元旦なんで景気良くビッグキットいってみましょうか。
ご時世的に実機の方もガチで出番がいつきてもおかしくない情勢となりました。
昨年12月に発売されたタミヤ 1/48 傑作機シリーズ 最新アイテム F-35A 。
2000年くらいにリリースされた Me262 くらいから同シリーズは基本的にハズレ無しと私は断言していますが、2016〜2017あたりの飛燕やトムキャットが出た頃から更にレベルが数段上がった感があります。
その血脈を継いで進化した本キットもまたスーパーキットといった内容となっております。
カッターマットも元旦ということで新調しました。
購入は昨年なのですが今日開封。
いつものオルファではなく、今回は「セキセイ」?というところのFB-4618 [カッティングマット 発泡美人 A2]を買ってみました。
兎に角安かったんですよ。購入はいつも通りヨドバシです。
あと最大の採用理由は色ですね。
まずこの色と被る成型色は滅多にお目にかかることはないでしょうから非常に見やすそうだな、と。
で、万一表面の色そっくりな成型色のプラモを作る時はひっくり返せばお馴染みのアイボリー。
A2のカッターマットでもぎりぎり。
蓋を開けるとこんな感じです。
第一印象は「意外にパーツ数少ないな」と驚きました。
この世界、極めると無駄に分割しないんですよ。
それでいて造形の精悍さは全く損なわない。まさに神業です。
世間ひろしといえどこのレベルに到達しているのはタミヤとBANDAI SPIRITSだけだと思います。まさに現代の名工です。
特に後脚収納部分のパーツ構成の見事さは後日改めて投稿します。
箱の底には紙媒体。
こちらもかなり充実した内容となっております。
まず水転写デカールとマスキングシート。
水転写デカールその2。
こちらは各国マーキングが主となっております。
イスラエルカッコええなおいなんて思いつつもデンマーク空軍も良いです。レアすぎる。
しかもグレーじゃないんですよ。華があって良いです。
これは作る人少なそうですし私はこれにしましょうかね。
いや、やっぱまずは航空自衛隊 or 米軍ですかね、なんて悩んでいたらもう一箱…みたいなことになりかねませんが笑
水転写デカール その3。
所謂RAMですね、 F-35 のプラモを作る際避けて通れないマスク地獄なわけですが、本キットには水転写デカールでそれを表現出来ます。誠に有難いです。
結構な量貼る必要があるわけですが、昔当ブログでは 1/72 F-35A のRAM塗装をマスキングでトライしたことがあったのでハッキリ言いましょう。
「二週間!二週間やぞ!!おれRAMのマスキングするだけで二週間費やしたんやぞ!!!」とwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ということでこれが水転写デカールで処理出来るというのは非常に有難いことです。
現に 1/72 タミレリ F-35B を製作する際はタミヤが追加してくれた水転写デカールに大いに助けられましたから。
紙媒体誠に充実した布陣となっております。
資料コーナーも渋くてカッコ良いです。
プラモ作りたくなりますよ。
兵装パターンあれこれ。
「そんなことしたらステルス性能が損なわれる????知らんわ!ビーストモードで出撃や!!!!」
ということで今回も私はビーストモードで製作しますよ。
水転写デカール貼りの指示書は実寸4色刷りの豪華なものとなっております。
実寸カラー印刷なので老眼にやさしいwww
おじいちゃん、デカールはコーション系の前にRAMから貼るのよ???
※別紙カラー印刷のRAMコーティング初期仕様・後期仕様の指示書も付属。もちろん実寸です。
縮小モノクロ印刷で米軍以外のマーキング指示。
RAMコーティングは初期 or 後期どちらなのかも都度指示されていますので安心です。
組立説明書。
中綴じ製本された立派なものです。
ここ数年タミヤが積極的に取り入れているパーツ構成。
飛行機だけでなくカーモデルでもやっているのですが、「スケモの分野にガンプラRG的なパーツ構成を採用する」といったもので塗装し易い画期的なパーツ構成となっております。
金属線が2本入っていますので無くさないよう注意がひつようです。
で、これ何に使うのか???と気になって組立説明書を読んでいくと、
なんとウェポンベイのヒンジに組み込むようです!
つまり開閉ギミックが実装されているということのようです。凄い。早く作りたいです。
主要な外装パーツを使って仮組みしてみました。
ラプターあたりとくらべるとずんぐりして可愛らしい印象もある F-35A ですが、 1/48 ビッグキットとなると精悍さの方が際立ちます。筋肉質でカッコ良いです。
いやぁ良い感じです。
逞しい。
パーツ精度ですが、前評判通りそれはもう見事です。
ただ、機首部分がアンダーゲートなんですよね。
せっかくパーツ精度が高いのに接着面にゲートが来るのが惜しいなと思いました。
しかしここは外側にゲート持ってくると折角のシャープなラインがヤスリがけ時に乱れる可能性もありますので誰が作っても美しいシルエットを担保するために仕方無かったのだろうと思います。
この上下の合わせ目の境界線が美しいんですよね。
ここおは F-35 の見せ場だと思います。
部品点数も意外に少ないし造形も完璧、パーツ精度が高いので無駄に作業が増える様子も全くないのでこれだけ大物キットでありながら比較的短時間で完成させることができるかも知れません。
HGUC ザクF2と大きさ比較。
実際の作業はもう少し進捗しており、驚くべきパーツ精度はウェポン類の製作時にも威力を発揮しました。近く続報を投稿予定です。という事で今回は以上です。