ようやく完成したと思ってパシャパシャ撮影していたのですが、台座の製作に躓くわ、本体そのものも難易度が高く苦戦に次ぐ苦戦の末なんとか形になった事もあってキャノピーのマスキングをしたまま完成報告用の写真を撮り続けるという大失態を演じ、本日の完成報告はあえなく断念となってしまいました。写真はそのうちの一枚です。記念に一枚だけアップしておく事にしました。視界ゼロのままで飛行中です。
台座の方も何がしたいのかわからないままただただ汚い地獄の便所みたいなものになってしまったのでこれは使わずまた別の機会に粘土かパテでももって再利用しようと思います。
で急遽和泉化成株式會社の新製品を投入する事にしました。
こちらは天板が付属しますので製作時間を大幅に削減出来る筈です。
内部にタミヤのプラパイプを仕込みました。
PS製なのでタミヤセメントで接着出来るのもポイント高いです。
外径8ミリ、内径5ミリのものを使用します。
プラパイプは長さ約66ミリでカットしています。ウェーブのパイプカッターを使って切断しています。
商品ラベルに内寸が書かれていまして、そこに66ミリと書かれていたためこの表示に従いパイプを仕込みました。ドンピシャでした。
聞かれてもいないのに内寸まで記述しているという点に自社製品に対する自信を窺い知る事が出来ます。見事な高精度でメイドインジャパンの意地を感じます。これ程の商品がたった100円で良いのだろうか?と思ってしまいます。
天板は真っ平なので私のように支柱を埋め込みたい人は開口すれば良いですし、パネルラインを彫りたい人は気軽に筋彫りカーバイトやBMCタガネやラインチゼルの刃を入れる事が出来ます。
先日家人からクリスマスプレゼントとして貰った0.15ミリの刃を装着して彫りましたが抜群の切れ味を発揮してくれました。
純正グリップももう何年も前に東京土産に買ってきてもらったものでして、福岡で私は見かけた事がないアイテムです。刃をしっかりホールドしてくれますがアルミ製のため見た目に反して非常に軽量です。
内部には石膏を詰めました。
石膏の完全乾燥にはそれなりに時間がかかりますが、天板が開口出来るため分離しておく事が出来ます。
完成報告記事は明日投稿しますが、石膏の完全乾燥はもっと後になるような無茶な日程でも柔軟に対応出来ます。完全乾燥後後日天板を接着するような事が出来るわけです。
これは従来私がやってきたワークフローが大幅に改善されます。
来年はこれを主力に台座製作していこうと思います。
あと本体もメタリック塗装が良い感じに決まったのでどうせ取り直すなら現物の質感に近づけるよう撮影方法をあれこれ試行錯誤して明日完成報告したいと思います。という事で今回は以上です。