【再掲】ドイツレベル 1/24 カーモデルシリーズ
トラクター ポルシェ ディーゼル ジュニア 108
完成報告。


ポルシェディーゼルトラクター完成しました。
本投稿は2021年2月8日に投稿した記事の再掲となります。
いままでこういったスタイルの投稿はしてこなかったのですが近頃プラモを作る時間を全く作れなくなってしまいましたので反響の良かった記事を今月は再放送していきたいと思います。お楽しみいただければ幸いです!


ドイツレベル社「イージークリックシステム」所謂スナップフィットプラモですが、その嵌合の悪さとパーツの繊細さからイージーでもなければクリック感もほぼほぼ皆無な内容であったこともあり非常に難航しました。

イージーさを前面に打ち出した売り出し方をしたキットですが間違いなく難易度は高めです(笑)完成して本当に良かったです。ほっとしました。


完成直前のコンパウンド磨きでまたしても塗膜を削り落としてしまい部分的に再塗装する事になりました。写真中央部分の隆起した箇所のエッジ部分の塗料を削り落としてしまいピンクサフが露出してししまいました。


デカールも貼って久しいパーツ故に該当箇所である隆起部分だけ露出させる形でマスク。


その際、水転写デカールを貼った部分にマスキングテープの糊が付着しないようにして貼っておいた方が無難です。


マスキングテープを剥がして光沢トップコートを再度吹き付け乾燥後コンパウンドで磨きます。


結構複雑な構造をしているので組み立てにも時間がかかります。


ミラー部分にはハセガワのミラーフィニッシュを貼り付ける事にしましたので境界線をしっかり彫り直しておきました。


貼り付けました。
何度もやり直してやっと少しはまともに貼り付ける事が出来ました。まだまだエッジ部がぐしゃぐしゃしていますがこれが現在の私の力量である、と。


本体の組み付けまだ終わりません。


ぜんぜんイージーじゃねえwww


そうこうしながらなんとか完成と相成りました。


運転手はマスターボックス のトラックドライバーフィギュアを使っています。


全くの無改修でフィットしました。
まるで専用設計かのように違和感なく乗りこなしています。


グリル部分やエンジンカウルの鶏冠?部分などはキット付属のメッキパーツを使用しました。グリル部分は接着部分のメッキをこそぎ落として嵌合調整しないフィットしませんので要調整です。


鶏冠パーツもキットのままだと挟み込み構造なので後ハメ加工しておくと綺麗に仕上がります。


組み付け時に細々した箇所を破損させたり傷をつけてしまったりしたのですが形状が複雑なおかげでまじまじ舐め回すように凝視しなければ殆ど気づかない?と思っています。


ま、自分ようですからね。
昨年のクリスマスプレゼントに家人からいただいたキットであり、この度完成と相成りましたので仕事場の目立つ場所に飾ろうと思います。


凸凹が激しい箇所にも水転写デカールを貼る必要がありますが、クレオスのマークセッターを使えば造形にぴったり追従して貼り付ける事が出来ます。


ナンバープレートのデカールなども本来は綺麗に貼り付けていたのですが、最終組み立て時に力んでしまい一部破けてしまいました。


コンパクトで可愛らしい外見ではありますが 1/24 スケールなのでそれなりに大きいです。


という事でドイツレベル 1/24 ポルシェディーゼルジュニア 108完成報告でした。

思いの外難易度の高いキットでしたが、繊細なパーツが多いのにスナップフィット化を試みた事にその原因の多くが集中してしまっているキットだと思います。

造形自体美しいのですがそれはパーツの繊細さに由来する部分も大きいです。その上にキツ過ぎたりゆる過ぎたり嵌合の塩梅が安定しないレベルでスナップフィットかなんて試みちゃったもんだから組み付けに神経を使う難物となってしまっています。

その手の調整を行えば自ずと接着剤の世話にならざるを得ないわけですから、ハナから接着式として設計していれば難易度に対する印象はかなり異なっていたのかな、と思います。

非常に面白い題材且つ美しい造形のキットですのでそういう意味ではオススメですが、プラモ初心者の肩や何か簡単に組める面白いプラモないかなという方にはある程度本キットの予備知識を事前に持たれてからトライするか否かご判断された方が無難ではないかと思います。

ある程度場数を踏まれた方であればなんだかんだ言いながら形になると思います。制作時の参考になれば幸いです。という事で今回は以上です。

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