前回がこんな感じです。
頑張って塗ったんでしょうが、なんというか締まりがない、ぼやっとした塗装となっておりましたので、
パネルラインに沿ってシャドウを入れてメリハリを出しました。
主要なパネルラインに沿ってマスキングテープを貼り、その上からエアブラシを薄吹きして表現しました。
私はガイアノーツのクリアーブラックを使用しましたがクレオスのスモーク等でも代用出来ると思います。
当ブログを永年ご高覧いただいている方はご存知かと思いますが、私はなんなら普通に黒やグレーと塗料でシャドウを吹いたりしてます。
今回グレー系の機体だったのであまり濃すぎると収集つかなくなりそうだったので大事をとってクリア系塗料で済ませました。
お次はノズルの塗り分けに入ります。
機体上部と下部それぞれしっかりマスクしておきます。
まずはアルティメットブラックを吹きました。
個人の好みと目的に応じて黒系塗料であれば何でも良いと思います。
その上にガンメタルを吹きました。
下地の黒を活かしてパネルラインを意識しつつガンメタルを吹き付け。
機体上部も同様に。
乾燥後更にマスク。
機体上部ともにマスク。
お次はフレームメタリック2を吹き付け。
こちらもベタ塗りせずに下地を活かして自然なグラデーションを出していきます。
乾燥後剥がしてみました。
良い塩梅です。
フレームメタリック2という塗料はバーチャロンカラーとして発売されていますが、非常に使い勝手が良い塗料です。
「銀色で塗りたいけれどEXシルバーやスターブライトシルバーだと周りから浮き過ぎる」ような場面で威力を発揮します。
とは言えEXシルバーが無双するシチュエーションも多いですから銀色系の塗料は手元に色々な種類を用意しておく事で臨機応変なメタリック表現が手軽に行えるようになるかと思います。
ノズルの塗り分けも無事に終わったのでこの段階で尾翼を接着してしまいます。
この写真と、
この写真のちょうど中間点くらいのコントラストが実物の質感に近いです。
パーツ数僅か63しかないプラモですが、めっちゃ部品多そうな見た目になりました。
燻銀な仕上がりを目指したいところですが。
HGUC ガンキャノンとMG ドムと大きさ比較。
1/72スケール の F-15 は全長約27cm弱となり、非常に大柄です。
凸モールドの旧キットですが、パネルラインに沿ってマスクしてシャドウを入れる今回の塗装法を用いればモールドが彫りか凸かなんてどうでも良い些細な違いでしかありません。
そして本キットはヨドバシカメラで僅か792円(税込)で買えます。
今夜水転写デカール貼りをしたいと思います。
新田原所属の機体として完成させる予定です。という事で今回は以上です。時間が作れたら今夜もう一件別のキットに関する投稿を行う予定です。