日立建機の振動ローラーを作っていきます。
街中でも郊外でもこの重機を目にした事がある方は多いと思います。
私はZC50C-5を見かけるたびに足を止めて写真を撮りまくっています。人がいる時は職人の方の許可をいただいてから撮影しています。
私は工事現場の方によく声をかけるのですが気の良い方が多いです。
「(振動ローラー)興味あんの?」「いまこれのプラモ作ってるんですよ。参考にさせて欲しいなと思いましてね」という調子で会話が膨らむ感じです。
このキット自体は発売されてすぐ買ってすぐ仮組みしたんですが、なかなか投稿するタイミングが掴めず、今日のような何もかも進捗芳しくない夜に登場と相成りました。
仮組みしたのは二年前くらいかな、なんて思っていたら発売日は2017年の12月…ほぼ四年が経過しており、プラモをやっていると時間が経過する速度が早すぎて誠に驚きます。
ハセガワの働く乗り物系キットはザクシス135USも初版を当時購入し積んでます。
現在Amazonなどで高値が付いていたりすることもあるようですが、急ぎでなければ再販を待たれた方が良いです。私は当時ヨドバシで二千円代で購入しました。
買ったは良いがかなりのボリュームにたじろいで放置しこれも四年が経過。来年こそ作りたいと思います。
ヤンマーのハイエンドコンバインYH6115は先日購入しました。これも欲しかったんですよ。ヨドバシのポイントで買いましたので実質タダみたいなものです。これも年内にトライしたいところです。
ここまで全て箱絵は加藤単駆郎先生の手によるもで、どれも誠にカッコ良いんですよね。
加藤単駆郎先生が箱絵を担当されているプラモは私は九五水偵の限定盤で初めて買いました。箱絵に一目惚れして購入です。
ガンプラ旧キットのMSVなんかもそうですがプラモの箱絵や箱デザインって時として中身と同じくらい重要だと思います。
ガンプラの HGUC でMSVを再開する時は加藤単駆郎先生の箱絵で見てみたいですね。 HGUC はそろそろあの金帯デザイン変えてタミヤAFVみたいにシンプルな白箱 or 黒箱にして箱絵で勝負みたいな路線にしても良さそうな気もします。
余談ですが、昨日近所のダイソーでこういうのも買ったんで近々組み立てみたいと思います。百円ですからね。内容次第ではどハマりするかも知れません。
話は戻りますが水転写デカールは裸で入っています。
ザクシスもコンバイン もこんな調子で丸裸です。
未使用の水転写デカールは湿気や経年劣化に弱いので出来れば小包装して欲しいところです。ハセガワが水転写デカールをこんな調子で裸で入れる傾向があります。飛行機プラモはほぼ丸裸で入っていますので。
でもなぜかカーモデルの時は他のメーカー同様に個包装してるんですよね…この扱いの差は一体なんなのか誠に不可思議です。
とそんな調子なので、私はハセガワのプラモを購入したらすぐ開封して水転写デカールが個包装されているかチェックして丸裸で入っている際はチャック付きのビニール袋に入れて保護するようにしています。
細かいパーツはまだ取り付けていませんがざっと組んでみました。
と言っても四年前の話ですが。
撮影は今行いました。
1/35 の振動ローラーなので掌にすっぽり収まるくらいの寸法ですが、密度感はかなりのもので非常に精細で立体映えします。
車体の前後を繋ぐ連結部分があり普通の自動車とは全く異なります。後輪はタイヤですが前輪は金属製。これで舗装を均すわけです。
ステアリングは独特でハンドルを回す時は通常の自動車とは逆方向に切ります。まぁ私が運転したわけではなく、工事現場のおっちゃんから教えてもらいました。カンタンカンタンと言われましたが結構難しそうです。
下面はこんな感じ。
このキット唯一の不満はフィギュアが若くて美しい気立ての良さそうな女性であるという点です。私も若き日に工事現場でアルバイトさせてもらった事がありますが現場で見た事ねえわと思いましたよ。しかしながら造形自体はかなりクオリティ高いものです。
プレス向けの新製品発表会とかでしかこんな人出てこないんじゃないでしょうか。
腹の突き出た一見するとだらしなさそうなおっちゃんがタンクトップ一枚で、仕様通り完璧に納期内に仕事を納める様は何度も見てきましたが、個人的にはそこがカッコ良いと思うのです。
で、購入当初はこの女性フィギュアを改造して現場で見たおっちゃんに似せたフィギュアに改造しようと目論んでいたわけですが、残念ながら私の力量ではそれは出来そうにないと四年後の今日判断しこれでまずは製作してみようと思います。
ザクシスやコンバインは如何にもリアルな現場で働いてそうな中年オペレーター男性、或いは農業やってるあんちゃんのフィギュアがそれぞれ付属するのですが振動ローラーがなぜこのようなフィギュアになったのか誠に謎です。
MG リックドムと制作中のタミレリ 1/72 F-35B と大きさ比較。
こうやって並べると振動ローラーはかなり小さいですがパーツの密度では負けていないどころか圧倒しいてる部分もあります。
かなり立体映えするプラモなのでカッコ良く仕上がってくれそうです。
あと塗装ですが、日立建機の実機は本キットの整形色に近い赤みの強いオレンジですが、私は加藤単駆郎先生が描くような日光に晒されて褪色し赤みが抜けていった発色を狙おうと思います。
日立建機のウェブサイトはモデラーの想像力を刺激する見応えのあるものとなっており、ついつい長居してしまいます。
まずは手元にあるキットをしっかり完成させるべきなのでしょうが、これとか、これとか、超大型油圧ショベルとか港湾荷役で使うでっかいタワークレーンとか出てくれたら即予約したいものです。という事で今回は以上です。