものもありますが、しっかり手を動かして必ず完成させたいと思います。という事で今回は以上です。