HGUC バーザム(A.O.Z RE-BOOT版)をつくる。


昨日塗装失敗したスプリンター迷彩を全て落とし塗り直しました。


当初耐水ペーパーで塗装を落としていたのですが、埒が明かんと判断し、


シンナー風呂に漬ける事にしました。
半端に残っていた薄め液を私は使っていますがかれこれ3〜4年使い続けています。ありとあらゆる塗料が溶け込んでドス黒い液体になっていますが問題なく使えます。


ラッカー系で塗装したものはこれでほぼ一発で取れますがシンナーに漬けるわけですから細かいパーツの組み立て等が絡むと破損リスクが高まりますので可能な限りバラして入れるべきです。


こんな調子で密閉し、時折静かに横方向に揺さぶったりしつつ暫く放置。


ほぼ全ての塗料が落ちました。


改めてグレーサフを吹き付け。


そして本体色を塗装。


あと並行して手首もやっておきましょうか、本キットは穴の開いた武器持ち手左右分しか付属しないため、制作開始時の投稿にて「手首をMSハンドに置換する」と宣言しましたが、


これが微妙にBJ部分の径が異なるためまともに取り付け出来ません。とても同じメーカーの商品とは思えない互換性の無さにがっかりました。バンダイには手首に関する諸問題にいつもがっかりさせられます。

なんで新規造形のキットで既存手首パーツとのフィッティングを蔑ろにするのだろうか、と大きな疑念と不満が湧き上がります。

本キットだけの独自規格にするのであれば左右分の平手と左右分の穴の空いていない握り拳を付けるなどしていただきたかったと思います。


左がMSハンド。
右がキット付属の手首。
写真で見ると膨張色なMSハンドのボール状の接続部分が大きそうにさえ見えますが、実際は真逆でそのまま取り付けると重力に負けて全く保持出来ません。


MSハンドはMSハンドで弱点もあり、武器持ち手は基本的に銃持ち手しかありません。

しかし銃持ち手は左右分付属します。これが標準で達成されている手首パーツは単品販売ではこれだけです。

真面目に書くと長くなりますし、当ブログで何度も何度も書いてきましたので今回は割愛しますが、バンダイ製ガンプラ公式手首パーツはどの選択肢を選んでもどこか中途半端且つ結構クリティカルな弱点が必ずあり痛し痒しといった状況が長年続いており決定版の登場が待たれます。

ちなみに写真では綺麗に持てているように見えますが、実際はビームサーベル柄が銃持ち手の合わせ目を押し広げて正面からみると手首パーツがバラけて見えるので銃持ち手側を削る等の加工が必要です。


例えば念願の単品販売が実現したエモーションマニピュレーターにしても、手甲パーツがついていなかったりして片手落ち感が半端なかったりします。

では既存の 1/100 ガンプラの手甲パーツがそのままエモーションマニピュレーターに取り付ける事が出来るのか?と言えば無加工では大抵厳しいのではないでしょうか。

私自身は加工して取り付ける事は出来るとは思いますが、手間である事には変わりなく、 もしかしたら多くのガンプラビルダーにとってはその時点で「ムリムリそれなら付属の手首で満足しときますよ」となってしまうのではないでしょうか。


気を取り直して組んでみました。


上腕のパーツを昨晩ガッチリ組み上げてしまって張らせなかったためここだけ水色なのが気になりますが、それ以外は概ね調和しているのではないでしょうか。


スミ入れもほぼ終わっていますのでここから水転写デカール貼りを行います。という事で今回は以上です。

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