HGUC MS-14F ゲルググマリーネをつくる。


昨日の宣言通り HGUC ゲルググマリーネを作っていきます。箱絵めちゃくちゃカッコ良いですが中身もこんな感じなんでしょうかね。楽しみです。

私は先日ガンダムベース福岡で1,300円だか1,600円くらいで買いました。プラモはこのぐらいの価格帯だと気軽に手を出せますし誠に有難いですね。


内容物。
多色成型ランナーもあります。個人的にはこれくらいのパーツ数が助かりますね〜これでもやや多いななんて思うくらいですから笑

ゲルググマリーネは2種類商品化されており、今回は緑色の一般機?量産機?の仮組報告となります。


箱絵のカッコ良さに反して組立説明書表紙のゲルググはなんだか貧相な気がしますが(笑)大丈夫でしょうか。


片面カラー裏面モノクロとお馴染みの仕様。


カトキ先生のイラストはかなり太ましいですが。。。当時の設定画が掲載された0083解説書的な本を中学生の頃所有していましたが、それに載っていた画稿は更に太かった記憶があります。ただね、あれはあれで太過ぎるかな、と子供心に思ったものです。

今見直す機会があればまた違った印象を抱くのかもしれませんがね、あと当時の明貴画稿は鶏冠が偉く巨大だった気がします。それはそれでプラモ化されたら嬉しいですがね。RE/100やMG化する際はそちら側に思いっきり振ってもウケそうです。もし 1/100 キット化されたら私も勿論買いますね。


私自身ゲルググに対してこれといったイメージをしっかり持てていないのですが、この写真に映るゲルググマリーネ、なんか違和感があるんですよね。長年避けてきた所以でもあるのですが。


モノアイがデカ過ぎるんですかね。
私の力量的にこの機体の大手術はかなり厳しいのでちょっとした工夫で自分好みの仕上がりに転換出来ないか試行錯誤してみたいと思います。


製作にあたって、プロペラントタンクや肩、前腕等のモナカ合わせ部分は片側をランナーに残して接着するとはみ出した接着剤が手についたり、それによってパーツの良からぬ部分が溶解するリスクを回避出来ます。


久しぶりにこの時代の HGUC を組みましたが、非常に作りやすかったです。挟み込み構造を出来るだけ回避しようという意志を感じとる事が出来る設計です。これは最近のガンプラにも是非反映していただきたい思想だと思います。

ただ、如何せん時代が古いので構造がひと昔、ふた昔前の造りだったりします。PC「J」を膝関節に使うというやり口は結構エグいですよね(苦笑)90年代的発想です。

ただ本キットの場合はパーツ数少なめで軽量だった事もありフニャフニャするという事はありませんでしたのでそのまま組みました。

それよりもPCJを太腿パーツ側の軸に差し込む部分の合いががかなりキツかったので少し調整しておきました。


足裏。
最初見た時ギョッとしましたが、


足裏パネルを再現する蓋が別パーツとして用意されています。
最近のガンプラより豪華です。偉そうな物言いは百も承知で書きますが、BANDAI SPIRITSにはこれを思い出して欲しいのです。


これですよ、これ。
今のガンプラに欠けているのは。あと手首に対する配慮ですかね。

厳密には追加で取り付ける踵パーツに肉抜き穴があるのですが、抜きがパターンとしてデザインされているのでそのまま気にせず使えますし、どうしても埋めたいという時にも埋め易い形状になっています。この埋め易い形状というのが大事で、最近のガンプラは肉抜き穴をガッツリ開けたままだけでなく、中途半端に段差を付けてたりしているケースがあり、綺麗にパテ埋めするのが困難だったりするのです。

パーツ構成や形状の面から見てこの時代の HGUC は非常に良く出来ていると思います。


組んでみました。


組立説明書の写真では少しがっかりしていたのですが、実物はかなりカッコ良いです。

胸部ブロックなども別パーツ化されていてメリハリがあります。各部をシャープ化するだけで充分カッコ良くなるのではないでしょうか。


但し可動はこの写真からお察しください(笑)


私みたいなのは完成後グリグリ可動させようとは思っていないので素立ちがカッコ良ければ多少可動範囲が狭くても気になりませんがね。

まぁハイゴッグみたいなのはグリグリ動いてもらわないと困りますし、実際驚異的な可動範囲を誇ります。また作りたくなってきました。何体組んだかわからないくらい作ってきましたが。それにしても最近は HGUC を入手するのが困難である事が多くなりましたね。


憧れのスパイクシールドが付属します。
子供の頃、この武器を見た時考えた人天才やなと思いましたね。スパイクアーマーのトゲとザクのシールドを合体して打突兵器にする、如何にも残党軍が使いそうな武器です。


ただ、スパイクシールドはトゲの部分が貧相ですのでここは何か置換した方が良いでしょう。

余談ですが最近コトブキヤのスパイクも品不足なんですかね、ゲルググマリーネ製作にあたり買いに行ったのですが売ってませんでした。ちょっと前ならいくらでも買えたような気がするのですがね。基部に使いたいウェーブの円モールド?円バーニア?も共に近所では見かけなくなっていました。

現在手持ちは短いものしか残っていないのでそれを使ってなんとか体裁を整えたいところです。


やっぱり私にとってゲルググマリーネといえばこの装備なんですよね。


MMP-80はこのキットが初立体化ですかね?
子供の頃欲しかったんですが90年代、93年〜98年くらいまでは脇役メカがなかなか立体化されない時代が続きました。特に宇宙世紀ものは不遇の時代だったと思います。旧キットグフカスタムくらいですか。あのキットが全てを変えたと言っても過言ではないと思います。個人的にはオレンジ色したボールにも助けられましたね。まだ子供でしたが2個買った記憶があります。


