メッキ剥がしする際にハイターが濃すぎたのか or 漬け過ぎたのか表面がシワシワというかぼそぼそと激しく荒れてしまったので強度が不安な箇所などを別の素材に置換していきます。
こんな感じで0.5ミリ真鍮線に置換しました。基部はコトブキヤのお助けパーツ。かれこれ20年くらい前に買ったものです。少なくとも15年は経ってますかね。
シートは黒指定ですがそのままベタ塗りするのではなく黒サフとEXブラックを使い分けて素材の違いを表現します。
こんな調子でレザーと樹脂(恐らくABSかFRP)の質感の違いを表現しました。
台座は和泉化成株式會社の透明樹脂容器をひっくり返して使用します。今回は4マスのものを使います。
ストリートライダーの塗装も並行してやっていきます。
以前インナーのパーカーを塗装したのでその部分をマスク。
そして改めて黒サフ。
ズボンの塗装も済ませたのですが撮り忘れましたので上着の塗装に移ります。ズボンをマスク。
確かクレオスのサンディブラウンを使いました。以前タミヤ 1/35 ヘッツァーを塗装する際に白を加えていますが。
その上にガイアノーツのクリアーブラウンをグラデーション塗装して着古したレザーの質感を表現しました。
兎に角この手の塗装はサフ以外ベタ塗りしない事が肝要です。
自分の所有している服をよく見てどこが退職するのか、どこが濃い色のままなのか観察してプラモ製作に反映させます。
ヘルメットと靴は黒ですが、ソールやヘルメットの縁取りをマット仕上げ、それ以外を光沢仕上げにして材質の違いを塗装で表現します。
こんな感じです。
完成直前にコンパウンドで磨いて更にテカらせるつもりです。
顔も塗装していきます。
クレオスのフレッシュを使用しました。
組んでみました。
現時点ではエアブラシ塗装のみですが既に良い感じです。
完成に向けてここからスミ入れ、ドライブラシ、ウォッシング等を加えていきます。
それらの工程をクリアしたら止めにマットコートを吹いて出来上がりとなる予定です。
フィギュア製作はどうしても億劫になりがちですが、良い塩梅に完成しそうなのでほっとしました。
私の人生で 1/12 スケールは誠に馴染みが無いなと思っていましたがよくよく思い返してみればバンダイスターウォーズキットの登場人物系キットは 1/12 でしたので大きさ比較。
余談ですが先日クローントルーパーが再販されていたようでヨドバシ博多に二箱ほど置いてあったのですがあっという間に消えていました。買っておくべきでした。。。
エピソード3に登場するクローントルーパーフェイズ2はあのキットでないと表現出来ませんからね、なんであれを買わずにファーストオーダー版をふたつも買ったのか我ながら謎です。まぁこちらもデザインの完成度が高くて気に入ってはいるのですが。
遂にこちらもひとつ買ってみました。
成人男性が欲しかったので一発で出てよかったです。
ですが、タミヤのストリートライダーと並べるとまだまだアニメ臭いですよね。悪い意味で可愛いのです。
なんでもかんでもアニメ的なロリロリした表現になることに個人的には抵抗がありますね。まぁこの手のビジュアルが売れる、消費者の多くがどんどんロリコン化しているという事なのかも知れませんが。工事現場の職人や消防士や仕事人諸々のリアルな造形物が色々なスケール、バリエーションでプラモ化されると助かるのですがね。という事で今回は以上です。