まずはレドーム部分におもりとネオジム磁石を仕込みます。
尻餅対策しつつ、完成後機首部分を磁石で着脱式にする事で輸送や収納時の破損リスクを軽減するためです。
レドーム〜ピトー館までの重量が約1グラムであることを覚えておきます。
今回もスペースが厳しいので板錘ではなくダウンショットシンカーを使います。これは鉛製ですがタングステン製のものを使えばよりコンパクトで重く出来ます。但し価格は跳ね上がります。
アメリカではドロップショットというようです。板錘もダウンショットシンカーも釣具店で手に入ります。板錘に至ってはヨドバシカメラでも注文出来ます。
今回球状のネオジム磁石を使おうかと思ったのですが重量が思ったほどなかったため断念。かなり面白いアイテムなので球状であることを活かした場面で使うことにします。
エポパテは3グラム程練りました。
容積の都合上使い切れませんでしたので実質2.7グラムくらいだと思います。
エポキシパテを詰めました。
胴体との接続部分には8mm径のネオジム磁石を仕込んでいます。
こうなると見えませんがまたレドーム先端にはダウンショットシンカーが先端に入っています。
7.5グラムあります。
キットのパーツは冒頭の写真の通り1グラムですので詰め物の重量は6.5グラムということになります。組立説明書の指示では5グラムとありましたので充分な重さを確保出来ました。
コックピットは塗装〜水転写デカール貼り〜トップコート吹きを終わらせておきました。
今回作る機体はドローンを背負う仕様であることと、その着脱にネオジム磁石を仕込んだりするため念のためにオモリは多めに機体前方に仕込んでおこうと思います。ギリギリ自立するよりもずっしり安定して設置した方が良いと思いますので。
座席の下に仕込むオモリは5グラム。
更にダメ押しとして座席後部にも仕込みました。
7グラム。
これで胴体上下貼り合わせしたいところですが、胴体パーツには特殊な場所にゲート跡が出ますのでそれを処理してからの方が今後の作業がし易くなります。
機体後部と、
エンジンナセル左右共に頂点部分にゲート跡。
胴体下面のパーツも同じような配置でゲート跡があります。
D-21Bドローンは合わせ目消しを終えています。
機体に取り付けるパイロン部分と完成後も着脱出来るような造りに改修したいと思います。
パイロン部分に3mm丸穴を二ヶ所開口し貫通させて穴にHIQパーツ3ミリ径ネオジム磁石をふたつずつ、計4個仕込みました。
エポキシパテで穴を塞いでおきます。
ブラックバード胴体上部パーツ裏にあるガイドに沿って切り出します。赤く着色した箇所がそれにあたります。
その後パイロンに仕込んだネオジム磁石と対になるように8ミリ径のネオジム磁石を二発ずつ二箇所、計4個接着します。固定には二液性エポキシ接着剤を使用しています。私にしてはまぁまぁ段取り良く形にしつつ追加ギミックも仕込めていっているかと思います。という事で今回は以上です。