HG CAMS-03 エルフ・ブルック
進捗報告。

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なんと10日近くのブランクが開きました。
当ブログを開設して3年近くが経ちましたが初の事態です。取り急ぎHGエルフ・ブルックに取りかかりました。

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あまりに久しぶりのガンプラなので何から手を付ければ良いのか皆目見当が付かず、まずは平手パーツの水掻きを取る事から始めました。最近導入したエッチングソースクライバーが活躍します。

肉抜き穴は他のパーツと共に一気に埋めようと思いますので今回はスルー。

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続いて胴体にスイング可動軸を追加します。
キットの腹部パーツに可動軸を仕込む充分なスペースがありますがスタイルを縦長に変更したかったのでこの際全高の嵩増しも計ります。

ご覧の通りPCをプラ版で箱組みします。厚さ1mmのプラ版を使用しました。PCはガンプラを作っていたら大量に余るであろう穴/軸共に3mm径のごく普通のものを使いました。

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そして5mmプラ角棒を適当に削って組木細工のように嵌めていきます。

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こんな感じに。

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本体側と接続するために3mm丸棒を接着します。バイアラン・カスタムのHランナーを使用したので摩耗対策もバッチリです。

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背面にUバーニア角を接着して出来上がり。これで約10mm全高アップし胴体にスイング可動軸が追加されました。変形時取り外せば良いだけなので変形ギミックにも支障をきたす事はありません。

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お次は肩に付くバインダー?の接続ポイントを改修します。
キットのままだとPS接続なのでやがてスカスカになるのが目に見えているのでこの際ここもKPSに変更します。

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既存の軸をカットしたのち面を整え3mm丸穴をピンバイスで開口。
スペース的に余裕が無いのでUバーニア丸形を接着し出来るだけ接着面を大きくした後KPS棒を挿しました。ガチガチに接着した後、不要な部分をカットし長さを整えます。

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続いて前腕部の後ハメ加工を行いました。
写真左がキットのまま、右側が後ハメ加工後。

とにかく細いので折らないように注意しましょう。

肘にあたる丸い部分を片面カットすれば完全に後ハメ加工出来るのですがやはり細すぎるので強度不足が心配だったのでここは筆で塗り分けようと思います。

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なんとこれだけは後ハメならず!(泣)

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ということで前腕の開口部を拡げました。
写真右側が加工後です。

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二体同時制作なので当然作業量も二倍です。

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10日前パチ組みした際はそのままで行くと公言していた腕のロール可動(がキットのままでは不可能)部分ですが、やっぱりここが動かん事には始まらないなと思いあれこれ考えてみました。

しかしながら元デザインとキットの形状はかなり考え抜かれたもので迂闊にロール軸を追加出来そうな場所が見当たらず自分なりに試行錯誤してみました。

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最初は設定画を尊重したままロール出来ないかと思い肩の根元から一旦カットしてみましたがご覧の通り、もうどうしようもない感じです(笑)

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ということでオリジナルデザインに変更することに。
写真の通りラインを追加してカット。

変形時に内部にあるフレームがラジオのアンテナや振り出し竿(テレスコピックというそうです。)のように伸縮するというオラ設定をでっち上げて勝手に納得する事にしましたwww

可動ポイントはKPS軸とタミヤの曲がるプラ棒「楽しい工作シリーズ No.158 透明ソフトプラ材 2mm 丸棒」を用いて繫ぐことで省スペースで可動ポイントを仕込む事を実現しました。

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ということでこのような感じに。
ご覧の通り奇っ怪なフォルムになりました。
今度は足も伸ばしたくなりますが収集が付かなくなりそうなのでスタイリングはこれで良しとします。

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もはや別物!何を作っているのか分からなくなってきましたwww

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勝手なデザイン変更ではありますがポージングの幅は一気に拡がり満足しております。

腕部の追加ロール軸の部分は変形時に丸ごと取り外すので飛行形態のフォルムを破壊することはありません。

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配色はモラン?を参考にアシンメトリーな配色にしようと思います。公式サイトに乗っているイラストがカッコ良くこれもキット化されたら嬉しいですね。

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ということでHGエルフ・ブルックでした。
あとは合わせ目消し、既存モールドの彫り直し、モールド追加や開口作業を行えばサフ吹きです。

この記事を書いていて思い出したのですがそもそも今月はハイモック4体とEz-SR3体を作る予定だったので明日からハイモック制作に戻ります。

今月も半分以上が過ぎて現実的にはハイモックが何体か完成出来れば御の字みたいな状況になってきました。この9体が完成したら宇宙世紀に戻る予定です。

そう言えば今年はまだ一度も宇宙世紀ものをやってませんね(笑)

「HG CAMS-03 エルフ・ブルック
進捗報告。」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。
    スマートになっててめちゃくちゃカッコいいです。

    エルフ・ブルック、キット説明書の腕組状態の編隊写真では、多分肘の丸い部分の上腕側でロールしてますよね。
    個人的にはそっちは難しそうなので逆側でロールさせようと、肘の茶色の腕に埋まっている部分を切って3mm軸付けて真鍮線で補強して、前腕にポリキャップ埋め込んで可動させようかなと考えてます。
    …………変な腕の回り方しそうですが

    1. てん様

      ご高覧及びコメント誠に有難う御座います。
      確かに腕組んでますね。。。(笑)

      HGエルフ・ブルックはここ最近のガンプラにしては珍しく「曰くつき」のキットなのでモデラー毎の個性が滲み出てきそうですね〜

      私は今回の二体が完成したら次は脚部をボリュームアップ出来ないかをテーマに三体目のトライをしてみようと思います。

      今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

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