HGUC MS-14C / MS-14
ゲルググキャノン/量産型ゲルググ をつくる。


10年プラモブログをやっておりますと「今度こそ完成させる」と宣言しながらまたペンディングしその後何年も音沙汰なしという展開になるキットがいくつか(いくつも)あります。

当ブログに於いて本キットはまさに不遇に次ぐ不遇と言わざるを得ない(笑)境遇をたどり続け購入から今日に至るまで何年経ちましたかね?もういつまで経っても完成の日の目を見る事なく2022年を終えようとしています。

なんかね、ゲルググっていつもタイミング悪いんですよ。
まずキット化される時期がいつも微妙なんですよね、技術的にこなれていないタイミングでキット化される事が多いのです。

本キットなんてまさにそれでABSパーツの使い所が結構迷走を極めていたりします。で私自身もまた技量的に微妙なタイミングでゲルググを作る事が何故か多いのです。

で本来そこまでムキになって実装する必要のない機能を未熟な私が取り入れようとするんですが結局技量もバランス感覚も追いつかず、ゲルググの美徳であるクラシカルなスタイリングや愛嬌のようなものをズレた近代化改修で台無しにしてしまう、もしくは台無しにしてしまいそうになるという羽目に何度か陥ってきたのです。自業自得ですが。


何年にも亘る冬眠期間を経て昨年の一月に製作再開リブートしながら結局そこで作業は止まり今日に至るわけですが、元凶はこれです。

若き日の私が太腿にロール軸を追加したいと考えこんな感じで太腿外装の一部をカットして既存BJ可動を殺してしまったところが悲劇の始まりです。


そこにローゼンズールの肩ロール部分を移植しようと当時考えておったようなのですが、ハッキリ言ってそこまでする必要ないほどキット既存のBJで十分良い動きをしますし、私の技量的に強度を保ったままロール可動ギミックを実装することはほぼ不可能だと思います。

そして完成後はヤフオクに出すつもりですからね、ひと様に触ってもらってなんぼのものを作る時は可動ギミックは頑丈であれば頑丈であるほど良いと今の私は考えております。


じゃさっさとパーツ頼めば良いじゃんと言われそうですが、これが結構面倒というか郵便小為替?で申し込むのが本当に苦痛なんですよ笑

そして購入から相当な年数が経っておりますのでパーツ単価とか変わってたら後々面倒なことになりそうだな、と思いBANDAI SPIRITS社に電話して変更等ないか事前に確認してみることにしました。

結論から言ってこの時電話して本当によかったです。


なんとパーツ請求がWeb上で行えるようになっておったのです。

電話口で対応された方の説明も極めて丁寧かつ正確で円滑に必要な情報にアクセス出来ました。

該当ページはこちらです。

郵便局行って小為替の紙にあれこれ書き込んで金額計算して…という作業が全て不要となったわけです。私のような人間にとってこれは朗報としか言いようがないエポックメイキングな転換点です。

個人的にはエモーションマニピュレーターが直営店で店頭販売開始された時に匹敵するほど画期的なことだと思っています。


で頼んだ部品も一週間ほどで到着しました。
他にプラモを大量に製作中なのであっという間です。

12月14日に頼んで確か27日か26日あたりに到着しました。


パーツも丁寧に梱包されていました。


よーしこれで前身出来るぞ!!
股関節にはめるPCをストックから引っ張り出してきました!!
こういう時に備えて山ほど余剰PCを捨てずに備蓄してきましたから!!!!!!!!


おや???
思っていたPCと違う…


まあ山ほどPCあるからすぐに見つかるだろう、とたかを括っていたのですが、


なんと合致する受け側PCが見つかりません。
BJの直径は約5.5ミリ。


この写真の数十倍PCランナーがあるのですが全くフィットするものが見つかりません。

しかし当時の私はまだまだ余裕かましてました。
「ないならないでホビーサイトでWeb通販で買える」と。
しかし現実は非情で、なんと該当PC「PC−116」はまさかの「在庫なし」。まじかよ…


途方に暮れて「PC−116」使用キットを検索したら、素晴らしいウェブサイトに辿り着きました。

その名も「ポリキャップ研究所」。
このウェブサイトが誠に素晴らしんですよ。ありとあらゆるポリキャップがどのキットに使われているのかひたすら克明に淡々とファイリングされているのです。

並々ならぬ才能と執念だと思います。
このウェブサイトのおかげで私は「PC−116」がどのキットに使われているか即座に知る事が出来ました。

しかも手持ちのキットがある!!!!!!!


まずこの HGUC ドム/リック・ドムなんですが、わたし二つ持ってますがここから該当PCをもぎ取るのはやめました。

今回作っているゲルググ同様オーソドックスなジオン系MSから股間のBJ受けPCを奪ってしまうと今度はこのドムを作る時、今回のゲルググと同じ苦労をしてしまいます(笑)あたりまえですが。ですからこちらからは抜き取らず温存しておくことにします。


で白羽の矢がったのがフライルー。
これも貴重なキットですし股関節の重要な部分で該当PCを使うという点も共通していますが、機体自体がかなりの異形ですし、そもそもプロポーション自体大幅に手を加えるつもりでいましたのでこちらからPCを頂戴しようと思います。


この手の機体はごちゃごちゃメカメカしくすればするほどカッコ良くなると思いますのでフライルーにロール可動を実装しつつ足を延長してプロポーションを自分好みのものに変更したいと思います。

フライルー数年寝かすくらいのつもりでいましたが今回開封しましたので予定を早めて来年の早い時期に取り掛かりたいと思います。


組立説明書を確認!
「PC−116」!!!!!!ありました!!!!!!!!!!!!!!


遂に「PC−116」に辿り着きました。
こんな感じで欲しいパーツが収録されていました。
確かに用途的にほぼ股関節で使われるでしょうから、余剰になりにくいんでしょうね。だから手持ちストックがなかったのだ、と。


綺麗にハマりました!!!!
これで一気に完成が見えてきました。来年の早い段階で完成報告する予定です!ということで今回は以上です。

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