誕生日にいただいたフジミの二代目ゴルフですがボディの塗装を開始しました。
サフ吹き後、オーバーフェンダー等を先に塗る事にしました。
以前作ったホンダシティの時マスキングテープに塗料がベリベリ持っていかれてどえらい目にあいましたからカーモデルの場合塗装する順序は特に入念に計画を立てた方が良さそうです。
実車ではマットな樹脂製パーツが使われておりますので黒サフのマット感を利用しました。
そしてマスク。
塗装後別パーツ感がしっかり出るようにサフ吹きする前に境界線は入念に彫り込んでおきました。
窓枠も黒く塗る事を忘れておりましたので慌てて黒サフを吹き付け。
今年製作したシティやサンバーでかなり苦戦してしまったので今回は先に窓枠やオーバーフェンダー等を塗っておきます。
そうする事で万一マスクを剥がした際に塗料が持っていかれたとしても黒サフ部分が一部欠損するだけなので最小限のリタッチで済む筈です。
今度は窓枠部分をマスク。
かなりシャープに造形されている箇所があるのでデザインナイフの刃が深く入り過ぎると貫通してしまうので注意が必要でした。
所々雑念が入ってデザインナイフでボディに傷を付けてしまったりしましたが、もう補修する気力もないのでそのままいきます。別にヤフオクに出すわけでも製作代行品でもないですからね。私が納得出来ればそれで良いのです。
そして再度サフ吹き。
この段階で傷はかなり目立たなくなっていました。
最初から窓枠もマスクしておけば二度手間にならなかったのですが。
長年愛用してきた0.3ミリダブルアクションハンドピースである名機PS289が現在故障してしまっているため、ここ最近は万年補欠だった0.5ミリシングルアクションを使っているのですが、トリガーを引いたら一律にブシューっと塗料を吹き付ける事が出来ますのでサフを均一に吹けます。
この特性はカーモデルやガンプラのようにベタ塗りが重視されるジャンルでかなり有利です。
HGUC ネオジオングのような面の大きいビッグキットはこれ一本で仕上げようと思っています。という事でこれはこれでかなり良いものです。
いろいろ悩んだのですが、結局白を吹きました。
完全に「名車再生クラシックカーディーラーズ」に影響を受けています。あちらは初代GTIでこちらは二代目GTI且つ日本仕様として作りますが。
白はガイアノーツ社「ピュアホワイト」を使用しました。
何度かカーモデルを塗装してエッジ部分の塗料を研ぎ出し時に削り過ぎる傾向がある事がわかってきましたので同じ轍を踏まないよう先手を打っておきます。
室内は随分前にあらかた作業が終わっています。
メーター類の表現はキット付属の水転写デカールを使用するのですが、なんと上下逆に貼ってしまっていました。。。何をやっているんだ。。。
しかも質感を高めるためにと、水転写デカール完全乾燥後、ご丁寧に透明レジンでコーティング。非常に美しく表現されていますが上下逆です。まあ自分用に作っていますからね。もうどうしようもないですし笑って先に進む事にしました。
まぁこんな感じでハンドル付けたらもう目立ちませんし完成後は殆ど見えなくなります。
シフトレバーの先端なども透明レジンを充填して質感の違いを表現しました。
座席の塗装も終えています。
シートの柄を表現する水転写デカールが入っていましたのでそれを活用しました。
右後部座席などは水転写デカールの皺が入ってしまい、いつもなら貼り付け時に必ずピンと伸ばして定着させるのですがレザーや布の皺っぽい雰囲気が出そうだったので今回は敢えてそのままにしました。