このままだとフランスパンを墨汁に漬け込んだみたいな仕上がりになってしまいそうなのでメリハリをつけていきたいものです。まずは明確に色分けポイントとなるハッチ?やっていきますか。
キットには水転写デカールが付属しますがここは塗装でバシッと塗り分けてみたいところです。
黒サフを吹いた状態。
造形はしっかりしています。
完成見本写真。
ここは良いアクセントになりますからカッコよく仕上げたいのです。
よく見ると白い点々が魚の側線のように点在しています。これも水転写デカールが付属しますが私は塗装で表現してみたいなと思っております。
マスキングするにあたって塗り分け箇所のモールドを彫り直してみました!
ハセガワのモデリングスクライバーを使いました。
BMCタガネやスジ彫りカーバイト系のツールはこのような曲線が苦手なのでモデリングスクライバーの独壇場となります。地味な道具ですけど一本あるとかなり便利ですよ。安いですし一回買ったらずっと使えます。
とは言ってもあちこち脱線しましたね笑
年々肩に力が入るようになってきてる気がしますねwww
トドメは自作タガネでしっかり彫り込みます。
刃先がダイソーのタングステンタガネの刃でボディは銅パイプ。ハンダ溶接してくっつけてます。個人的にスジ彫りツールは柄が細くて硬いものが好みですね。感度が良いというか。
続いて本体。
台座に乗せてみました。
前後の重量バランスが思いのほかシビアなのである程度完成が近づいたら魚釣り用の錘をぶち込んで水平に展示出来るよう調整したいと思います。
既存の凹モールドも彫り直していこうと思ったのですが、
あちこち脱線してしまいテンションダダ下がりです笑
焦らずね、なぞるようにけがいてきましょうね。余計な仕事が増えてしまいましたねめんどくせえ。
ランナータグを捨てる前に撮影。
2007年のキットの再販ということのようです。パーツ精度は非常に高く特に調整が必要な箇所はありません。
本キットはドイツレベルお馴染みのポーランド製。品質は高いです。付属の水転写デカールは信頼のイタリア製。カルトグラフ社でお馴染みですが水転写デカールの首都イタリアの右に出る国はちょっと思いつきませんな。
で、このウォームな赤みがかったグレー、これがやっぱカッコ良いですね。パネルラインも目立つので間延びさせない効果もありそう。真っ黒いコッペパンみたいにしたくないなと思いましてね。
ということでヨドバシ博多でちょうど良さそうな塗料を見つけてきましたので工作が一通り終わったらこいつをブっ放して良い感じに仕上げたいと思います。ということで今回は以上です。