上から見た時なんで貧相に見えるのかしばらく考えてみたのですが、その原因はバックパックにあるのではないかと思います。


写真で赤く塗ってみたのですが、バックパックの取り付け位置がやや下過ぎる気がするのです。


これによって威圧感がダウンしてしまっているのではないでしょうか。


あとバックパック自体が薄いですよね。
ここは最近のガンプラ方がグラマラスです。

バックパックはキットをベースに大型化し取り付け位置も上に移動させようと思います。

但し宇宙世紀の世界観というか一年戦争後〜グリプス戦役の中間に使われた量産機としておかしくない外見に収めたいと考えております。


ゲルググの特徴的な方アーマーですが、マリーネは側面にスラスターが取り付けられます。親切に別パーツ化されています。


ですが分厚すぎですwww


まあ安全基準や破損 or 紛失リスク対策でもあるのでしょうが、これを付けた途端シルエットがヤボったなります。どうしましょうかね。最悪通常のゲルググのようにスラスターはオミットして平面化するかも知れません。あと先端の三角形はプラ材で延長してシャープ化ですね。これは確実にやります。


あと腰アーマーは完全固定で微動だにしません。
それ故に可動範囲が狭くなって印象を悪くしているのですが私は特にグリグリ動かすつもりもないので可動化はやめておきます。私の技量では年越せなくなりそうですし(笑)

それ以上に気がかりなのが、このまま腰部側面の合わせ目を接着してしまうと今度は太腿が取り外せません。まぁやろうと思えばもぎ取れるのですが、かなりタイトです。

そしてお尻の三連バーニアの塗り分けもかなり困難になってしまいますので昨日の朝くらいまでどうしたものか悩んだのですが、よくよく考えてみると股関節ブロックを簡単に後ハメ化出来そうだと考え直し近く製作記事を投稿する際にその工程を載せたいと思います。


ビームサーベル。
なんと柄までクリア成型されていますがwww

クリア成型じゃないより遥かに有難いです。


二本付属します。


出来の良い左平手が付属します。


あんまり可動しませんし目立つ合わせ目も多いですが合わせ目を誤魔化すためにややこしい場所に合わせ目を逃したりしてなくて何も処理し易いものです。航空機プラモなど所謂伝統的なプラモらしいプラモです。合わせ目が少ないより合わせ目が消し易い場所に来るか、という点を私は重視しますね。

ハイゴッグみたいにどうしても作りたいキット以外基本的にこの時代の HGUC は避けていましたが、プラモとして物凄く配慮された造りになってるんですよね〜この時代の HGUC 設計者の方と今の方が同一人物なのか私は知る由もありませんが、この設計思想を復活させて欲しいです。最近は挟み込みが多過ぎる。


発売された時代が時代でアクションベースもこの世に存在しないのガンプラですので股間に3ミリ穴はありません。

しかも強度を保って開口出来るスペースもないので手持ちのこれをふたつ捜索して引っ張り出してきました。まさか2020年になってこれを使う日がくるとは(笑)捨てなくて良かったです。


ジャストフィットするわけではないので若干ぐらつきますが一応浮かせる事が出来ます。


冒頭でお話ししたPC「J」の棒軸部分がポロりしやすいです。
私のものは左足限定で同時製作したシーマカスタムでは発生しませんでしたので個体差だと思います。

この軸は肘関節との接続に使われるもので直接可動に絡みませんので完成時最終組み立て時の際瞬着かエポキシ接着剤でガチガチに接着しておこうと思います。


あと握り拳ですかね。穴の開いたものが左右分付属しますが、ちょっとショボいですね。


形状やディテール以前になんですかね、小さいと思います。ですが最近も手首小さいの流行ってるんですかね。私はちょっと苦手ですね。


で、手持ちの手首コレクションから何か良い塩梅で使えそうなものを探しました。

ビルダーズパーツの手首は残すところこれだけ。ただ一袋2セット分入っています。

かなりハイディテールなので今回は似合わない気がします。


続いてこちら。
これは旧めの HGUC や旧キットMSVあたりのガンプラより高額なので使用を躊躇ってしまいます(笑)私のような貧乏人ならではの悩みですね〜

形状的に絶対ガンプラ旧キットとかに使いたいですね。制作中の旧キットに必ず投入したいと思います。買ったのはもう何年も前ですが使うのは来年ですかね。


あと今年の夏、遂にコトブキヤの丸指ハンドを手に入れました。

子供の頃はホワイトメタル製の「てっちゃん」を使った事はあるのですがこちらは実は初めてです。本当は店頭にあったものをごっそり買い占めたかったのですが、これは使う人多いでしょうからね、三袋で我慢しました。

近日中に HGUC ドム・トローペンに使う予定です。


で色々検討した結果 HGUC ゲルググマリーネには「ビルドハンズ丸」を使う事にしました。

左右分の平手、左右分の武器持ち手、左右分の銃持ち手、左右分の穴の開いていないゲンコツがL、M、S各2セットずつ入っています。現行品では最もお得なのではないでしょうかね。

私はSサイズはほぼほぼ使わないので本当はMかLだけで展開してほしかったですがね、ただそうは言っても小型MSを製作される方には貴重なハンドパーツですが。


ビルドハンズ丸指Lはサイズ、造形共に HGUC ゲルググマリーネにぴったりです。指や甲の造形がうるさくないので旧めの HGUC との相性抜群です。


シーマカスタムにも取り付けてみました。
穴の開いていない握り拳はやっぱり良いものです。

明日はシーマカスタムのぱち組レビューでもやりましょうかね、という事で今回は以上です。

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