HGUC 1/144 ゾゴック(ジャブロー攻略戦仕様)をつくる。


ジャブローゾゴックぱち組みしてみました。
久しぶりに組みましたがまったくイカれた外見してますよ。狂気の昭和ロボです。


マーキングが水転写デカールではなくテトロンシールだったということが先日発覚した際すっかり意気消沈してしばらく寝かしておこうかと弱気になっておったのですが、


なんとランナーが嵩張って箱に戻せないという事態に陥り先ほどぱちぱち組み立てる事にしてみました。

昨日の フタバスズキリュウ のパーツ数が18だったこともあり夥しい部品の山にクラクラしてきましたが実際はとても組みやすいプラモです。


腹部の蛇腹のような一度嵌め込むと後で取り外すのが困難な箇所は、予めピンの嵌合をユルく調整しておくのは勿論のこと、


裏面から押し出して取り外せるように開口しておくと確実です。


わかりますかね、こんな感じで開口しておきました。
腹部の蛇腹は横長な形状なので破損や変形を回避するために左右二箇所開口しておきました。爪楊枝などで裏面から押し出してやれば簡単に取り外せます。


日中外出して機嫌良く帰宅後シャワー浴びて夕食食ったらクタクタになってしまったのですが二時間ほど仮眠とったら体力が回復して一時間ちょっとで仮組完了しました。


以前このキット出荷日に三体同時にぱち組みしたんですが日付をみたら 09/07/2013となっており驚愕しました。そんな大昔のキットだったのか・・・

細かい解説は当時の記事にあれこれ書いておりますので気が向いたら見てやってください。


七十年代的な色使いがノスタルジックでカッコ良いです。


前回の記事でも書きましたがスウェーデンABU社の七十年代スピニングリール Cardinal 33 やCardinal 44、


ベムべマルニのバイエルン警察車両的な配色。


元デザインは相当昔のものですがカトキ御大の手腕によりモダンなメリハリとクラシカルな意匠の両立に成功しています。


「ガンダムUC」の大運動会によって多くのMSに日の目が当たり多数の機体が HGUC 化されたんですよね。当時非常に興奮したのを覚えています。


特にゾゴックとジュアッグとネモですね。私は興奮しました。何れも極めて出来が良いんですよ。現在でも超一線級の出来のガンプラです。

あと何と言っても新顔のゼー・ズールーとバイアラン・カスタムですね。
この2機は絶対に外せません。
本当にカッコよかった。


シュツルムファウスト組むの忘れていました。
作業机が散らかっていて見落としていました。これも弾頭がデカくて出来が良いんですよね


ヒート剣とかも面白い構造になっており、


通常状態と発熱状態を再現。


完成後も付け替えできますのでどちらの状態も楽しめます。


ヒート剣は武器持ち手を都度分解する必要があります。
シュツルムファウストは手首の分解不要。


ブーメランカッターは十本全て着脱可能。
3ミリ丸穴が開口されているのは粋な計らい。


HGUC ザクF2と比較。
かなりガッチリしていて強そうです。


モノアイは可動式なのですが透明パーツで覆われています。
一見めんどくさそうに見えるのですが、


テコの原理で簡単に取り外せます。
これは名設計。何度見てもお見事です。


モノアイ目玉は、


BJ接続なので上下左右に可動。


立膝もギリギリ可能。


見た目に反して結構動きますし、関節の造り自体も現在のガンプラより格段に手堅い構造が採用されておりますのでぷらぷらとユルくなるような箇所もありません。当時の HGUC はまさにハイグレードだったのです。

一時期HGでも足裏の肉抜き穴やら何かとケチな仕様が盛り込まれていたりだとかやや雲行きが怪しい時代の通過して最近の「水星の魔女」HGではまた盛り返してきた感がありますよね。


話は戻って HGUC ゾゴック、腰が殆ど回転しません。
可動機構時代は実装されているのですが、背部のパイプが全ての元凶なんですよね。そういうデザインなので仕方ないのですが。


ということでパイプを一旦取り外してみました。


これで腰が回転するようになりました!


当ブログを長年ご高覧くださっている方々はご存知の通り私は設定原理主義に殉ずるつもりは毛頭ないので背面のパイプはオミットするつもりです。本キット製作においては躍動感あるポージングを選ぶことにします。


ロケットパンチ延長パーツは2本付属するのでここまで伸ばせます。


元気良いポージングがとれます。


股間の3ミリ穴は普段バーニアパーツで隠す事が出来ますが、軸が少々太いため取り外しに難儀します。ちょっとだけ細くしておくと良いでしょう。


ヒャッハー!!!!!!!!!!!!


足裏の造形も見事。
これでこそハイグレードです。


個体差なのかも知れませんが顔面の三角窓、片方がえらくポロリしました。


小さいし無色透明なので紛失に注意したいところです。
実は仮組中私は落としてしまってかなり焦りましたが運良くすぐに見つける事が出来ました。


ですので完成時まで一旦こうやってチャック付きビニル袋入れ箱にしまっておきます。これで紛失リスクは最小化されます。

三角窓は完成時白化しないタイプの透明接着剤で固定してしまいます。


あとふんどし周辺は塗装ハゲリスクが高いのでクリアランス調整を事前にしっかりやっておきましょう。


ということで HGUC ゾゴックぱち組み報告でした。
かなりイカれたデザインの昭和ロボですがカトキ先生の見事なアレンジでクラシックとモダンの融合に成功しています。

正直プレバンアイテムとなった青いゾゴックではマーキングは水転写デカールで欲しかったですし、独特の形状をしている四本指は他で代用が効かない故にプレバンでは平手を追加してくれていたらまさにプレミアムな内容になっておったのではないかと思います。

塗装環境がある身にとってはマーキングが水転写デカールでないなら通常の店頭販売版を買えば良いんですよね(笑)

ただ、現在の状況を見ればわかる通り店頭で赤いゾゴックを定価以下で入手する方が今や遥かに難しい状況となってしまった現在としては非常に存在意義のあるキットとして再注目されているといえるかと思います。という事で今回は以上です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください